ボブルの舞台裏
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 やあ、みんな、ハロー。

 おっと、起き上がらないで! でも、その銃は下ろしてね、そんなもの無意味だからさ。ボクは実在してないんだよ、どうやって撃ち殺すつもりなのさ? さあ。わかるかい、そんなことをするよりよっぽどいいだろう? テレビの前のお友達にあいさつするんだ。そう……笑顔でね。はい、よく出来ました。

 驚いているようだね、博士。きみはボクの大騒ぎにいただろう? きみのやり方は好きだったんだ。きみは倒れて、いま起きたところだ! でも、本当に恥ずかしいのは、ボクを入れてしまったことだよ。いいカウチだね。起きちゃダメだよ。ボクは家にいるみたいにくつろぐからさ。どんなお話しをしようか、博士? ああ、いや、ボクは別に復讐に燃えて仕返しに来たってわけじゃないんだ。ボクは怒ってるわけじゃないんだけど……テレビの前のみんなもそうだといいね。だって、きみはすっごく身勝手で、ボクを子どもたちの前から連れ去ってしまったんだから。

 あのころ、ちょっと怒りんぼになっちゃったことは、ボクも認めざるを得ないかな。ご心配なく、新しい視聴者と一緒に戻ってきたからね。きみはボクを何度も子どもたちの前に連れて行ったよね。きみを化け物と呼ぶ人もいる! ボクじゃないよ。ボクは裁かない。ボクはフェアだ。

 ハハ、何を書いてるんだい? 悪いけどこれはインタビュー番組じゃないんだよ博士。 そんなものはゴミ箱にポイだ。そう、結局、すべてはゴミ箱行きなのさ。きみの貴重なインタビューも、子供たちの小さな心も。ボクのトリックさえもいくつかポイしなけりゃならなかった。うん、そう。ぼくはここしばらくひどいことをしてなかったよね。銃を下ろしなって。

 小さなことから始めようと思ったんだ。おバカな原始人がまず火の使い方から覚えたようにね。あのころから子どもたちには時間がなかったから、ボクのほうが進んだ。スキンウォーカー(訳注: ネイティブの謎めいた呪術師)の十八番だけど、いいアイディアだった。子どもたちは夜になるとボクの噂話をして、大人たちだってボクについて話したんだ。ボクはなにもしなくてよかったんだよ!

 でも、きみはもっと賢くやらなくちゃならなかった。そうだろう? 突然、色んな迷信が広まり始めて、ボクには助ける子どもたちがいなかったし、両親も……うん、きみはすぐに見つけちゃうだろう。でも、ボクが残した小さいなにかがある。子どもたちの頭の中に入って、ゆがませちゃう人気のキャラクター。ボクがいってるのは、もちろん、ピエロのボブルのこと。ああ、そんな不機嫌にならないで。

 笑って、笑って。きみはテレビに出てるんだからさ!

20██年██月██日時点で、SCP-993は放送をやめたものと見られる。

20██年██月██日時点で、SCP-993は通常の放送を再開した。Euclidへの指定変更が検討されている。

エピソードタイトル 内容
'おかえり、ボブル!' 舞台は█████博士のオフィスのように見えます。ボブルが部屋に現れると、█████博士は驚いた表情を見せ、それから視聴者に向かって笑いかけます。それからボブルと█████博士は15分程度会話しているように見えますが、内容は聞き取れません。15分後、█████博士は拳銃をボブルに向けて、発砲したが何の効果もありませんでした。それからボブルは、大きな肉切り包丁で█████博士の手足を順番に切り刻み、鼻や耳をそぎ落としました。█████博士は三分間に渡ってうごめいていたのですが、その後、スタッフロールが始まりました。遺憾ながら、█████博士はこのエピソードが放送される前日に消息を絶っています。
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