カモミレーの提言
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アイテム番号: SCP-001-KO

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 現在、SCP-001-KOの存在は確実な証明はされません。しかし、SCP-001-KOの及ぼす影響は、財団内部だけでなく、外部に対しても大きな混乱を引き起こすことが可能です。現在、完全にこれらを隠蔽する手段は確立されていません。したがって、この事実が広まり混乱させることを防ぐ作業が特別収容プロトコルとしての代替となります。また、SCP-001-KOの影響は、財団外部でも発生することから、これに影響を受けた人物を選別し、確保を行える確実な手段を議論しています。

毎月1日15時から16時までの間、Dクラスを含むすべての職員に、この文書の公開された部分を閲覧可能にします。以降該当する職員は17時までに各サイト管理者に、自身がSCP-001-KOを経験しているということを報告させるようにします。サイト管理者は報告した者の名前、職員クラス、セキュリティクリアランスレベル、そしてその者が記憶している文書をO5-6に対して公開されたメールで送信します。追加調査の実行後、これらが事実であると判明した場合はSCP-001-KO-1と指定されます。状況によっては、サイトの異動手続きも申請されます。

説明: SCP-001-KOが現存していることが確実であれば、出来る限り早急に破壊する必要がなかったことにしなければなりません。現在、選別された少数の職員により、この方法にまつわる研究が進められています。

SCP-001-KOは一種の伝染しない異常現象のひとつであり、一部の人間にのみ現象として発生し、これをSCP-001-KO-1と呼称します。SCP-001-KO-1は、将来的に自身に何が発生するかについての断片的な記憶や、自身の死に関係する記憶などが繰り返し認識されることにより混乱状態に陥ります。これは、自身の視点で目にした記憶として浮かぶことで、恐怖心や不安感などの感情が増幅されます。

O5-██の要求により、SCP-001-KO-1以外の人物こよるこの報告書の閲覧はここまでに制限されています。もし自身がSCP-001-KOを経験していると感じた場合は、上記の特別収容プロトコルに従って行動してください。

補遺:

SCP-001-KO-1のO5のみ閲覧可能

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