添付資料177-FR No.1
評価: +2+x
Nemo4.png

プロトコル ピューヴルにより無力化された、SCP-177-FRのミーム的効果を有さない版。5つの主要な画像式ミーム的トリガーにはぼかしが加えられている。

添付資料177-FR No.1

以下のテクストは、非短縮版のSCP-177-FR実例の過半数に印刷されている文章の転記です。SCP-177-FRの対象となった個人に、「ネモ・アンド・ノーチラス」と称する要注意団体へのコンタクトを可能にする連絡先と指示は検閲により削除されています。

これを読んでいる君へ、君が誰であろうとも

もしも君がこれを読んでいるのなら、君は現在、かつてないほど危険な組織で働いているということだ。平穏という気位の高いその旗印、想像しうる限り最も奇怪で恐ろしい事物から、可能な限り民間人を保護しようという宿願の裏に、君たち財団は巨大な欺瞞を隠している。君はまだ気付いていないが、今しも財団は、自ら守ろうと努めていた当のその人間に、破滅をもたらす原因となっている。

財団は、規律と手続きが内部部品に相当する、大掛かりな機械の如しだ。この途方もない発明はしかし、あらゆる機械と同様に、年を経るうちに機能に狂いを生じてしまった。その歯車は歪曲し、そのメカニズムは錆び付いて、財団を統御していた規律は、今や財団を倫理の淵へと駆り立てている最中である。

しかしそれでも、なおこの機械は動き続ける。仮借なくそして冷酷に。相も変わらず、古びて軋む歯車の中へ、なおも多くの無辜の人々を捕らえながら。無数の市民が、自覚もないまま捕らわれる。数多くの職員が、人々の幸福に貢献しているなどという幻想と共に捕らえられる。君も捕らわれてしまっているし、かつては私も捕らわれていた。私は君が感じていることを正確に知っている。そしていつの日か、君が多大な信頼を置き、人生の時の多くを捧げたその機械は、いざ君の番が来ようものなら、君のことを打ちのめしてのけることだろう。

私は、主要部分を損ねることなく、この機構を解体する時計職人である。

私はこの機械を分析して、その欠陥を見出した。この手紙は、君たち財団の歯車の間に潜り込み、内からそれを開放すべく私が行使する手段の一つである。

その船を放棄するのに遅すぎるということはない。もしこのメッセージが君の目を開かせたならば、████ ██████ ██ █████████ ██ ████████████ ██████ ████████ ██ ██ █████ ████████ ████ ████ ██████ ████████████████-███ ████。この場所で、新たな指令を一通り君に授けよう。私は喜んで君を我々の仲間に数え入れるつもりだ。

仮に君がいつものように、理性の声に耳を傾けることを拒否するというのなら、この手紙が君の元に届いた瞬間から、君たちが常に人々の目から隠そうとしてきた全てのものの、段階的だが避けえぬ崩壊の意図せぬ素因となったことをこれから思い知るといい。せいぜい楽しんで貰うとしよう。

かつての守り人であった君たちよ、私は君たちを蘇らせるために来た。時代遅れとなった君たちの残骸よ、私はそれを沈めてしまうために来た。

君たちはもはや確保していない、もはや収容していない、もはや保護してなどいない。

君たちの時代は過ぎ去った。

- ネモ・アンド・ノーチラス

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。