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執筆物リスト

SCP:

  • SCP-2123-JP (レート:51 コメント数:8 作成日:15 Apr 2021 13:19)
  • SCP-1540-JP (レート:14 コメント数:7 作成日:02 Nov 2019 08:45)
  • SCP-1952-JP (レート:7 コメント数:5 作成日:11 Jul 2018 11:02)
  • SCP-1037-JP (レート:157 コメント数:5 作成日:15 Apr 2018 05:13)
  • SCP-793-JP (レート:146 コメント数:4 作成日:14 May 2017 08:28)
  • SCP-1198-JP (レート:182 コメント数:6 作成日:08 Feb 2017 10:23)
  • SCP-894-JP-J (レート:159 コメント数:20 作成日:07 Feb 2017 11:08)
  • SCP-628-JP (レート:56 コメント数:6 作成日:04 Dec 2016 07:08)
  • SCP-497-JP (レート:126 コメント数:23 作成日:02 Aug 2016 11:04)

コメント:

  • SCP-1540-JP - 王子と白雪姫: 前半と後半のバランスがちょっと悪かったかな。私の書く文章は笑っているので、よほど抑制を利かせないとコメディが勝つ。難儀やな。
  • SCP-1952-JP - 我らは父祖の血と犠牲(そして、少しの魔法)によって立つ: 原料ではなく製品が出てくる鉱山。超常世界の住人ではない一般人が財団に勝つというのをやってみたかったんですけど、なかなか難しいですな。
  • SCP-793-JP - 埋葬された初恋の記憶: エモい! リリカル! たまにはこんなのもいいじゃないですか。私の記事には珍しく、邪悪な何かが原因のSCP。
  • SCP-1198-JP - 生乾きのタオル: スッキリとしたエグみを目指した一品。ぜひ、午後のひと時、お気に入りの飲み物を飲みながらお読みください。
  • SCP-894-JP-J - オチていたメモ: 最初はパングロスを出すのが目的だったが、どうせならメモオチ全部を……となってSCP全件チェックという狂気の沙汰をこなし、眼精疲労の末に完成した。過去に戻れるならあの時の自分にやめろと言ってやりたい。
  • SCP-628-JP - アリすのかんさつセット: もともとはタイトルだけを思いつき、それを膨らませたもの。下書きを二転三転した後に出来上がった苦労の塊。もう、二度とタイトルから作品はつくらないよ!
  • SCP-497-JP - 催淫蝉: インタビュー以後はほぼ自動筆記で書き上げた。何かが取り付いていたとしか思えない。

Tale:

コメント:

  • 嘘つき: 前々から98カノンでなんか書きたいなと思ってうだうだ考えてたところに、ちょうど都合よく嘘コンが来て、この設定ならコンテストに出せるなとなったので書いた。だからこれは勢いではなくじっくり書いたtale。しかし、少女鵺とか諸々のあれを全然知らずに勝手に書いているので多分方々の設定と矛盾していると思う。知らん知らん。これはヘッドカノンだ。これがエンターテインメントだ。
  • カノン収穫が最盛期 今年は大豊作: 「お、今年はカノンが豊作だな」と思った勢いで前半部を書いた。「このままだとただのギャグだな」と思った勢いで後半部を書いた。画像探し含めて3時間ぐらいで出来たので、SCPに大事なのは勢いだと思います。このtaleの黒服は、3143のタウム博士みたいな存在です。
  • 菟葵一件: おそらくtale-jpでも屈指の難読タイトル。自分でもイエニレだったかイレニエだったか時々迷う。1600字コンテストに出るために書いたもので、当初、何も考えずに書いたら6000字あったのを削りに削った。私はこのtaleが大好き。
  • ドアは泣いています: リスペクトを込めて。まじめな文章よりも、ふざけた文章のほうが投稿するときに緊張するものです。ちなみに私が一番好きなフレーズは『カフェテリアの外に進入しようとすると強い筋力が発生し』です。

アートワーク:

コメント:

  • バエると思います: カノンを作るよりも某スタグラム風のcssを作る方が時間がかかってしまった。

このSCPがスゴイ!

  • SCP-958 - ビープ将軍: 「なぜなら、ワンダーテインメント博士はおもちゃ職人だからだ」。狂人の論理は常人には計り知れないが、彼らの中では首尾は一貫している。すばらしく狂気を表現できているセリフだと思う。
  • SCP-1307 - 人間削り: 私の中ではSCP・オブ・SCPs。何が起こったかを説明しなくても、場所と機能の説明だけで表現することができるのだ。
  • SCP-2072 - 首相お気に入りの墓地: ミロ・ジュカノビッチ。
  • SCP-2188 - ホアキン・パブロ・イスキエルド・デ・サン・フェリペの人生と時: 31年間もの長きにわたる、成功裏に終わった収容の記録。これをテーマにTaleにするならば、マジックリアリズムになるだろう。"もう、これ以上ここには書けない"。
  • SCP-2430 - 不死身のクローンヒットラー: 「なんというスカムタイトル……これは期待できない」と思わせてからの「記述はしっかりしてるな。アルゼンチン? ブラジルから来た少年か?」、そしてメモを読み進めていくと明かされる驚愕の真実。読者を裏切る構成の見本。
  • SCP-2655 - 三番目のカエル: 理不尽にもほどがある。人為的なのか、そうではないのか? 背景は語られず、ただ状況と被害が積み上がる。

人事ファイル

概要

名前: 南波 主計(ナンバ カズエ)

所属: 財団日本支部管理局財務部予算編成課監査係

人物: 四大卒後、某財団フロント企業に経理として入社。その後、財団本体とフロント企業の不透明な資金のやり取りを発見したため、[データ削除済]。[データ削除済]・[データ削除済]・[データ削除済]と引き換えに、財団本体へと異動されました1

現在のポストは研究費の不正流用・浪費の監査役です。事前予告、もしくは抜き打ちでの監査に、全研究職は協力する努力義務があります2

事務職であるためセキュリティクリアランスは0ですが、監査中は当該研究に対して限定の、必要なだけのセキュリティクリアランスを臨時に発給されます。

南波の行う監査は徹底的であり、研究員の間から過剰であるとの不平が寄せられることが多々あります。

  • 『重箱の隅を楊枝でほじくる』という言葉の、真の意味を知りました――██研究員
  • あの人、レシート一枚見つけるために、サイトの焼却炉を3か月ストップさせたんですよ!?――██研究員
  • 奴は……鬱陶しい……――██博士

監査終了後、レポートは財務部予算編成課へ回され、来期の研究費配分の参考とされます。

さまざまな研究を監査するため、各地のサイトを巡回しています。その都度、そのサイトのカフェテリアなど研究職の集まる場所に、主に財団資産の浪費を戒めるスローガンが書かれた、手製のポスターを掲示しています。


過去に掲示されたスローガンの一部

  • エージェントの前にDクラスを Dクラスの前にドローンを
    • 確かに財団製の高性能ドローンは高価ですが、Dクラスに比べればはるかに安いのです。未知領域の探査には可能な限りドローンを使ってください。――南波
  • 提言はサイト管理者へ
    • 理事やO5の時間も貴重な財団資産です。彼らの時間を奪う前に、まずサイト管理者か上長へ提言してください。――南波
  • コピー用紙は必要十分が用意されています
    • サイト備え付けのコピー機には必要十分なコピー用紙がセットされています。もしも不足したなら、それはあなたが必要以上に使用したからです。不足分はサイトの購買にて自費で購入してください。――南波
  • 追加実験も予算の範囲で
    • 財団にはほぼ無尽蔵といえるほどの莫大な資産があります。しかし、それをあなたが自由にできるわけではありません。提出された研究計画を元に、適切な予算が皆さんに配分されています。新たに実験が必要になったとしても、追加予算の申請には相応の理由が必要です。――南波
  • 論文無き者に予算無し
    • 皆さんがどれほど実験が好きで、精力的に行っているか、それは私も実際に目にしてよく存じています。ですが、どれほど実験をしたとしても、それを適切にペーパーにまとめなければ実績とはならないのです。予算編成には研究者への信頼の厚さも重要ですが、我々事務職にとって、信頼の厚さとはペーパーの厚さのことなのです。――南波
  • 監査はあなたの命を守る
    • 浪費してはならない財団資産には、あなたの命も含まれます。私は倫理委員ではありませんが、監査によって発覚した無謀な研究や実験は委員会に即座に報告しています。特に下級研究員は上司の横暴に従う前に、監査に協力してください。次の生贄は、あなたかもしれないのですから。――南波
  • 人命は貴重な資源 大事に使いきろう!
    • どうしても人的資産が必要な場合は、ためらわず、有意義に使いましょう。――南波

『N/A倉庫』へようこそ

概要

京都近郊の保管サイト-81██は、財団一安全なサイトとして知られている。政治的重要性など欠片もないため敵対組織によるテロとは無縁。保管されているものもNeutralizedされたオブジェクトや、安全を確認されたAnomalousアイテムばかりなため『N/A倉庫』などと呼ばれている。

通常ならば危険と隣り合わせ……というか、危険に向かって真っ先にとびかかっていくのが役目となる財団エージェントも、このサイトにおいてはまったく仕事がない。そのため、エージェントがここに配属されることは最大級の左遷を意味している。

現在、このサイトに配備されている人員は、サイト管理者のV川と、エージェントP田の二人だけとなっている。


保管物

『N/A倉庫』に保管されているオブジェクトを数点ご紹介します。

  • N-██01 - 雪舟の床板 OC: Neutralized
    • 室町時代の画家、雪舟が幼少期、現在の岡山県総社市にある宝福寺にて、自らの涙と足の指を使ってネズミを描いたとされる床板です。記録によれば、描かれたネズミは生きているかのように動き回ったとされています。『生きているかのように見事に描かれた絵であった』『そもそも伝説であり実話ではない』という2種類のカバーストーリーが流布されました。現在では涙の跡も乾いており、ネズミの姿は確認できません。
  • A-██01 - 火鼠の裘 OC: Anomalous
    • 蒐集院の吸収に伴い、財団へ管理が移譲された毛皮のコートです。火にかけても燃えることがありません。ともに保管されている非異常性の由緒書きによれば、右大臣阿倍御主人が、かぐや姫の月への帰還後、ついに手に入れた本物の火鼠の裘であるとのことです。信ぴょう性については不明です。遺伝子解析を行った結果、カピバラ(Hydrochoerus hydrochaeris、和名:オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠))の毛皮であることが判明しました。
  • N-██02 - 牛鬼殺し OC: Neutralized
    • 現在の三重県多気郡大台町に伝わっていた、大木を切るために用いられる、二人挽き鋸です。この鋸には、本来ならば32枚の刃が存在し、最後の32枚目の刃(鬼刃)は当地に存在していた牛鬼と呼ばれる超常実体を挽き殺す、何らかの超常能力を持っていたとされています。現在では、この32枚目の刃のみ欠けた状態となっており、超常能力を持たないことは実証されています。詳しくは『インシデント記録N-██02 牛鬼渕』を参照してください。
  • A-██02 - █屋の丼鉢 OC: Anomalous
    • 牛丼チェーン店『█屋』の丼鉢です。別系列の牛丼チェーン店『██屋』に持ち込み、店員に視認させることで、対象に『この丼鉢に無料で牛丼を装い、提供しなければならない』という強い心理的欲求を発生させます。この丼鉢は███/█/█に、サイト-81██の正面玄関脇に、段ボール箱に梱包されて放置されていたところを発見されました。同梱されていたメモには『間違えました』と書かれていました。
  • N-██03 - 虎のバター OC: Neutralized
    • 4匹の虎が一本のヤシの木を中心にして速度を増しながら互いを追いかけ、最終的にバターに変質したものです。生成過程は明らかに異常であり、なんらかの奇跡論的儀式の関与が疑われますが、バターの成分そのものに異常な点は存在しません。
  • A-██03 - エルヴィラ・ティーガー OC: Anomalous
    • 人型実体。記録の上では1941年生まれのドイツ人女性。外見上は魅力的と呼べる風貌を持ちます。当実体は恋愛関係にあるドイツ人男性に、VI号戦車ティーガーE型の運用法を自然な形で習得させるという異常性を持ちます。2020年現在、その異常性に特段の脅威無しとしてAnomalous分類。N/A倉庫管理者の責任の下、ベルリンにて定期監視下にあります。
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