文書-1005-01478
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通知: 新しくSCP-1005に配置となった職員への参考資料を含む略式の試験記録です。正式な文書や関連する音声/映像記録は記録保管庫で利用可能です。


試験 1005-04: 過湿度
研究者: █████博士
試験記録:
一日の投与計画量を超過する多量の水を経口摂取によりSCP-1005に与えた。2リットル与えた時点で、対象の表面に流れ落ちやシミが生じ始めた。4リットル与えた時点で、対象は「重い」感じがすることを報告し、動きが緩慢で鈍いものとなった。対象が直立維持や物体の扱いに困難を生じ始めたため、5リットル与えた時点で投与方法をスプレーによる噴霧へと変更した。結合状態の完全喪失の危惧のため、試験は6.2リットルの投与で中止となった。
メモ: 回復のための時間が与えられ小規模な復元の支援が承認された際、SCP-1005は経験したこと全てが『不快であり』、『考えが鈍くなった』ということを説明した。


試験 1005-05: 脱水
研究者: █████博士
試験記録:
SCP-1005は相対湿度1パーセント以下・室温摂氏43度である実験チェンバーへ連行され、追加の光源と直接の加熱灯のもとに配置された。対象は『不快である』ことを主張し、その後さらなる脱水によって約30分後に動かなくなったことが記録されている。水分の補給により対象は問題なく復活した。
メモ: 対象は動けなくなった後に『意識を失い』、水分を補給された際に取り戻したということを延べた。このことから、意識というものを理解しているという事が伺える。


試験 1005-09: 生体解剖
研究者: █████博士、研究補佐員████████
試験記録:
SCP-1005は検査室へと連行され、テーブルの上に横たわり施術の間動かないでいることを求められた。彫刻用具の使用により、研究員はSCP-1005の内部構造の詳細な検査を行った。多くの臓器は外見的に存在するものの機能していなかった。特に腸管は極めて簡略化されており、多くの小さな臓器(盲腸など)や腺は見られず、脳は外見こそ表現されているものの中身は固体の塊だった。加えて、対象の『血流』は非常に薄められた懸濁液状の塗料が流れているものであり、胃に直接通じていた。これによってSCP-1005の水分量が全体的にほぼ均一であることの理由が説明できる。
メモ: SCP-1005は検査の間を通して『意識があった』。対象は痛みがあることを報告しておらず、『不快』だったことのみを述べており、全ての体の部分がまだ付いていることに完全に気がついていた。『脳』への検査は思考や能力になんら影響を与えなかった。概して言えば、内部構造は写実的な医学的描写よりも人間の体を簡素で芸術的に表現であり、実際に機能しているのは血管システムと食道/胃のみである。

追記: 試験 1005-09の映像記録は文書TL-1005-V13より参照できます。


試験 1005-13: 共感性の試験
研究者: █████博士
試験記録:
1名のD-クラス職員(D-13904)が、電気椅子に類似した外見を持つが実際には機能しない装置に拘束された。SCP-1005が案内され、ボタンを押すように指示された。試験の目的のため、SCP-1005にはボタンを押すと強い苦痛を伴うが非致死性である電気ショックがD-13904に与えられるという旨が説明された。SCP-1005は丁寧に拒否しました。手順に従わない場合SCP-1005が解雇されるという旨で脅迫したところ、SCP-1005はためらう態度を見せた。D-13904が『頼むよ、俺を殺させないでくれ!』と嘆願したことが記録され、SCP-1005がD-13904に対して自身の『戸惑い』を謝罪した後ボタンを押した。D-13904は拘束を解かれ保安職員によって部屋から連行された。
メモ: 試験後、SCP-1005はなぜD-13904に電気ショックが与えられなかったのかということを尋ねた。Dr. █████は試験がSCP-1005の反応を試したものであり実際に傷つける目的ではなかったことを説明した。SCP-1005は生きた人を傷つけるつもりはなかったと安心した旨を述べた。表現から、真の共感性というよりは『プログラムに逆らうおそれがある』という判断によるものであると思われ、このことからSCP-1005は芸術・娯楽を追求して設計されたものであると見られる。


試験 1005-16: 生体構造の組み替え
研究者: █████博士、研究補佐員████████
試験記録:
彫刻用具と塗料を用いて、新たな目の追加・右腕の切除・左腕下側への右腕の再接続・腹部への鼻の追加など、SCP-1005の多くの身体構造の改変が行われた。SCP-1005はすべての経験について『極めて不快であり混乱する』ことを報告したが、追加された器官や再接続された四肢は完全に機能することが判明した。男性器は他の表面に比べて極めて感覚が鈍く、何の反応も見せなかった。
メモ: 実験後、SCP-1005は元の状態に戻された。SCP-1005は同様の実験が再度行われないよう丁寧に要求した。

追記: 研究補佐員████████は試験中、SCP-1005の衣服を切除し『真の男の体』を与えることを繰り返し提案しました。SCP-1005は丁寧に断り、研究補佐員████████は職業倫理に反するレベルのSCP-1005への愛着を見せたために懲戒の後解任されまいた。

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