アングリアの提言
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アイテム番号: SCP-CN-001

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-CN-001実体は中華人民共和国の50%以上の土地を覆っているため、財団の有する技術と資源を以てしても、SCP-CN-001実体を有効的に収容する方法はありません。現在の収容プロトコルは主に、SCP-CN-001が引き起こす異常地質活動の全天候型観測及び(もし必要であれば)前述した異常活動の真相を一般民衆に隠匿することに集約されています。収容区域CN-001内に位置する全ての財団中国支部サイトは観測プロトコルSCP-CN-001補遺Aの要求に基づき、これらの観測に必要な機器を配備し、かつ、毎日一回、財団中国最高指揮所へ観測結果を報告してください。もしSCP-CN-001による異常活動を確認した場合、直ちに関連する観測データを最高指揮所経由で財団本部へ提出し、本部の初歩行動指示を待ってください。

説明: SCP-CN-001は、中華人民共和国の地下深度約九千メートル(9km)に潜む、1体(或いは複数固体)の異常生物実体です。オブジェクト発見初期の掘削調査によると、オブジェクト実体の全長は少なくとも████千メートル(km)、その主要部分は██山脈から日本海溝まで蛇行しながら伸びています。その主体部分には多くの大型附属部位(或いはより小型の同族個体)が伸び、不規則に主体から放射しており、実体全体を覆う面積が███平方キロメートルに達しています。SCP-CN-001実体は大型山脈あるいは水脈の下方を選択して潜伏する傾向がありますが、SCP-CN-001の地殻掘削調査はオブジェクト実体を刺激し、活動期に入ることよる震動を促す可能性があるため、これ以上オブジェクト実体へ接近する掘削調査研究の請求は否決されました。

SCP-CN-001付近の地殻構成が、自然或いは人為的な活動により巨大な振動を発生させた時、SCP-CN-001実体は振動を受けたことにより驚かされ、活動期に入ると考えられています。SCP-CN-001の活動期は一回あたり通常三時間から八時間持続し、主な特徴はマグニチュード5-6(まれにマグニチュード7)の有感地震です。この地震は自然のものと表面上区別することはできませんが、地震波は特殊な規則性を有し、適切なFM処理を行うことにより、通常のオーディオとして再生することが可能です。毎回、活動期に発生する波形は異なりますが、これを聞いた者は”低く沈んだ奇妙な音”であると形容します。もし活動期中に刺激を持続して受けなければ、SCP-CN-001は再び不活性状態へ戻りますが、そうでなければ、SCP-CN-001が活動期中にいかなる刺激も受けなくなるまで活動期は絶えず持続します。

理論計算では、もしSCP-CN-001が長期間にわたり活動状態を保持した場合、その活動により引き起こされる頻繁な地質災害は中国の大部分の地区で地殻強度を急速に弱体化させます。最も壊滅的な状況では、その部分の地殻は断裂してマントルへ溶け入り、東北アジア地区でXCクラス未定義シナリオを引き起こす可能性があります。現在、SCP-CN-001の研究方針は、いかにSCP-CN-001を現在の休眠状態に維持するかに焦点が置かれています。 

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