スーツ姿の木勢研究員
名前: 木勢 継人(きぜ つぐと)
セキュリティレベル: レベル2
職務: 低脅威度Safeクラスオブジェクトの研究、久々津上席研究員の補佐
所在: サイト-81██
人物: 木勢研究員は埼玉県██市出身、生年月日19██/05/██、身長175cmの男性です。真面目で優秀ですが恐怖に対する耐性が極端に低く、あるレジャーランドのホラー施設で「アサリの心臓」と評価を受ける程です。
元々財団で上席研究員として勤務していましたが、19██/08/03から19██/12/23までの間は行方不明になっていました。その間にSCP-████-JPに暴露し、直接間接問わずマネキンとして認識される認識災害を獲得しました。また、同SCiPの影響により、木勢研究員は██kg以上の衝撃を受けた際に硬直してコールドスリープ状態に入り、7分間の心臓マッサージを受けるまで活動を停止します。コールドスリープ状態でショーウィンドウに展示されていたところをSCP-████-JPと共に回収された後、█年の間はSCP-████-JP-Aとして収容されていました。
異常性の脅威度が低いこと、木勢研究員の態度と異常性から収容違反の可能性が低いことおよび木勢研究員の職務遂行能力などから木勢研究員を再び研究員として雇用することが決定しました。ただし、木勢研究員の異常性により緊急事態への対処には一定の不安が伴うため、低脅威度かつSafeクラスのオブジェクトのみ担当が許可されます。
木勢研究員のコールドスリープは財団の技術によるコールドスリープと異なり衝撃以外の外的影響を全く受けず、衝撃を受けるまで永久に状態を保存することが可能です。そのため一部のK-クラスシナリオが発生した際の永久的な記憶媒体としての利用が検討されています。
木勢研究員の持つ異常性のため、サイト外部への外出は禁じられています。木勢研究員がサイト間の移動をする場合は、マクロライン等を利用する必要があります。別サイトへ移動をする場合は久々津上席研究員の同行が必要です。
毎朝、鏡で自分の顔を見て腰を抜かすのは勘弁してほしいですね。心臓マッサージが日課になってしまっているのは正直つらいです。 -██研究員補佐
申し訳ありません。未だに慣れないんですよね。ただでさえ鏡を見るのは苦手なので……。-木勢研究員
木勢研究員と白風研究員およびエージェント・イチの3名が同席する事態は避けてください。エージェント・イチが作成した異常性のないびっくり箱を発端として木勢研究員と白風研究員が起こした騒動により、一時的とはいえサイト-8107を封鎖する羽目になりました。-サイト管理者██
