この一家に一つ欲しいリンゴジュース自動生成物体見ながら、少し思いついたのでジョークネタ程度に二次創作ポイします。酒のつまみにでもしてください。ただジュース絞り出すだけのシュールさの裏で、オブジェクトの過剰に知性的な印象が薄気悪い(いい意味で)ので自分もUpv.しました。
【SCP-115-JPの一部施設維持への、SCP-950-JP導入検証実験への使用要請書】
下記事由の為、当該職員の許可を願います。
概要:SCP-115-JPの一部設備維持に消耗品の『エネルギー補給カートリッジ』が使用されており、ランニングコスト削減の一案としてSCP-950-JPの生成物を代替利用する事が挙げられています。過去の、工学的実験の結果とから、SCP-950-JPの活性化に用いる液(以下原料液とする)の組成を変える事により、生成物中のグルコースの含有比及び濃度を操作可能で、生成物中には抗生物質や酵素等のタンパク質を含まず、生成物回収率と反応温度及び圧力に相関はなく広いレンジで一定を保ち、加えて原料液の衛生状態には左右されずに生成物は長期間に渡り無菌状態を維持できる事が判明しています。
エネルギー補給カートリッジの主成分はグルコースで、工業用のグレードは比較的安価ではあるが、特定思考発生装置への負荷低減を考慮して医療用のハイグレード・グルコースが指定されており、既存維持コスト費の約8割はこの安定供給とパッケージング(衛生維持)に割かれ財政圧迫一端となっています。
予備実験950-██-██で得られた該当生成物のグレードは指定された基準値を満たし、エネルギー補給カートリッジの代替品として有用で、安定供給の面でも上記実験結果より問題はないと思われます。生成物の濃度及び成分の自動調製後、これを代替のエネルギー補給液としてパイプラインにて輸送し、原料液調達から供給までをオートメーション化することで安定且つ低コストで設備維持が可能であり、更に設備設置にかかる初期投資費は半年程で採算に合います。
SCP-950-JPの知性に付随する思考がSCP-115-JPへ曝露される危険性を鑑みて、SCP-950-JPを常駐させる補給液の製造設備を、SCP-115-JPの保管されたサイト-81██内の標準物品収容室から指定距離以上を隔して設置することでこのリスクを回避することができます。
以下に導入検証実験に関する詳細を示します。[省略]