別添付資料_SCP-050-KO
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アイテム番号: SCP-050-KO

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 大韓民国の財団サイト-05に所属する職員の症状と転移した効果に応じて、収容手順をCクラスからAクラスに上げます。

財団本部と地域本部、そして全てのサイトは大韓民国のサイト-05との全ての連絡網を破壊する必要があります。また、サイト-05のサーバーを隔離した後は、本部や他のサイトと正しく連絡ができているように偽装しなければなりません。財団のエージェントは、サイト-05に設置されたCCTVや監視カメラを介してそのサイトを監視する必要があり、許可されたいくらかの職員以外がサイト-05に進入することは禁止されています。

また、タイトルが「SCP-050-KOに関する件」となっているメッセージや関連文書を発見した場合、すぐに上部に報告し流入経路を調査する必要があります。もしサイト-05と関係がないにも関わらず「対象(説明の部分で述べます)」が存在するかのように行動するか、言及している人物が発見された場合、すぐに隔離して射殺しなければなりません。

通信記録050-KO-arcに記載された事案に基づいて、本部のエージェント・█・█・████はサイト-05への進入やそこに所属する職員との接触を行うべきではありません。

説明: SCP-050-KOは、大韓民国のサイト-05にて発生する現象です。

サイト-05に常駐、滞在している人々は、とある人物に強い敵意を見せるようになり、すぐにその人物への「閉め出し」を開始します。この行動は社会でよく見られるいじめ、特に若年層でのいじめと同様の様相を示します。影響を受けた人々が嫌悪する人物は、どこにも存在しない虚像のものです。しかし、影響を受けた人々はその存在しない人物を実在する人間(これ以降「対象」と表記する。実在はしていないが、便宜上任意につける)であると考えます。この対象は大韓民国の国籍を持つ黄色人種の女性であるとされ、平均以下のルックスであると描写します。しかし、対象は実在しないため、対象の詳細な描写は一人一人の違いが激しいものとなっています。インタビューの結果、この対象にはいかなる異常性もないことが確認されましたが、影響を受けた人々は対象をSCPオブジェクトに指定します。エージェント・█・█・████は、このことに対して「SCPオブジェクトであると呼称されるのはただその対象を侮辱したい心理が反映されているだけ」という意見を提示しました。これらの嫌悪の対象は存在しないため、対象を苦しめる行為は実際には行われておらず、対象を物理的に苦しめたことの自慢話はほとんどが嘘です。この現象の影響を受けた人々は、深刻な認知的不協和に苦しんでおり、これを埋めるために自己暗示と集団的な催眠を自身にかけています。暗示と催眠の強度は時間が経過するにつれて強くなっていきます。

サイト-05の職員と接触、交流した人物は常駐、滞在している職員よりも敵意は弱く、直接対象に害をなそうとはしません。代わりに、これらの対象を弾き出す行為を肯定し、傍観者的な立場を取るようになります。

サイト-05で発生する現象の影響を受けた何人かの職員に記憶処理を施しましたが、この試みは失敗し、記憶処理を受けた者は通常の社会生活ができないほどに心理状態が不安定になりました。ただし、この現象に全く影響を受けない人物がいることもエージェント・█・█・████を介して判明しています。このエージェントはサイト-05に█年勤務し、SCP-050-KOに指定される現象の最初の発見者でしたが、この現象の影響を全く受けていませんでした。エージェント・█・█・████を本部に移送し█週間続けて検査を行いましたが、現状で影響を受けた兆候は全く見られませんでした。財団はエージェントの心理検査と来歴の調査によってSCP-050-KOの影響を受けない人物を選り抜くことができるため、現在これらの心理的に安定した人々を選んで、定期的にサイト-05の現場封鎖要員として送り込んでいます。

補遺1: エージェント・█・█ ・████の報告

このメッセージは、緊急回線で送られてきたメッセージです。

To. 本部
Title. サイト-05の緊急宣言

セキュリティクリアランスレベル1、エージェント・█・█・████です。最近サイト-05にて奇妙な現象が発生しています。今、このサイトではとある人物を酷く除け者にしています。末端の清掃員から始まりサイト管理官まで、全ての職員がその人物を差別しています。大韓民国の国籍を持つ██歳の女性に対して行ったことを誇るような話を聞きます、単純な冗談から輪姦まで……サイト-05が犯罪者収容施設に変化したかのようです。これはここ█年間の話です。

そう、█年間ずっとです。しかしその間本部が何の措置を取ることもなく、また被害者が何らかの保護の申請をしないのが不思議でなりませんでした。この質問をすると、サイトの職員たちは不思議そうな目で私を見てくるだけで。なので……私は個人的に調査を開始しました。ここで、財団のセキュリティシステムを何度もハッキングしましたが、サイト-05の職員たちはその人を苦しめることに余念がなく私の行動を捕捉しませんでした。詳細な違反は後で申し上げます。とにかく、私は個人的な調査を開始したのです。サイト-05の職員たちに外見を聞いてモンタージュを作成し、いじめの被害者を救済しようとしたのですが……これらの人々が言うことに違いがあるのです。██歳の女性で不細工であるという証言は同じですが、一部の人は目が細いと言い、またある人は目が過度に大きいと言い、一部の人は背が低いと言い、またある人は背が高いと言い、痩せているだとか、肥満だとか、その他の詳細に関する表現がバラバラでした。この時から何かがおかしいということに気付きました。名前を訊ねるとその人々は本名の代わりにニックネームを答えました。ニックネームは悪口であったので記載はしません。また、身分を騙して全てのサイト内の女性にメッセージを送って質問を行いました。重度のいじめを受けたことがあるかを巧みに問うアンケート調査です。結果、誰もそのようないじめを受けたことはないという答えが出ました。

これは単純ないじめではありません。サイト-05の職員たちは存在しない人物を差別していました。そう、存在しない人物をです。信じてはくれないかと思ってCCTVの記録と私が最近入手した資料をお送り致します。この文書は……SCPオブジェクトの報告書の形式を借りてその人物を迫害する、文書というのも躊躇われる紙屑のようなものです。とりあえず読んでいただいて、私たちの財団に一体何が起こっているのかどうか調査をお願いします。

From. エージェント・█・█・████

添付ファイル[6]

補遺2: エージェント・█・█・████が添付したCCTVの記録

<職員用休憩室>

██:██:██ あるエージェント(以下A)が携帯電話を持って職員用休憩室に入ってくる。
██:██:██ (Aの音声記録)「[罵倒]から奪ってきた。奪ったときに大きな声で泣いてきて大騒ぎになったぜ。」
██:██:██ (Bの音声記録)「(笑い声)よくやった。でも[罵倒]も携帯電話を持ってなきゃ連絡ができないんじゃないか?」
██:██:██ (Cの音声記録)「だったら返すか?」
██:██:██ (Aの音声記録)「裸の写真を持ってこなけりゃ返さないって言ってあるんだよ。」
██:██:██ (Cの音声記録)「[罵倒](笑い声)すげえ性格悪いよ、お前。」
██:██:██ 携帯電話を破壊。

<職員食堂、職員用休憩室で起こったことより少し後のこと>

██:█:██ あるエージェント(以下D)が他のエージェント(以下E)と食事をしている。
██:█:██ (Dの音声記録)「あ、またあの[罵倒]に私の携帯電話が盗まれてる。」
██:█:██ (Eの音声記録)「何?また?」
██:█:██ (Dの音声記録)「私のものを[罵倒]がとるのをよく見るなぁ。」
██:█:██ (Eの音声記録)「いつかあいつを捕まえてこらしめてやったら。」
██:█:██ (Dの音声記録)「人と同じように接してるから調子に乗ってるのかな?」

他のCCTVの記録を調査した結果、Dの失った携帯電話はAが盗んできたものと同じものであった。

<女性更衣室>

█:█:██ DがEと更衣室に入ってくる。
█:█:██ Dが更衣室のキャビネットを開け、その中に塩酸を撒き散らす。
█:█:██ Eは周囲を監視し、Dに合図を送る。
█:█:██ Dはその行為を止めて素早く撤収する。
█:█:██ あるエージェント(以下F)がシャワー室から出てくる。Dが塩酸を撒いたキャビネットはFのものであった。
█:█:██ Fが悲鳴をあげる。
█:█:██ Fは軽い炎症を負ったが、幸い大怪我には繋がらなかった。DとEがFを連れていく。

<医務室>

█:█:█ FがD、Eとともに入ってくる。
█:█:█ (Fの音声記録)「絶対[罵倒]のせいだよ。この間も頭から水をかけてきたし。」
█:█:█ (Dの音声記録)「水もビックリだけど、塩酸まで撒かれたの?」
█:█:█ (Eの音声記録)「本当に[罵倒]ね。」

それ以降、DとEは自分たちがFのキャビネットに塩酸を撒いたことを忘れてしまったようだった。D、E、Fはその後、対象への悪口を言い、時間を過ごした。

<本館ロビーとA棟に繋がる廊下>

██:█:█ エージェント・█・█・████(以下█)がBと歩いている。
██:█:█ (█の音声記録)「先輩、その人って一体誰なんですか?」
██:█:█ (Bの音声記録)「誰って?」
██:█:█ (█の音声記録)「その……[罵倒]……って人……」
██:█:█ (Bの音声記録)「ああ、[罵倒]のこと?誰も何も、お前も見たじゃないか。」
██:█:█ (█の音声記録)「え……私は……」
██:█:█ (Bの音声記録)「まさかあの[罵倒]を庇うってのか?あの途方もなくクソな[罵倒]を?」
██:█:█ (█の音声記録)「いえ、そういうわけでは。ただその正体が気になっただけです。(ぎこちない笑い)」
██:█:█ (Bの音声記録)「俺もそう思うよ、一体どこに目をつけてたらあんなありえない[罵倒]になれるのかね?」

この記録を受け取った直後に、本部はサイト-05のCCTV回線を本部と接続し、直接サイト-05の状況を観察しました。観察を行った職員が満場一致で添付された資料に改竄がないことを確認すると、本部はエージェント・█・█・████をサイト-05より救出しました。

補遺3: エージェント・█・█・████へのインタビュー

概要
このインタビューはエージェント・█・█・████がSCP-050-KOと分類されたサイト-05で発生している現象に影響を受けていないかを確認するインタビューである。加えてエージェント・█・█・████がなぜその現象に影響を受けずに過ごすことができたのかについてもインタビューを行った。

インタビュアー: エージェント・S██・██████(レベル3、以下S)
対象: エージェント・█・█・████(レベル█ - 現在はクリアランスレベル昇格済、以下█)

記録開始

S: エージェント・█、サイト-05を無事に脱出できたこと、まずはおめでとうございます。このインタビューは全て録音されており、もしエージェント・█が必要であるならば、しばらく停止することも可能です。水や何か軽食をお持ちしましょうか?
█: いえ、大丈夫です。
S: 分かりました。必要になったら言ってくださいね。さて、それでは。あなたが調査を行った[罵倒]なる人物について教えていただけますか?
█: その人……いやその人と言っていいのかは分かりませんが、人と呼んでいいのかすら、その……(深呼吸)その「対象」についてお話ししましょう。サイト-05の人々はその対象のことを██歳の女性と言います。国籍は韓国だと。しかし、一致する点はそれだけです。はい。断言しましょう。その対象は存在しません。いないんです、この世にはいないんです!
S: それでは、サイト-05の職員は存在しない人物を憎んでいたというのですか?
█: 信じられないことですが、事実です。彼らは現実を認めていません。自分がその対象を苦しめているという名目の下、お互いの物を盗み、お互いのキャビネットに手酷いイタズラをし、お互いの作成した文書を勝手に破棄するような非現実的な行為をとっているのです。(興奮したような口調)しかし、自分たちがそのようなとんでもない行為を取った後、あまりにも当然のことのように「これは対象の仕業だ」と言うんです。自分がやったことでも構わず「これは対象がやったことだ」と言い、あまりにも平然としています。私は、私は彼らが自分でやったことを見ています、自分でやったことではありませんか。しかし言い訳でもなんでもなく、本当にそう信じているようでした。
S: 落ち着いてください。
█: ……申し訳ありません。
S: 少しきつく言いすぎましたね。しかしこれはそのどん底から抜け出したあなたの心理を気遣ってのものです。それでは、エージェント・█。そのサイトの人物は全員が影響を受けていたのですか?それとも一部だけだったのですか?
█: ……全員です。
S: サイト-05が……
█: 小さなものではありません。本館以外にもA棟とB棟があり、職員が暮らしている部分もあります。オブジェクトクラスがSafeのSCPオブジェクトも収容されていて、そのSCPオブジェクトの文書も管理しています。敵対組織が攻め込んできた際に備えて少しの武器やちょっとした設備もあります。決して小さくないサイト、いえ、大きなサイトです。本部に比べると流石に小さいですが、とにかく大韓民国のサイトの中ではかなり大きな部類でしょう。
S: ところが、その職員の全てがその対象を差別していると?
█: 犯罪行為の対象にするのです。今はまだそんなことはありませんが、いずれその人の嫌がらせの為にSCPオブジェクトが用いられるようになるでしょう。
S: それほどまでに深刻なのですか?
█: 彼らは狂っているんです、エージェント・S。いつだったか、Safeクラスオブジェクトの収容室の前でこそこそと話しながらくすくすと笑っている職員たちに何をしているのか訊ねたところ、そこにその対象を入れる計画を組んでいました。

(2分間の沈黙)

S: その……酷い……ですね。個人的に調査を行っていたと聞きましたが。
█: ……はい、そうです。それに伴う責任は、私が-
S: 今の質問はエージェント・█を追及するものではありません。個人的な調査を行った際に、何か発見できたことはありましたか?奇妙な点についてです。
█: 奇妙な……ですか?
S: 私たちは現在、サイト-05をSCPオブジェクトに指定することを考えています。なので、適切に答えてください。サイト-05において強力な精神影響を及ぼす奇妙な物体を発見していますか?
█: (首を振る)
S: それでは、そのサイトで保管しているSCPオブジェクトで、精神影響を及ぼすものはありますか?
█: いいえ。本当にそのような効果のないSCPオブジェクトばかりです。SCPオブジェクトでなければ有効活用できそうな、そんなものばかりでした。インクが大量に入っているリングだとか、液体を注ぐとモチモチするペットボトルだとか……本当にAnomalousアイテムでも十分なオブジェクトしかありません。(確認の結果、この言葉は真実であった)
S: 分かりました。えーと、それではエージェント・█、あなたが他の人よりも特別なことはありますか?
█: ……え?
S: 質問がおかしかったですね。エージェント・█、あなたがそのサイトの精神影響下より抜け出せた理由が何であるのかという質問です。
█: 分かりません。
S: エージェント・█には申し訳ないですが、私たち本部は暫くエージェント・█について調査をさせていただきました。記録を見ると██歳以降に精神科の治療を受けたことがありますね。
█: (暫く沈黙)
S: 言いにくいものであることは理解しています。
█: 私だけ……あったんですか、その治療の記録が?
S: 少なくとも██歳にその経歴がある人物は、エージェント・█のみですね。
█: ……分かった……そういうことか。
S: はい?
█: インタビューを終了してもらってもいいですか?
S: ……はい、よろしいですよ。

記録終了

その後、財団が調査した結果、エージェント・█・█・████が精神科の治療を受けた理由は軽度なストレス性障害を治療するためでした。[編集済]と[編集済]を介して診療チャートを閲覧したところ、このストレス性障害は12歳から16歳の間に受けたいじめによるものでした。財団はいじめによるストレス性障害を持っているか、治療を受けた職員を中心にサイト-05に派遣し、彼らは見事に任務を遂行しました。

補遺4: 通信記録050-KO-arc

この事案は、サイト-05をSCP-050-KOに指定するための調査責任者である芯██博士(レベル3)が起こしたものです。芯博士はサイト-05の管理官とメッセージを何度もやり取りしていました。この事案により、SCP-050-KOの効果はメッセージを送受信するだけで感染するということが明らかになりました。

<芯██博士がサイト-05へ送信した最後のメッセージ>

To. サイト-05管理官
Title. サイト-05の職員に関して

こんにちは、芯██博士です。

最近のサイト-05の職員の過激な行為について調査を行っている最中です。本部はあなた方を間違っていると考えているようですが、私はそうは思いません。あなたの言葉を聞くと、その職員が間違っていることの方が多いですね。その誤りに対する報復行為をちょっと科さなかったりしただけで、より良い姿を見せようとしないのならそれは仕方ありません。

だから、あなたのせいではなく、その職員の誤りであるのです。

とりあえず言いたいことはそういうことではありません。サイト-05の管理官殿、その職員をSCPオブジェクトに指定してください。精神影響を及ぼすオブジェクトであると考えます。そのサイトで非公式にその職員をSCPオブジェクトと称していることは知っています。サイト管理官殿が公式にその職員をSCPオブジェクトであると認めなさい。そして……おや、ご存じないですか?確実に収容することにより、その職員も自分の行為について反省を行えるでしょうし、とにかく財団におけるSCPオブジェクト指定が意味するところは分かるでしょう。そして財団本部に絶えずそのSCPオブジェクトの破棄を要請してください。退役させろ、これです。せいぜい行いがよくない職員のためにサイト全体を破棄することはありませんからね。ああ、これは私が考え付いた戦略です。SCPオブジェクトを退役させろと催促するメッセージを送信する場合は、タイトルを全て「SCP-050-KOに関する件」で統一しましょう。心理的な攻撃を行いましょう、この言葉で。

サイト管理官殿、サイト-05の全ての職員に着せられた濡れ衣が1日でも早く脱がせられるように努力いたします。

From. 財団本部、芯██博士

ps. そしてその職員ですが、どうやら私たちのサイトに逃げてきたエージェント・█・█・████であると考えられます。物証が見つかった場合はすぐに送り返します。

芯██博士の言葉は嘘であり、その後エージェント・█・█・████はサイト-05の職員より不正なメールを受信しました。本部はエージェント・█・█・████のメールサーバーを移転し、その職員の安全をセキュリティ事項に組み込みました。

<芯██博士が財団本部に送信した最後のメッセージ>

To. 財団本部
Title. サイト-05

芯██博士です。
最新のサイト-05の調査結果を報告します。

単刀直入に言います。そのサイトの研究員は間違ったことは行っていません。はい、エージェントとそこに勤務する各種の職員もです。そして、彼らのいじめの対象は存在しない人物であるそうですね?いくつかの一致した怒りはその共同体の結束を強くします。その職員はダメなヤツですが、その点は評価できます。その職員の誤りのために、そのような行動をとった人々を処罰するですって?とんでもないことです。たった1人のためにその集団の結束を破壊すると、あなた方はそう言っているのですよ。

From. 芯██博士

その後、芯██博士は記憶処理を施され、[データ削除済]。博士は安全に終了されました。

補遺5: その他の通信記録

To. 本部
Title. SCP-050-KOの現場封鎖要員について

█・█・████です。
SCP-050-KOの現場封鎖要員が軽度の鬱病を患ったり、強い憂鬱感を覚えているようです。SCP-050-KOに爆弾を落とせだとか、そのようなことは言うつもりはありません。しかし、この収容プロトコルは何かが間違っています。

SCP-050-KOを収容する現場封鎖要員は全員、過去にいじめを受けた記憶があり、その記憶のために苦しんでいます。その内の何人かは未だにその精神的なトラウマから抜け出せないでいます。暴力の犠牲となった人々を暴力のるつぼとも言える場所に送り込み、彼らの傷を刺激する収容方法は改正する必要があります。財団はかなり丈夫で素晴らしい機械を持っているでしょう?人がこのサイトを封鎖するよりも、そのような機械を用いるのはどうですか?

From. エージェント・█・█・████

To. エージェント・█・█・████
Title. RE: SCP-050-KOの現場封鎖要員について

財団はこの収容方法を変えるつもりはありません。

From. 本部

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