SCP-JP
SCP-JP | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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SCP-1307-JP | 45 | 1 | 29 Apr 2019 00:21 | 29 Apr 2019 00:35 |
SCP-1306-JP | 30 | 1 | 13 Mar 2019 15:05 | 13 Mar 2019 15:07 |
SCP-1692-JP | 62 | 14 | 22 Sep 2018 08:13 | 29 Sep 2018 16:33 |
※ SCP-1306-JPはDragongirl_Hiyoku氏との共著です。クレジット表記の際は注意してください。
Tale-JP
Tale-JP | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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無二の友人への昔話 | 122 | 2 | 03 Aug 2018 01:59 | 03 Aug 2018 07:17 |
GoIフォーマット-JP
GoIフォーマット-JP | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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UIUファイル: 1999-074 | 37 | 3 | 04 Oct 2019 13:57 | 14 Dec 2019 07:04 |
著者ページ-JP
著者ページ-JP | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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TF2045の著者ページ | 0 | 8 | 29 Oct 2018 13:26 | 30 Oct 2018 06:41 |
SCP
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SCP-4711 | 28 | 1 | 13 Feb 2019 10:16 | 13 Feb 2019 10:17 |
SCP-3502 | 10 | 1 | 28 Oct 2018 13:34 | 28 Oct 2018 13:35 |
SCP-3565 | 13 | 3 | 18 Oct 2018 14:45 | 18 Oct 2018 15:25 |
Tale
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2690年4月9日 | 12 | 1 | 09 Dec 2019 09:00 | 09 Dec 2019 09:10 |
誰がジャミソン研究主任を殺したのか? | 10 | 1 | 16 May 2019 14:23 | 16 May 2019 14:25 |
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UIUファイル: 1997-007 | 7 | 1 | 22 Jun 2019 04:06 | 22 Jun 2019 04:12 |
Author Pages
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Skara Brae | 3 | 1 | 08 Aug 2019 04:13 | 08 Aug 2019 04:19 |
GibberingEloquenceの著者ページ | 2 | 1 | 13 Jul 2019 00:50 | 13 Jul 2019 00:51 |
Dragonnyxxの人事ファイル | 2 | 1 | 12 Jul 2019 14:01 | 12 Jul 2019 14:11 |
ジョージ・ベニングスの人事ファイル | 3 | 1 | 12 Jul 2019 14:01 | 12 Jul 2019 14:11 |
atomicthumbsの著者ページ | 2 | 1 | 12 Jul 2019 14:01 | 12 Jul 2019 14:10 |
共訳
1.SCP-4216 - 犬小屋の中で 共訳者:
2.UIUファイル: 1998-017 共訳者:
処女作。Souryuu0219さんが著者ページで開催していた「Taleチャレンジ」に参加しようと思い、お題を見ていたらすぐにアイデアが(タイトルも含めて)降りてきました。テレキル合金メダル獲得に加え、471-JPの認知度向上への貢献もできたようなので大満足。しかし、まさか処女作の評価がここまで伸びるとは……参加したときは少しも想像してなかったな……
投稿して2か月ほど経ってからZenigataさんの著者ページで471-JPの裏話を知り、一瞬だけ血の気が引いたのは忘れられない。
2作目。初のSCP-JP。
サイトに参加した頃からパキスタンを舞台とした作品を投稿したいと考えていたのですが、当時の私はパキスタンがアジアのどこにあるのか把握できていない状態でした。最初はアフガニスタンの歴史と絡めようとしたのですが、最終的にバングラデシュの独立の歴史を取り入れることに決め、現在の形になりました。無事に+50の高みに到達することができてなにより。いつか異世界の住人視点のTaleを書きたい。
ディスカッションでのネタバレはクールではないとは思うが、ストーリーが伝わらず評価不能な状態に陥る読者も現れるのではと思い、載せることにした。今思えば解釈の楽しみを奪っているともとれるし、本文だけで読み取れるような構成を作ることの放棄&作れなかったことへの開き直りともとれる。そこは反省が必要。
アイテム番号はパキスタンの国際電話番号「92」から。
「悪人」を更生させる異形頭を書きたいと思ったのが始まり。そこに、それ以前からぼんやりと考えていた要注意団体「X9」のアイデアを付け足した。Dragongirl_Hiyoku氏との共著は元々予定していたものではなく、執筆に行き詰っていた私が氏に助けを求めたことが始まり。評価の伸びは予想よりも緩やかだったが、投稿したその日に、推し絵師である
MtKani_666氏に素敵なイラストを描いていただけたことはとても嬉しかった。
アイテム番号は刑事ドラマ「相棒」から。season13の6話のタイトルが「ママ友」なのです。
し-めい【死命】 ①死ぬべきいのち。②死と生命。死ぬか生きるかの急所。「──観」
──を制する 他人の生死の急所をおさえ、その運命を自分の手ににぎる。新村 出編『広辞苑』第7版(岩波書店)より引用
一時期Twitterで流行った「母親が娘の要望に応え、絵本を○○っぽく読む」というネタに便乗し、「SCP財団風浦島太郎」を約10分で考え、ツイートしたのが始まり。頑張って考えた甲斐あってそのフックの強さが評価され、furabbitさんからは「ほんとに記事にできそう」、
Fukami_Youjiさんからは「続きを読んでみたい」というお言葉をいただきました。そこまで言っていただけるなら、やることは明らかでした。
アイテム番号は刑事ドラマ「相棒」から。season13の7話のタイトルは「死命」。
Dr_KasugaiさんのSCP-1710-JPおよび
islandsmasterさんの1998年、初夏の続編。壊された虚構のIfである"1998年"シリーズの3作目。
KanKanさん主催の「信仰コンテスト」参加作品。
UE-1076がもたらした大被害によってショパンを恐れるようになった、ショパン・カルトの"元"信徒のお話。UIUフォーマットは読む/訳す側だったが、まさか書く側になるとは。初めての試みだったため投稿するまで不安が離れなかったが、そこそこ良い評価を頂けたので今は安心している。
dadoを登場させたのは非常に都合が良かったからというのもあるが、最大の理由は友人であるtukisaruさんとの「2019/12/25までにdadoに関する作品を投稿する」という約束を果たすため。これは無事果たされ、dado語の質の高さについてお褒めの言葉をいただいた。
最終更新日: 2019/10/04 記事211 フレーバーテキスト219
奴が十字路を飛び出し、数多の「十字」を作るような未来は阻止しなければならない。
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」と言うが、どうやらそれは星でも同じのようだ。
たった1分だが、あの翼は確かに蘇った。
秩序の崩壊も恥の上塗りも、同時に止める手段はこれしかなかった。
玩具だって子供を殺せる。時には大人でも簡単に。
終わりたい。終わらせたい。そんな思いは傷を増やすだけ。
泡に触れ、包まれ、溶けるように交わる。
頭も胴も、腕も脚もあって、機械仕掛けの心臓もある。ほら、どこからどう見ても人間じゃないか。
唯一の不幸は、世の裏側を知ってしまったことだろうか。
闇の中だからこそ、その輝くような幸運が人々の目に留まった。
反撃できない。する必要もない。何しろ無害だから。
不思議なドアの向こうには素晴らしい世界が広がっている……とは限らない。それでも冒険は出来る。
憎悪や怒りが消えた世界は、どこまでも健全かつ不健全だろう。
これに乗って逃げよう。誰も来ない世界へ。
シーラカンスよりも謎に満ちた、真の"生きた化石"。
カチッ……とボタンが押された。その指で、また命が潰された。
ギャグはトマトの味がする。あるいは血の味が。
兵器よ、常に非情であれ。
あまりにも異常で、あまりにも普通な魚顔。
小さなアイデア1つで、残酷な像は世界を支える存在となった。
傷だらけの猫が眠った。飼い主も一緒に眠った。
寝ても覚めても、目に見えない恐怖が付きまとう。
ムシは出来ない。甘くはない。収容の手間も「チョコっと面倒」どころじゃない。
恐らくはこの星のどこにも、彼の安住の地は存在しないだろう。
共に歩こう。ここではないどこかへ向かいながら、君と話がしたいんだ。
望みは叶えた。さあ、まずは尻拭いから始めてもらおうかサノバ[罵言につき編集済]。
ボクと一緒に、彼らの血と犠牲でテレビの前のキミたちの人生を彩ろう!
時として、生こそが死刑を越えた究極の罰になるのかもしれない。
33秒で散る命。そこに込められた意味とは。
人を殺すのは飢えた鮫か? それを用意した人間か? それとも……?
家庭の中でヒエラルキーの頂点に立ち、溢れそうなほどの愛情を与えられるのは、いつだって1人だけ。
世界をピンクで彩るか、レッドに染めるか。
カメラの中の完全犯罪。その裏側にあるものは。
あれから1900年。「疫病」は再び地上に蔓延った。
闘病生活が終わったら、そりゃあ笑顔にもなるさ。
世界が炎に包まれたとして、あのミサイルはそれを見て何を思うのか。
「ワッフルを作りたい」という思いに愚直なまでに応えた、ある意味では究極の一品。
曖昧となっていく自他の境界を、疑問に思うことさえできない。
平穏を繋ぎとめているのは、いい雰囲気の店と美味しい料理。
彼らはどこまでも職務に忠実である。その内容はどこまでも常識外れだが。
唯一消えずに残されたのは、1人の無能の失態だった。
ラジオから毎日流れるナンバーが、反乱軍を喜ばせたのも昔の話。
帰る場所も、ブレーキも、もう壊されてしまった。
マスクの下から見つめるのは近くの獲物か、あるいはもっと先のことか。
誰よりも穏やかな世界で、誰よりも苦しむ。
素敵な鳥の声に包まれて、都会の喧噪も、日常も忘れてしまう。
暗闇へ向かい、歪な体で犠牲となれ。あの御方のために。
お客様の「安全」が第一……ということだろうか。
財団が財団でなくなった時、全てを終わらせたのも、また財団であった。
ここまでして伝えなければならないメッセージなんて存在するのか?
倫理とか法律みたいな難しいことは考えなくてもいいんだ。だって、ゲームは楽しんだ者が勝ちだから。
クリスマスの夜。いつの間にか置かれていたプレゼントは美味な毒となるか、ただの酒となるか。
ささやかな愛へのお返しは、怒りに満ちたプラズマ線。
グルグルと回るその目で、ドロドロとした秘密を暴き出せ。
近くて遠い世界で、"我々"が成したこと。
信仰と愛情を宿す手が、希望と幸福の種を蒔く。
この広い宇宙には、惑星よりも遥かに大きく、隕石よりも衝撃的な事実が存在した。
会議は踊る。右手の上で、進むことなく。
「絶対に競争に負けないシステム」と「必ず競争に勝つシステム」はイコールではない。
幸せが歩いてきたなら、人々が外に向かって歩く理由なんてないんだね。
底辺には底辺の戦い方がある。今回はそれが偶然、「収容」だっただけだ。
端の見えない虚無の海に、悪人の形をした石が投げ込まれた。
遠い昔を思い描き、高まる鼓動と張り詰める空気。
痩せ我慢の笑顔が錆びて崩れ去る日は、そう遠くないのかもしれない。
死の危険を通して、美味しさと懐かしさをあなたに。
1つの巨大な輪の上で、少女と豚の追いかけっこは永遠に。
注意はしておいた。恨むなら標識をよく見なかった自分を恨め。
肉が乳を飲み、別の肉が肉を孕む。ほら、人間と大差ないじゃないか。
人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。なお、異常な腕も"武器"に含むものとする。
生に満足できないまま、終わらせることも叶わないまま、天上から泥の中へ。
あらゆる波を乗りこなし、あの人の下へ。
ちょっとだけ走ってみよう。この夜に溶け込むように、消えてしまおう。
謎解きに必要なのは洞察力や推理力以上に、事件を解こうとする強い意志である。
人類の法は不条理極まる未知の前には無力であるが、それでも人類に対しては非常に有効である。
顔も世代も文化的背景もわからない相手に優しくする義務なんて、ネットにはないのさ。
何のためにあの扉は存在し、彼らは何のために扉に向かうのか。
種や仕掛けは無かったが、真っ黒な裏側は確かにあった。
この良心の呵責も残酷さも、本能と梅の香が打ち消してくれる。
メシには困らないし、熱にも火にも寒さにも強い究極の防具だな。……見た目さえもう少し良ければ。 - エージェント・██
未練と無念が詰まった、鞄の形の片道切符。
皆が気持ち良く過ごせるため、死人を出さないためにも、マナーは守りましょう。
あまりにも静かで、恐怖も何もない、残酷な終わり。
同じ顔、違う体格、違う精神、繋がる思考。
1度限りの強権の行使は、赤ちゃんが将来流すであろう涙を完璧に拭い去るのだ。
毒と薬は紙一重。これを忘れてはならない。
財団が守るべきは人類の平穏。だが、それ以上に。
柔らかいのはその笑顔だけで十分だったというのに。
ペットを飼うには責任を伴う。アノマリーを飼う場合も同様である。
しがらみを、ブレーキを、チャレンジ精神で殴り倒せ。
全く新しい人生を歩むには、全てを反転させることが最短の道。
『頑固オヤジが生み出した渾身の一杯! この衝撃を平らげられるか!?』 - 実験-254-JP-██で出現したチラシに記載された文章
ラーメンを極めた男の手にかかれば、猛毒でさえも至高の一杯に。
食欲に従え、邪魔者を許すな。目の前の一杯こそ、伝説のラーメンだ。
終わりのない平穏は何よりも残酷であり、何よりも優しい。
"借りる"価値は微塵もないが、"収容する"理由や根拠ならいくらでもある。
自分たち以外をいくらでも犠牲にするような結束など、深く調べる価値はない。
あの赤はスポットライトか、嫉妬の炎か。
廃墟だから猫が住むのか、猫が住むから廃墟なのか。これはその答えの1つ。
さようなら、もう2度と会えないでしょう。さようなら、この世からも、さようなら。
種も仕掛けも……この場合はあった方が良かったのかもしれない。
その涙の意味は愛か感謝か、それとも。
常識外れのアイデアには常識外れの対応を。
煮えたぎる憎悪は舌を焼き、心に火を点ける。
どうかあの星の存在が世間にバレませんように。そして、この願いがあの星に届きませんように。
ヒーローよ、人々のために立ち上がれ。命か意識か地に付ける脚が残っているのなら。
その躍動の真意は分からない。だが我々は、あの数字の意味が揺らがぬように励む他無い。
餅は餅屋。ハンバーガーはハンバーガー屋。
目の前で人類の希望が叶えられようとしていても、財団の為すことは変わらない。
あなたの命を奪う存在は、既にあなたの懐に。
並々ならぬ努力によって美は成り立つ。それこそ血の滲むような、皮膚を削ぎ落とすような努力によって。
警告が続く中、誰が何を完成させたのか。
これは果たして、世間を混乱させてでも続けるべき「思いやり」だろうか?
優しくあり続けることだけが優しさじゃない。
かつては果実で人間が釣れた。あの日は釣り人の骨で財団が釣れた。
ある島国が紡いだ独特な歴史と文化は、今日では数多の観光客と研究者の目を釘付けにしているのです。
禁じられた書は禁じられる運命にある場所へ。
白黒はっきりした過去は、たとえ書き換えられようと灰色にはならない。
まさかこの年になって、ガキの頃に習ったあれを思い出すとは思わなかったよ - エージェント・██
脳よりも先に頭のネジが溶けていたのかもしれない。
素晴らしき声は、素晴らしき世界を作ると信じて。
大好きな料理や欲しい料理を食べられるって、本当に幸せなことだと思うんだ。
責任は普通、前ではなく上が問われるものである。
不死鳥の出来損ないは、太陽にも星にもなれなかった。
白いハトが聖人を産み、守り、神の救いが齎される。いつか再び、そしてこれからも。
子宮より産まれ出でる人類の中にも、母なる海に還ることを望む者がいる。
この世界は、青空は、きっとどこまでも続いている。
扉の向こうの世界は、君をじっと待ち続けている。
「特徴がないのが特徴」なら、それを奪われ続けたものは一体どうなる?
最先端の研究に携わる道は、たとえ病人であろうとも歩むことができる。
飛べば爆発、当たれば爆発、食べてもいつかは爆発さ。
殺伐とした世界におけるユーモアは清涼剤であり、時には武器となる。
土に埋もれた過去を捨て去り、遥かなる宇宙に旅立つ。
知が力となるなら、力をつけると知が増えていくのもあり得ないことではないだろう。
蜜のような甘美さのない、互いの喜びのための「おまじない」。
日常の中の小さな好奇心、ちょっとした悪意、並外れた脅威。
夢の国で夢を見られない無粋な人には、特別な体験をプレゼントするしかないでしょうね。
年を取ったわたしへ、あの時の喜びを贈ろう。
人はいつから、検閲の下が確かな真実であると信じ始めたのだろうか。
その匂いは幸せな家庭ごく普通の巣の証。
イカロスの手は太陽には届かない。太陽の涙も、イカロスには届かない。
評価者の評価は誰が決めるのか。答えは単純、被評価者である。
舞台上の情熱と輝きは、言語や文化の壁を突き抜けて観客を魅了する。
あなたを守ってあげるから、どうか忘れられていくわたしを守って。
笑いは救いにもなるが、逃避の道具にしかならないこともある。
A級がトップなら、ZZZ級はどんな奴なんだ?
迎えが来た。雨、あるいは大波の中から。
誰一人真相を知ることがないまま、偶然が重なった救済は続く。
最後の晩餐を、無い舌で味わえ。
柔らかい肉の下ごしらえのために、細かい指示を出す時代は過ぎ去った。
目の前の海は透き通っているというのに、真実はまるで見えない。
燃えるような恋をした。ああ、次は波風にかき消されませんように。
たっぷり食べて、ぐっすり眠って、しっかり食われて、悩みなんて忘れよう。
深い未練は蜜の味。
今日も生きていることは幸運なのだろう。永遠の別離を壊すことは、それ以上に幸福なのだろう。
回る。廻る。小さな籠に怪異を乗せて。
薄暗い街を彷徨うは、輝く未来への第一歩。
喉元を狙う刃は、気付かぬうちに体内へ。
広がり続ける世界の色を、美を、衝撃を、その脳に叩き込め。
窓が隔てる"向こう側"は、一体どうなっているのだろう。
何も知らない部下ほど扱いやすいものはない。忘れっぽいとなお良い。
理想を乗せた船は海を渡り、世界を越えて、現実を引き離す。
神になろうとする男は、男女の愛を引き裂く疫病神を生み出した。
皆が命懸けで支えてくれるなら、その感謝も、命懸けで。
爆発が全てを吹き飛ばす。爆炎が結末を明るくする。
小さな親切、大きなお世話。ここまでくるとただの迷惑。
素晴らしい道具を手に入れた人間は、しばしば超えてはならないラインを見誤る。
全米の涙に押し流された、ある若者の努力と血涙、そして末路。
忘れられた世界から見えた光は、鳥を酔いから引き戻す。
正常が潰した清浄と、異常が生み出した清浄。
名も無き誰かからの、名を知られない人々への弔い。
叩かれて捻じ曲がった道理を、その手で元に戻すんだ。
クソみたいな世とオサラバするスイッチが、向こうからやって来た。
どれだけ意味不明でも絵面が汚くても、技術者としての意地だけは。
記憶に写る恐怖の象徴は大きく、力強く、静かに迫り来ている。
危機に直面した皆のため、彼は真っ先に逃げだした。
確実に生きて帰れる道は、その絵の先、ただ一つ。
荒天さえも遊び道具に。まさに神の発想。
時には1円だろうと500円だろうと「はした金だ」と笑う精神も肝要である。
あなたの命、そのワンコインに捧げられるほど軽いの?
熱心な激励と凄まじい重圧は、まさに紙一重の差なのである。
演者が真剣でなければ、演劇は面白くならない。
あの蝉と比べたら、素数の謎の多さなどちっぽけなものかもしれない。
改革を望んだ"神"は、舞台裏から全てを導いていく。
演劇も、漫才も、その改革の歴史も、台本という用意された一本道を進んでいく。
決死の覚悟は誰にも伝わらず、時に恨みを買うだろう。故に、彼らは薄幸と言える。
時代の潮流に乗れない石頭は沈みゆくのみ。
海より深い無念が、底の無い恨みが、心を静かに押し潰す。
もう時代は変わってしまった。お前もすっかり老いてしまった。
歪められ、忘れられ、勝手に殺され、今も生きている。
終わってしまった物語を次代へ託して、手に入れたのは、現実と苦悩。
SCP-CN
役に立たない、もしくは使いどころがないなら使わない。そんな当たり前のことを守れなかったばかりに。
SCP-KO
獅子眼前の兎、獅子を食らう。
倫理観を取り払えばこんな代物も……ほら、もう怖くない。
SCP-RU
真実は突然に、高速で、時折強い信念と共に伝えられる。
SCP-FR
大海に挑む人間たちに、荒波の洗礼を。
トラブルメーカーに限って、場所を選ばず現れる。
そんなつもりじゃなかったとしても、面白いものは面白い。
理不尽な目に遭って死んでいく死刑囚はいないカモしれないが……
度が過ぎる強烈な個性が煙たがられるのは、料理も同じである。
人とは、組織とは脆いものだ。ほんの僅かな悪意や情報が、全てを壊してしまうこともある。
彼女たちは若くして真実を知った。自らが育った世界について、魔法の如き存在の実在について。
GoIフォーマット
ハーマン・フラーの不気味サーカス
EN
ハーマン・フラー主催: 炎に晒されし男
眩き炎が招いたのは、永遠の孤独だけではなかった。
誰かが笑うとき、笑われるものが常に存在する。
マナによる慈善財団
日本生類創研第四寄贈品
美食とビジネスは海を越え、数多の命を弄ぶ。
サメ殴りセンター
SPC-489-JP
世界の守護者とサメの殴打者。相容れないはずの組織の邂逅。
もはや、殴ることでしか世界は守れない。
連邦捜査局(FBI)異常事件課(UIU)
UIUファイル: 1948-019
何も洗い流されてはいない。救われてもいない。あるのはただ、予定より早い終わりだけである。
世話し続けて癒し癒され。だけど話だけはどうしても一方的で。
あの網の目を潜り抜けるには、目も手もあまりに大きすぎた。
ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ
生き物プロフィール: サンプソン!
渦中の犬も奇妙な事件の真実も、彼らから見れば未だにぼやけている。
日本生類創研
が-B-0134"ファーテリティ・ダウンフォール施術"販売カタログ
生命を支配する力を知った人間の、なんと醜いことか。
誰が何のために繁栄を目指すのか。何のために新しい命が産まれるのか。
フナムシたちをどう育てるかはお客様次第。掃除屋か、壊し屋か、それとも……
その他/小規模な要注意団体
Sho-Hei project 公式webサイト 共同開発計画
生み出せ技術を。創れ明日を。どこまでも純粋に。
名前: 原井はらい 兼続かねつぐ
セキュリティクリアランスレベル: 1
所在: サイト-81██
職務: サイト全域の設備の点検。非異常性の災害、収容違反や要注意団体の襲撃などで損壊した施設の修復。
人物: 原井作業員は身長177cm、体重██kg、40代男性です。元々は民間の設備会社[編集済]に勤務していましたが、20██年に財団フロント企業に転職し、後に財団に雇用されました。
勤務時間中は熱心に業務を遂行しており、「とにかく真面目」「無表情で近寄りがたい」と評される一方、休憩や休暇中の性格は、一転して「陽気」「表情豊か」「馴れ馴れしい」「胡散臭い」ものになります。また、奇抜な振る舞いが増え、口調がくだけたものに変化し、一人称も変化することが確認されています。
面識のない僕に手品で出した缶コーヒーを渡してきたときはビックリしましたよ。 -███研究員
んー、奢りたい気分だったので。手品は自分の気まぐれ。 -原井作業員
いくらお遊びが好きな私でも、仕事の話になったら真面目に対応するので大目に見てくださいな。良い物が良い物であり続けるために頑張るのが私のお仕事ですから。 -原井作業員
「真面目な対応」って当然のことですよね? -神藤技師
愛ちゃん目つき怖っ……まあ、そりゃそうですよねー…… -原井作業員
交流記録
やあどうも三歳さん。私作業員の原井です。[自分を指差して]こっちは「この前卵サラダパンあげて喜ばれたけど、今考えると行動が不審者のそれだよなあ」って気づいて反省してるオッサン。 -原井作業員
いえいえ! 嬉しかったんでそんなに気にしないでください! -三歳研究員
アタシ特撮は怪獣よりもライダーや戦隊の方が好みなんですよね……すみません…… -原井作業員
語り合うことができなくても布教はできるじゃないか! 試しに鑑賞会に来るかい!? 損はさせないぞ~! -不条博士
ワーオ……休暇潰れそう…… -原井作業員
泥濘さんとフクロウ、何というか凄く良い画ですね。見ていて楽しいです。見物料払いたいし絵に描きたいくらい。 -原井作業員
えーと……リラックスしてるのをじっくり見物されるのはちょっと…… -泥濘研究員
名前: 神藤しんどう 愛あい
セキュリティクリアランスレベル: 2
所在: サイト-81██
職務: オブジェクトの調査に用いる撮影機器、ドローン、人工知能などの開発および修復。
人物: 神藤技師は身長161cm、体重██kg、20代女性です。両親は共に日本人ですが、外見、骨格などはコーカソイド系女性のものに類似しています。両親および本人はこの理由について「まったく分からない」と回答しています。その他の特徴として、口元は食事中などを除いてマスクやマフラーなどで隠しており、衣服は肌を隠すものを頻繁に着用しています。
性格は温和ですが、同僚や知人に愚痴をこぼすことが多く、時折口調がやや荒いものになります。特に同サイトに勤務する原井作業員に対しては顕著です。趣味はドローン空撮ですが、それで培った技術を元に特定の職員の継続した監視を試みることがあります。この対象となるのは、神藤技師が強く警戒している相手とされています。
パッと見は敬語しか使わなさそうなのに。 -原井作業員
そうですか? 話は変わりますけど愚痴の6割が誰のせいかこの場で言ってやろうかオッサン。 -神藤技師
聞かなくても分かりますよって。きっと私でしょ。 -原井作業員
あー……もう……分かってんならハイテンションもほどほどにしてくださいよ? -神藤技師
ほれ、ご注文の服のお届けだ。明日の休暇、楽しんでこい。 -彌田博士
ありがとうございまーす!! うひゃあ……すっごく可愛い…… -神藤技師
やっぱり今回も「日本暮らしが滅茶苦茶長い外国人」設定でお出かけか? -彌田博士
ええ、今回もそれです。面倒ですけど違和感減るんで。 -神藤技師
交流記録
目には目を。激写には激写を。ということで、徹夜しながら草陰さんを徹底的に監視する策を編み出しました。撮る側が撮られちゃ文屋の名折れ。これで安心して生活できます。 -神藤技師
ふっふっふ~、それがハッタリと気づかれていないとお思いで? こっちは「そんな準備してない」って知ってるんですよ! -草陰文屋
なっ!? これは昨日の……まさかこの時点で撮られていたなんて……不覚…… -神藤技師
刈遠博士は悪戯者と聞いています。というわけで博士を監視して弱みを握ることで被害を未然に防ごうと思います。どうかご協力をお願いします。 -神藤技師
それで悪戯が減ればいいのですが……しかし随分と回りくどい方法ですね…… -形図研究補佐
いい手札が手に入りそうなら多少の苦労は。 -神藤技師
神藤さん、良かったら俺と付き合い…… -鳥丸研究補助員(現在のPoI-10109)
[鳥丸研究補助員の発言を遮り]ごめんなさい、顔面にドローン投げつけられたくなきゃちょっと黙れ。 -神藤技師
名前: 彌田やた 勇一郎ゆういちろう
セキュリティクリアランスレベル: 3
所在: サイト-81██
職務: Safe、Euclidクラスオブジェクトの研究、管理。
人物: 彌田博士は身長170cm、体重71kg、やや肥満体型の50代男性です。レザージャケットやジーンズを着用していることが多いです。
財団に雇用される以前は装身具のコレクターとして知られており、██点のAnomalousアイテムを所有していました。2█歳の時に財団はこれらのアイテムと購入記録を纏めたノートを押収しましたが、独自に異常性の研究を行っていたこと、その内容が極めて正確であることから勾留後に下級研究員として雇用され、4█歳の時に現在の地位に昇進しました。
コレクションは止めていないぞ。楽しいから仕方がない。 -彌田博士
性格は「厳格で几帳面」「物に優しい」と評されており、道具の手入れを行っている姿が頻繁に見られます。一方で装身具の話には目が無く、自分で購入できそうにない場合は知人や休暇が近い職員に購入を依頼することも少なくありません。
今じゃ慣れましたが、最初は知らない番号からかかって来てビックリしましたよ。出てみたら妙に慌てててちょっと怖かったです。 -志島事務員
あの時はな……うん。焦っていた。すまない…… -彌田博士
交流記録
もしお時間があれば、海王星の服飾文化についてご教授いただきたく。 -彌田博士
構いませんよ。では近いうちに11次元魔方陣でもしながらゆっくりと。 -濃霧院博士
カワウソ用のリボンとかは……流石に無いよな。いや、そこは首輪とかか……? -彌田博士
な、何を考えているんですか……? -川獺丸従業員
あのなあ。世の中広いけど、ワイにゼクシィの調達頼んだのは博士が初めてやで。 -犬島購買員
若い子に何度も買わせるなんて酷い真似したくないんですよ。ご理解を。 -彌田博士
目の前の"若い子"は無視かいな。まあええけど。 -犬島購買員
名前: 志島しじま 糸喜しき
セキュリティクリアランスレベル: 1
所在: サイト-81██
職務: 書類作成。備品、消耗品の管理。施設へのアナウンス。福利厚生業務。
人物: 志島事務員は身長166cm、体重██kgの30代女性です。エンターテインメントを好んでおり、同じ趣味を持つ職員、特に原井作業員と会話する光景が頻繁に目撃されている他、よく他の職員の相談に乗ったり要望に応じてダンスや手品を披露する様子が見られています。その理由に関して、「他人が笑っているのを見るのが好きだから」と答えています。
原井さんと話して飽きたことはないですね。あんなに会話が弾む人って滅多にいないですよ。ちょっと変な人かなとは思いますが…… -志島事務員
ちなみに私の手品は全部志島さんから教わったものです。 -原井作業員
志島事務員は先述したエンターテインメントを好む職員のコミュニティに参加しており、サイト-81██で定期的に開催される交流会に参加しています。なお、交流会でダンス等が披露される場合、ほぼ必ず原井作業員が照明や音響、神藤技師が撮影協力を行っています。
アタシもエンターテインメントは好きですからねえ。見ているだけでもいいですが、どうしても残しておきたくなるんですよね。 -原井作業員
ちなみに衣装とかは彌田さんに協力してもらっています。買い物のお礼ってことで。 -志島事務員
なんやかんやで世話になってるからな。嬢ちゃんも撮影お疲れ様。 -彌田博士
原井さんといい彌田さんといい……もうちょっとマシな呼び方ないんですか? ちょっとは親しみ感じますけど…… -神藤技師
交流記録
今まで何度もパフォーマンスを披露してきましたが、ステアリン酸が観客というのは初めてで緊張しました…… -志島事務員
うん……薄々ですがそうコメントする気はしてましたよ…… -捨亜研究員
んー……ナタリアさんとも一緒に笑いあいたいんですけど、お酒と煙草はあんまり…… -志島事務員
仮にあなたが酒豪でヘビースモーカーだったとしても、一緒に踊ることはできませんよ。私には体力がないので。 -Kuznechov連絡担当員
角宇野さんと一緒にやるとすれば……フォークダンスか連弾なんてピッタリですね。くっついていられるから、やっている間は孤独とは無縁ってところがオススメです。 -志島事務員
ならいつかご一緒したいですね。忘れていなければ。 -角宇野記録官
良い場所ですよねえ、ここは。 - 不明
[4.71秒間の発声] - Dr_███████
やっぱりそう思いますか。やはりあなたとは気が合う。 - 炭素系生命体
[6.1秒間の発声。所々で途切れている] - ███████博士
ああ、確かに。それでは早速。[シャッター音] - ヒト
[5秒間の僅かにくぐもった音声] - ████博士
ええ、良い写真。気に入りましたよ。 - 人間男性
[不明瞭な音声] - █博士
良いですね。じゃあこれをこうして……こう……はい、これで良し。ご査収ください。 - アジア系と推測される男性
██████████。██████。 - ███████████████████
そうしてくれたら嬉しいです。私も、このことは決して忘れません。 - アジア系かつ█0代と推測される男性
[機械音と推測される音声] - [閲覧に必要な条件を満たしていません]
ちょっとやめてくださいよ。縁起でもない。 - 財団職員
[ノイズ混じりの音声] - [データ破損]
ああ……もしそうなったら……果たして私は生きていけるのか…… - █████
[激しいノイズ] - [エラー]
ああ、いや、違いますね。そうじゃない。恐らくは。何もかも違う。 - ██ ██
[記録失敗] - [データ削除済]
あなたの傍にいたのが私でも、遺されて悩み苦しむのは、きっと私ではないんだろうな……って考えてしまった。それだけですよ……ただ単に。 - 原井 兼続