シュヴァルツ博士の提言-V9病原体
rating: -4+x

アイテム番号: SCP-001-DE

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-001-DEは北緯██°█'██"西経███°█'██"の南極大陸ノイシュヴァーベンラント地方にあり、211号基地は同じ位置に存在します。1946年██月██日以来SCP-001-DEはもはや完全に封じ込められないため、際限なく拡大しています。211号基地の周囲300㎞を、鳥たちのまれな巣作りを理由に自然保護地区として閉鎖され、周知させます。故にSCP-001-DEの拡大を止めることはなく1年ごとに1.45㎞拡大し、立入禁止区域は毎年この拡大に適応させなければなりません。SCP-001-DE自身はただ表面的に広まるのではなく、氷の深層にも普及しており、二週間ごとに現在の状態を捜査するために地質調査を行わなければなりません。

研究施設 アルファ-001-██は1990年██月██日に立入禁止区域の最外域に移動式研究施設として建造されました。そこで財団研究員は研究、居住し、並びに数人の機動部隊も配置されます。Dクラス職員の暴動には機動部隊による殺害をともなう武力行使が許可されています。基地にはモニター、防御システムの制御装置があり、エリア全体を監視しています。立入禁止区域は人感センサーと毎日の遊覧飛行によって安全性を確保します。人感センサーは2週間ごとに動作確認を行います。

211号基地はDクラス職員の職場兼住居として用いられます。この施設は病原体の汚染が最小限に引き留められるように改造されています。施設内には生物部門C12として知られる、設備の整った実験室があり、その中でDクラス職員は財団研究員のために実験の準備を行います。もしも基地から試験や検査のために離れる必要があるならば、指示された防護服を身につけなければなりません。この防護服は短時間病原体から保護する効果があります。211号基地で使用されるDクラス職員は生物学者としての基礎訓練を受けなければなりません(‘‘Dクラス研究職員訓練生‘‘を参照)。当該Dクラス職員は監視カメラ、自動射撃システムを介して財団研究員からの要請全てに従わなければなりません。Dクラス職員が従順的ではない事例では当該職員を終了し、関係しているDクラス研究員に前もって警告されなければなりません。死亡したDクラス職員の除去は8日おきに訓練を受けていないDクラス職員にのみ許可されます。

211号基地での全データ及び報告は削除、もしくは黒く塗りつぶされていました。そのため財団職員は最高機密保持を義務付けられています。211号基地と研究施設 アルファ-001-██の保護のため、全ての陰謀説は維持されなければなりません。

説明: SCP-001-DEは多剤耐性を持つ地球外生命体である病原体です。SCP-001-DEは1938年██月██日に発生した天体衝突によって地球上に到達しました。(事件-001-██参照)。この超病原体は大腸菌と一種の類似点を有しています。1SCP-001-DEがどのように増殖するかは、前例のない性質によりこの病原体が発生するための培地を必要としないため、いまだに不明確です。感染は直接病原体に接触するか、溶液によって発生します。この場合、溶液による感染が効果的であることが判明しました。人への感染は2日の潜伏期後に発症する強力な伝染病となります。人間間での感染危険性は皮膚の直接接触による体液からの伝染です。SCP-001-DEはいかなる既知の治療法に対して免疫があります。アルコール、塩素、オゾンによる地上における化学的な病原体駆除は数十年来の拡大の後ではもはや不可能です。例外に人工物としての機器と実験室はその限りではありません。SCP-001-DEのわずかな汚染にさらされた場合は、消毒手段を用いることで殺菌できます。SCP-001-DEは現在、直接101.5㎞、奥行き1.2㎞に達する地帯に存在し、汚染地区としてみなします。この汚染拡大がどの程度の間隔で作用するかは、拡大の過程が外見的、無作為に進展するため、確定には至っていません。SCP-001-DEは0℃から-35℃に対する防寒性を有しています。通常の細菌は上記の温度にさらされれば静止状態に陥ります。SCP-001-DEが液状の水との接触が起こることは絶対に阻止されなければなりません。水の接触が確立されると、病原体はもはや抑えることは不可能です。水中の病原体は急速な増殖が可能であり、この事例が起こった場合、数日以内に海洋を汚染します。これまでにSCP-001-DEの水中での拡大を抑制するための効果がある方法は開発されていません。████年に算出された日時で病原体が海水に達する事態は、地球上の全生命体の消滅につながります。

SCP-001-DEは感染者の全身に制御不可能な細胞分裂を引き起こします。時間とともに細胞がより予測不能な変異を行う間、感染から3日後で身体は大きな腫瘍を形成し始めます。6日後には感染者の頭部と胴体部に深刻な悪影響を及ぼす変化が現れ始めます。この段階では当該人物はひどい苦痛を知覚しますが、この状態でも会話と身体活動は可能です。8日目に奇妙な四肢のような異常な触手を、たいていの場合頭部に発生することがあります。この変化の後、感染者は2日間のみ生存可能です。死体の中の病原体は、宿主の死後でも高い伝染性を有します。感染した死体は実験のために必要でなければ、即時火葬されなければなりません。一部の感染者は例外として通常よりも早く死亡することがあります。

補遺: 防護服は着用することで一定時間SCP-001-DEに対して耐性を付与するのみです。防護服が病原体とより長い間接触した場合、病原体は防護服を貫通することに成功します。SCP-001-DEがどのように貫通に成功するかは、これまでのところ部分的にのみ調査されています。実地試験001-01-09[アクセス拒否]を参照してください。


以下の事件記録は1938年██月28日に研究施設 アルファ-001-██と生物部門C12による訓練を受けたDクラス研究職員が回収した隕石落下の情報について記されています。暗証番号を入力してください。


以下の事件"ハイジャンプ作戦"と1938-1946年のノイシュヴァーベンラントについての真の報告です。全ての歴史上の記録はSCP-001-DEの実存を保つための秘匿工作として用いられます。閲覧にはセキュリティクリアランスレベル4の職員にのみ限られます。

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