機動部隊事後報告:1264-D-2
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機動部隊事後報告1264-D-2

関連SCP: SCP-1264
関連機動部隊: 機動部隊 タウ-11
日付: 1999年5月11日
場所: ハワイ、カウアイ島沿岸北15km地点

前文: クルーズ船がSCP-1264の攻撃を受けたため交戦が許可。機動部隊タウ-11 ("缶切り") がペガサス級水中翼ミサイル艇5隻 (PHM-7からPHM-11)、ジュリエット級潜水艦 (CMS-3) とともに海兵隊第09司令部から当該地域へ派遣。CMS-3は民間人を危険に晒すことのないようPHM即応艦隊からのP-500ミサイル発射命令まで待機。PHM隊到着時、当該クルーズ船は砲撃を受け、左舷数カ所の破損から浸水。SCP-1264-Aは右舷側の大型開口部から海上の生存者に対し投網を展開。


[13:01] SCP-1264-Aが生存者を収容しようと試みる際、機動部隊タウ-11のPHM隊はSCP-1264と交戦。PHM-7およびPHM-9は艦列を離脱しSCP-1264-Aに76mm砲を直接射撃。SCP-1264-Aは右舷船体にPHM-7およびPHM-9から砲撃を受け抑止さる。

[13:03] PHM-8、PHM-10およびPHM-11は距離750mからハープーンミサイルをSCP-1264船尾へ向け直射。SCP-1264に命中し舵の2ヶ所に被害。

[13:04] SCP-1264は急速に沈降する直前、左舷側全砲塔が船体9時方向へ90度旋回。爾後水面下で爆発し浮漂破片の痕跡が西へ向かって消える。PHM-7およびPHM-9が捜索。この間、CMS-3はSCP-1264-1と無線通信を行う (補遺参照)。

[13:10] PHM3隻の背後から、SCP-1264の一部が再浮上、左舷側砲塔のみが露出する。SCP-1264はPHMの左舷船体に直射できる位置にある。左舷砲群の144mm砲のうち6門がPHM3隻へ向けて砲撃、有効打となる。PHM-7はCMS-3へSCP-1264から民間人のいないことを連絡。これを受けCMS-3はP-500ミサイル2発をSCP-1264に照準し発射。

[13:11] SCP-1264は転覆したクルーズ船へ接近開始し露出したビルジキールへ向け距離わずか175mから410mm砲2門で砲撃。クルーズ船は爆発四散。爾後SCP-1264は浮遊する残骸の中を航行。P-500ミサイルのアクティブレーダーはSCP-1264と残骸を識別できず目標を喪失。

[13:13] SCP-1264はPHM-7およびPHM-9に対しMk14魚雷を発射。SCP-1264は乗客を生け捕りにした網を回収し2秒間で潜行。PHM両艦は問題なく魚雷を回避。爾後CMS-3は海兵隊第09司令部からSCP-1264の探知および追跡命令を受ける。残されたPHMは網を回避し海上に残された生存者の収容を試みる。この時点で215体のうち19体のみ回収。

[15:10] CMS-3は交戦地の北東66kmでSCP-1264をロスト。


補遺: 事件時、13:06-13:10間にCMS-3はSCP-1264-1と極超長波 (ELF) 無線通信による交信を行った。以下は最初の潜行後のオペレータとSCP-1264-1との音声の書き起こし原稿である。

  • SCP-1264-1: (低いぼこぼこという雑音)
  • CMS-3: アンノウンへ、貴艦は再浮上せよ、さもなくば撃沈す。復唱どうぞ。
  • SCP-1264-1: (ぼこぼこという音が続く)
  • CMS-3: アンノウンへ、再浮上せよ、さもなくば撃沈す。復唱どうぞ。
  • SCP-1264-1: (ぼこぼこという音が止み、低い音声が聞こえる) …シシシンニュウシャ…シタガッテホシイカ…. (ぼこぼこという音) …リョウカイ…
  • CMS-3: アンノウンへ、再浮上まで2分猶予を与える。これは最後通告である。復唱どうぞ。
  • SCP-1264-1: (ぼこぼこという音) …リョウカイ… (以降2分間ぼこぼこという音が続く)
  • CMS-3: アンノウンへ、応答せよ。
  • SCP-1264-1: (後方で大きな衝撃音) …サササイフジョウ…ヨウイ…

この時点で、SCP-1264は再浮上しPHM3隻を破壊した。

  • SCP-1264-1: …ワレトトモニ…シズメ… (沈黙)

事後報告: 生存者は聴取を受けた後クラス-B記憶処理を施し米海軍に引き渡された。クルーズ船がエンジンの炎上事故の後沈没し、乗員のほとんどが死亡したというカバーストーリーがメディアを通じて発表された。市民の嫌疑を避けるため偽装した事故調査も開始された。

1999年6月8日、インド洋にてSCP-1264が漁船により撮影されたと報告された。写真は押収され事件1264-D-2の際に与えたダメージは修復されていると判明。後に機動部隊タウ-11に対する航空支援増強、重武装化、および戦略拠点におけるパッシブソナー・ブイ設置のための追加支出が承認された。

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