南極の交流ハブ
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威光と気品に包まれた御玉座、彼の地の主、女王の中の女王、六世で在り十四代に成る女帝ユートマイ・ツェン(Utmai Cjen)の名に於いて、朕は帝立超常神秘学術研究所と財団の学者との交換制度を此処に認める。此れは、知識の共有、及び、帝国圏と北方未開域との更なる交流を意図する物である。加えて、提案書及び付属文書に就いても同様に認める。最後に、朕は此の野心的な試みに対して賛意を表する。

帝国の名を以て此れに調印す。第三帝国歴四百八十七年 ライディート(Radeyt) 十日

今、あなたはこう考えているでしょう。「このカノンにつけ加えるものはない。登場人物はそろっているし、筋立てもすでにある。何かしようとしても変に手を入れて台無しにしてしまうだろう」

 心配しないで! なぜなら、財団に派遣された南極人はあなたが見たそれぞれのテイルで取り上げられた人たちだけではないからです。話に出てきたすべての南極人――特に研究所から財団へ派遣された百人の研究者――は多数のサイトのいたるところに配置されています。ところが、ご覧のテイルではサイト-19に滞在している南極人しか取り上げていません。よって、他サイトに滞在する南極人を独自の冒険譚を経験させるために付け加えることはすぐにできます。

 その他にも帝国で研究を行っている財団の研究者について、いろんなことを書くこともできます。帝国への派遣は間違いなく行われているはずですから。

Tale

サイト-19での交流
Last Plane Out of the South by Djoric, Dmatix, Azzleflux, and Zyn
Turn a New Page by Djoric
Collecting by Azzleflux
From On High by Djoric
Impressions by Zyn
Memory of a Memory by Dmatix

帝国へ
On the Other Side of the Coin by Bryx
A Merry Fellow by Ihpkmn

帝国 - 第三帝国は、奇妙で、驚きに満ち、我々が慣れ親しむ世界から非常に異なり、少々の隔たりはあるものの同じ時間に存在しています。それぞれの地方ごとに異なる文化を持っていますが、それらの文化は全市民が属する帝国の文化を下敷きにしています。それは、女帝への崇拝や、彼女に選ばれた従者である「正す者」と「見渡す者」への敬意や、定期的に支払う諸々の租税によるものです。とはいえ、あなたが付け加えたくなった色々な面白い特徴を受け入れる余地はあります。たとえば、巨大な肉食ペンギンに乗っている砂漠奥部の民など。

研究所 - 覚えておくべき重要な点として、研究所は科学よりも人間性に焦点を当てていること、安全であり大衆が知るに値するものであれば公開するということがあります。研究所はしばしば研究所より小さな組織と一緒に研究を行います。そして、多くの交流はその名のもとに研究所のために行われています。

交換対象者の多くは厳密にいうと科学者ではありません。彼らは、歴史家であり、神学者であり、哲学者であり、芸術家であり、「文化人」という包括的な用語で表される様々な影響を与える人々です。帝国からの科学者は総じて我々が親しんでいる厳密な領域(彼は生物学者、彼女は物理学者、などなど)を持っていません。代わりに彼らは様々な分野のとても広範な知識を求めています。

社会階級の扱い方

  • 夏の廷臣(Summer Court) - 一般的な南極人です。現在では、社会的地位の細かいグラデーションが夏の廷臣の中に生まれています。これらは総じて氏族、職業、出身地によって分けられています。出身地は、中央州や首都ルートレル(Rootrel)の者はその他の地域の者より高位に位置づけられます。
  • 黒い廷臣(Black Court) - 黒い廷臣の文化には命に対する無頓着さがあります。このことはしばしば抗争を誘発する要因となります。彼らは典型的な社会階級の枠組みには収まらず、皆を家族として見なし(同時にそう呼称し)ます。正す者や上流階級に属する夏の廷臣にとって黒い廷臣は侮蔑の対象です。
  • 正す者(Menders) - 帝国の偉大な官僚です。ほとんどの正す者が財や領地を所有しない誓いを立てているにもかかわらず、その地位は夏の廷臣の中で上流階級の頂点に位置する者でさえ及びません。正す者は総じて下流階級の者たちに対して憐みか、謙虚さか、冷淡さをもって接します。彼らは、「アクム(Aqum)の祝福」による僅かながらの改変を自身の記憶力と思考の明晰さに対して施しています。すべての正す者は、「フィーストリング(Feastlings)」と「イーザー(Eser)の口」との遭遇を幾度か経験しているでしょう。
  • 見渡す者(Watchers) - 帝国の社会階級の頂点であり、女帝により選ばれた民です。稀有な例外(ラクリゼン(Lucrezen)など)を除いて見渡す者は、公開式典以外で夏や黒の廷臣と交流をせず、通常は正す者と交流をします。そのやり取りのすべては多くの擦弦と撥弦をともなって行われ、見渡す者の大半がこのやり方を作法にのっとり、礼儀をわきまえたものとみなしています。見渡す者は些細ではありますがアクムの祝福による様々な増強を施しています。この増強には、様々な言語への理解力、完全な記憶力、思考の明晰さ、その他に形態による様々なものがあります。
  • 少数階級 - 辺境にはほんのわずかですが少数階級に属する人々がいます。彼らは総じて夏の廷臣より少々低位にあるとみなされていますが、彼らもまた帝国市民としての基本的な正規の権利を有しています。
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