対話記録-214
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インタビュー対象: SCP-214

インタビュアー: ██████研究員

前書: SCP-214の起源を確認するための最初のインタビュー

<記録開始>

██████研究員: 図書館で何があったのか、もう一度話してくれないかしら。

SCP-214: 図書館、愛しの我が家よ。定期刊行物陳列区画に居たことはあるかい?実に素敵な場所だ、目録中に張られた、露を帯びた知識の蜘蛛の巣でぴかぴかのね。

██████研究員: 我が家?形而上的な意味なの、それとも実際にそこに住むつもりだったの?あなたの住所は[編集済]と記録されているわ。

SCP-214: 私はいつもそこに居た。今もそこに居る。我が家とはつまり図書館のあるところなのさ。そしてこれが今では我が家だ、違うかい?だから今はこれが図書館だ。これもいい場所になる、私が全てを編成すればね。

██████研究員: 図書館以前のことは覚えてる?あなたの名前は?なぜ図書館へ送られたのかは覚えている?

SCP-214: おお、私の名はSCP-214、だろ?他のいくつもの文書にそう記録され保管されている。君たちの仕事は大いに尊敬しているよ。君たちはここにたくさんの美しいものを所持している。

██████研究員: ええ、それがあなたの識別名ね。それが何なのか分かる?

SCP-214: 識別名、他と区別するための名前だね。ああ、知っているよ。君自身のはどうだい?

██████研究員: もちろん、██████よ、でも私は質問に答える側じゃない。あなたが図書館に到着して、発見されるまでの間に何があったのか、覚えている?

SCP-214: ほんとかい?以前アリシアだって言ったじゃないか。時として人は自分を見失う、君にそんなことが起きてほしくはないな。君自身を知ることは君自身のためになる。何が起きたのか?図書館でいつも起きていることさ。知識が交換されたんだ。

██████研究員: アリシア?何、違うわ。あなた話を反らそうとしてる。図書館で何の知識が交換されたの?誰と?記録には██人の人たちがある種の同調儀式に参加していたとあるけど、私たちが到着したときそこに居たのはあなただけだった。ほかの人たちに何があったの、214?

SCP-214: もう言ったよ。知識が交換された。すべては情報であり、収蔵され整頓される。圧縮もされる、必要ならね。

██████研究員: どこへ収蔵されたの?回復チームが到着したとき建物内には他に誰の痕跡もなかった、けどあなたは包まれていた[長い空白]未知のサンプルに。

SCP-214: おおアリシア、そんな狭い見かたで物事を見ていたのかい。質問が拙いよ。君はそれがどこかもう知っている。図書館の中さ。誰もいなくなってなんかいない。

██████研究員: だからそんな名前じゃ……図書館は徹底的に調べたわ。中に居たのはあなただけ。DNAの痕跡すら拾えなかったのよ、誰か、あるいは何かがきれいにふき取ってしまって。図書館で何があったのか話して。17人の人たちに何があったのか、T……214?

SCP-214: まだ領域の地図をこんがらがしているね、アリシア。悪い癖だ。彼らは図書館に目録入りし、収蔵され、番号づけられて整頓されたんだよ。

██████研究員: あなた……建物のことを言ってるのじゃないわね?図書館の話をするとき?

SCP-214: お見事。私たちは称賛に値する目的のために働いている。収容、確保、保護。整理、測定、教化。君は実に聡明だ、アリシア。さあ、あともうちょっとだ。

██████研究員: あなたは……私に図書館を見せることができる?

SCP-214: もちろん。

<記録終了>

終わりに: ██████研究員 はインタビュー後SCP-214の格納室内で発見され、[編集済]から銀色の流体を漏出していました。

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