神山博士の人事ファイル
742964597_99c4a82efb_z.jpg
SCP-███-JPの曝露実験中の神山博士。撮影からおよそ2分後に[編集済]

名前: 神山 響蔵 平蔵 尚蔵 啓蔵 政蔵 孝蔵 才蔵 謙蔵 九蔵 朔蔵 徳蔵 端蔵 黒蔵 元蔵 栄蔵 ベーブ蔵 権蔵 白蔵 弾蔵

セキュリティレベル: 3(文書または施設へのアクセス時のみ有効)

職務: 実験の監督代行 各収容手順や実験手順への助言 実験結果への評価 オブジェクトクラス再分類議論への忠言 Anomalousアイテムの定期確認

所在: サイト-81██

人物: [データ削除済]から派遣され財団職員となる前の神山博士の経歴は機密として扱われています。閲覧は日本支部理事とO5のみが可能となっており、許可無く神山博士の前歴を調査することは叱責の対象となりえます。

全ての神山博士は主にグレーのスーツを好み、白衣を嫌う真面目で誠実な日本人男性です。年齢は自称31歳、身長は17█cm、体重は57.7kgをキープする痩躯です。普段は温和で紳士的な口調と穏やかな性格で他者に接しますが、明確な侮辱を受けた時、または不快な出来事に遭遇したときは慇懃無礼な態度と非常に回りくどい罵倒で臨みます。身体能力はごく平凡ですが、豊富かつ広範に渡る知識と経験を有しています。ほとんどが役に立ちませんが。

神山博士は、少なくとも18回の死亡が確認されています。しかし神山博士の死亡から█時間後に、必ず「神山博士の一卵性の兄弟」と名乗る人物がサイト-81██に現れます。「神山博士の兄弟」は名前以外の全てのデータが前任の神山博士と一致します。記憶、経験、知識、振る舞い、性格、身体的性質、全てが前任の神山博士と同一のものです。兄弟の事に言及しても、全ての神山博士は「ただの一卵生の兄弟ですよ。サンドイッチいります?」とはぐらかします。
「神山博士の兄弟」は「兄/弟の『いざとなったら仕事を引き継いで欲しい。仕事の内容はこうこうこうである』との遺言に従い、参りました」と理由を説明した後、完璧に前任の神山博士の業務を引き継ぎます。そのような遺言を探し出そうとした一部の有志職員の努力は徒労に終わり、それぞれ叱責を受けています。この遺言が情報の漏洩であるとの指摘は、遺言そのものが新たな神山博士の就任以外の現象を全く引き起こしておらず、その危険性も認められないとの論によって財団日本支部理事会が却下済みです。

俺は諦めんぞ。あんたが何者だろうと知ったこっちゃない。あんたは異常なんだよ。 ──エージェント・██

また、「神山博士の兄弟」がサイト-81██に姿を現してから20分後に、一部の有志職員が死体安置所にある前任の神山博士の遺体を確認した所、通常では考えられない速度で腐敗が進行していたことが報告され、それぞれが叱責を受けています。

諦めないと言ったはずだ。死体安置所の鍵を盗んだのも、やり過ぎだとは思わない。 ──エージェント・██

神山博士は健常な感受性を有していますが、こと自身の兄弟の死や自らの死には殆ど拘りを持っていないように感じられます。しかし、ケース███-██事故の際には情報の取得を焦ることなく実験中止を宣言したことから、人命そのものを軽視している訳では無い事は明らかです。

あんたに命を救われた事と、あんたが異常でも危険でもないって事の証明は、全く別の話だ。 ──エージェント・██

もうやめましょう、██さん。私は出来る限り懸命に働く。財団はそんな私を利用する。それでいいじゃありませんか。これまであなたへの咎めが叱責で済んでいたのは、あなたの詮索行為が単なる無駄以外の何ものでも無い事を上層部は知っているからです。なにせ、ただの兄弟ですもの。 ──神山博士

神山博士の業務に関する注意:

神山博士には、業務上独自の意思のみで何らかの強制力のある決定を下す事が許されていません。
神山博士に割り当てられている日常的業務はAnomalousアイテムの定期確認のみであり、他の業務に関してはそれぞれの責任者から依頼を受ける形で行われます。
神山博士が行える事は、徹底して助言、忠告、評価という強制力を持たない諸発言と、実験責任者から依頼があった時のみ行える実験代行または実験補助です。このうち実験代行のみが、「実験責任者の了解の下で監督権を一時委任される」という形で強制力のある決定が可能となります。
その他の業務が例外的に行われる場合でも、可能な限り他者に対して強制力を持つような権限を与えないようお願いします。彼の知識と経験と判断力──特筆すべきは危険な業務に於ける判断力の高さ──が適切に扱われる事を我々は望みます。

サイト-81██人事部

人手不足の時には、とても助かってます。これで実験に対する承認権もあればありがたいんですけどね。 ──████博士

博士レベルの人材を臨時の実験助手として顎で使えるのは気持ちいいね。明確に彼を侮辱しなきゃいいんだ。 ──██研究補佐
  俺は寧ろ罪悪感を覚えたぞ。不満もたれずに、格下職員からの命令をこなしてるのを見ちまうとなぁ・・・ エージェント・保井

彼に不満は無いんだろうかね? 殆どの権限を封じられて、普段からやれるのはAnomalousアイテムの定期確認だけ。自分の能力を生かす業務を行うには依頼を待たねばならず、その業務の中でも誰かにこき使われたり身代わり同然にさせられたりだ。 ──██博士
  ありませんよ。 ──神山博士

注意: 財団は神山博士を「無限の人的資源」とは考えていません。また、彼が不死身だとも考えていません。神山博士の「御兄弟」が有限である事は、常に考慮されるべきです。彼は、決して軽率な試みで死なせていいような人材では無いのです。彼に関する異常性は一切無いというのが財団の公式見解です。

私も私の兄弟達も別に気にしないのですが、規律の問題だというのならば、黙っておきましょう。 ──神山博士


関係したSCPオブジェクト一覧:

SCP-JP:

SCP-JP-J:


こいつはTales:

Tales-JP:

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。