超常現象記録-JP
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前記:
これらの超常現象に関する記録は日本国内・国外での、財団が関わったおかしな出来事です。財団の隠蔽工作チームが送られ、市民からこれらの証拠を隠しました。
—エージェント・カナヘビ



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著者: Kiri-Kiri-Kiri-Kiri-

概要紹介: 和歌山県██市の住宅街において、身長約180cmの人型実体が、近くの██小学校から下校中だった当時4年生の児童2人を拳銃とみられる銃器で殺害し、同じく4年生の児童1人に重傷を負わせました。当該実体はその後、現場付近を徘徊中に住人の通報を受け駆け付けた財団と関わりのない一般の警察官によって射殺されました。当該実体の死体と凶器は、射殺後消失しました。
発生日時: 2019/9/7 4:20~4:50
場所: 和歌山県 ██市 ███町 █-██-██
追跡調査措置: 死亡した児童の家族へはカバーストーリー ”交通事故” を適用し、目撃した住人には、クラスA記憶処理を行いました。
重傷を負った児童や駆け付けた警察官へ財団が行ったインタビューで、当該実体の着用していた上着に ”マーク” が描かれていたことが分かりました。児童と警察官は、クラスB記憶処理を受けたうえで解放されました。
その後、財団が当該事案の地域や被害を受けた児童を調査しましたが、異常性は発見されませんでした。



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著者: Dr_KasugaiDr_Kasugai

概要紹介: 様々な施設の屋内に設置されていた監視カメラ計21台が、建物の外側を密集して歩いていく、多数の人の脚を映した。いずれの事例においても、腰より上の部位は画面内に入らず、靴やズボンなどの着用はない素足の状態であった。

特筆すべき点として、実体群の歩いていく方向を矢印として表すと、特定のエリアに収束することが挙げられた。およそ40分後、エリア内の複数名の住民から「怒号と多数の足音がする」という通報が寄せられた。

警察による調査の結果、高橋治郎さん (67)、高橋ヨシエさん (65)、高橋弘樹さん (35)、高橋朱里さん (35)、高橋美紀ちゃん (12)、高橋賢也くん (9) が自宅で死亡しているのが発見された。死因は全身に渡っての内臓損傷や骨折に伴う失血性ショックであった。いずれの遺体にも踏みつけられたような痕跡があり、少量の山土が付着していた。

警察の聞き取りによれば、高橋一家が他者から恨みを買うようなことは考えられないという。

発生日時: 2016年8月16日
場所: 和歌山県██市
追跡調査措置: サイト-81KKの未詳怪異調査セクション・形式セクションにより調査が行われたが、原因は判明しなかった。特事警察との合同で事件の詳細は隠蔽され、強盗致傷事件をカバーストーリーとして簡易的な報道が実施された。事件から8年が経過したが、本事象の再発は確認されていない。
追記 [緊急]: 2024/2/2、大阪府██市で類似事象が進行中。予想されるエリア内からの一般市民の避難計画がサイト-81KK 内部管理セクションに提出された。状況は追って追記される。



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著者: MitanMitan

概要紹介: ██県██町が地域おこしイベントとして主催した████フェスタで行われた、インフレータブルタイプの恐竜を模した着ぐるみを着用して参加する競走("ティラノサウルスレース")において体高約1.9m、全長約4.1mの形態的にティラノサウルス類に類似した獣脚類と考えられる生物が主催テント側に放置されていた予備の着ぐるみの中から出現しレースに参加し、優勝しました。当該存在は他者に危害を加えることなくレース終了後は付近を徘徊しており、表彰式で金メダルと景品の商品券を受領した後に消失しました。なお、出現から消失に至るまで全ての目撃者は当該事案の異常性を認知していませんでした。
発生日時: 2023/8/19 13:30~14:00頃
場所: ██県██町████ ████運動公園
追跡調査措置: 全ての映像、画像等を押収し、当該存在に関する情報は抹消または改竄されました。また全ての目撃者に対してはBクラス記憶処理が施されました。同様の異常現象発生に備え、監視継続中です。
追記: 当該存在はレース終了後から表彰式が行われるまでの数十分の間に、他の参加者により唐揚げ、チョコバナナ、綿飴を提供され消費していたことが判明しており、消化機能などの生理機能は獣脚類から逸脱している可能性が高いと推測されています。



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著者: MrDrYTisgodMrDrYTisgod

概要紹介: 千葉県船橋市飯山満町において、当時中学生または高校生の実子を持ち、かつ発生日時にその実子の付近にいた全女性が実子に対し「私は人間ではなく宇宙人である」という旨の発言をしました。後の調査においても、暴露者同士が何らかの示し合わせをしたという情報や「宇宙人」の告白を同時多発的に行わせるに足るような噂の流布は確認されませんでした。
発生日時: 2023/8/1 17:00
場所: 千葉県船橋市飯山満町
追跡調査措置: 複数種の地球外生命体への確認や暴露者の一部の生体解剖などが行われましたが、手がかりとなるような情報は見つかりませんでした。
カバーストーリー「町ぐるみのドッキリ企画」が流布され、またそれを受容するように地域一帯に軽微な記憶処理が行われました。



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著者: eagle-yukieagle-yuki

概要紹介: 埼玉県所沢市内に存在した3~6歳の児童全員が、「くらげさん」と呼称される存在を上空に認識しました。当現象が発生してから3分後、「くらげさん」を認識した児童の内16名が急速に浮上を始め、地上から約500mに達した瞬間に消失しました。
発生日時: 2001/03/28 15:32~15:35
場所: 埼玉県所沢市
追跡調査措置: 広範囲への記憶処理剤の散布・カバーストーリー「雲」「アドバルーン」「気球」の流布といった対応が実施されました。消失した児童に関しては死亡したものとされ、個別にカバーストーリーが流布されました。また、「くらげさん」と呼称される存在に関して財団は調査を実施しましたが、特筆すべき情報は得られませんでした。
追記: 「くらげさん」という呼称を使用した児童の中には、一般的な生物としての「クラゲ」の知識を有していなかった児童も含まれていたことが判明しています。



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著者: SealBaby-VSealBaby-V

概要紹介: サイト-81██内の職員全員が立ち止まり、██博士のいる方向に首を異常な角度に回転させ、その方向を凝視しました。30秒後、首は正常な方向へ戻り職員たちは通常業務へと戻りました。
発生日時: ████/██/██
場所: サイト-81██全域
追跡調査措置: 職員に対しインタビューを行いましたが、全員その時の記憶がないと証言しました。██博士に対してもインタビューを行いましたがその時間は通常通りの業務を行っていただけで、特別な行動は何もしていなかったと証言しました。



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概要紹介: プロレスリング█████の興行にて行われたシングルマッチで、覆面レスラーではない████選手の顔の表皮を██選手が剥いだ。その後、████選手が顔を両手で隠してうずくまる中、██選手に対してマスク剥ぎによる反則負けが宣告された。
発生日時: 2019/8/21 20:16
場所: 東京都文京区 後楽園ホール
追跡調査措置: 公式記録上では「██選手の反則負け」と記載されていたものの、インターネット上に当該現象に対して言及している人物は確認されていない。両選手へのインタビューでも当時のことは覚えていないとの回答であり、████選手の顔にも大きな損傷があったような形跡は確認されなかった。その後、団体関係者に対する記憶処理および公式記録の改竄が実施された。



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著者: Hoojiro_sanHoojiro_san

概要紹介: ██デパートの4階の監視カメラが突然切り替わり、閉店後と思われる無人の██デパート4階の映像を映し出した。その直後に不明な人物が未知の存在から逃亡している様子を映した映像が5分間流れ、その後瞬間的に映像が切り替わり通常の██デパート4階を映し出した。
発生日時: 2021年05月01日12時28分~33分
場所: 東京都 中央区 ██デパート
追跡調査措置: カバーストーリー「映像機器の不具合」を流布した後に財団によって映像記録は回収されました。2024年05月01日まで██デパートは財団の監視下に置かれます。



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著者: ThuchinokoThuchinoko

概要紹介: 午前9時〜午後6時までの9時間に渡って、日本国内で使用された全ての画像生成AI「██████」が入力された内容に関わらず人型の生物と思われる不鮮明な画像を出力しました。
発生日時: 2023/2/6 9:00〜18:00
追跡調査措置: 「画像生成AIで奇妙な画像が出力された」という主旨の投稿がSNSで拡散され、削除されるまでの間に██████人に閲覧されました。また、本事案に関する投稿を閲覧した人物が再現を試みて成功し、それをSNSに投稿するという悪循環が事案の終息まで続き、情報は財団の対応能力を超えて拡散されました。この時点で情報の封じ込めは不可能と判断され、広域記憶処理手段が適用されました。



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概要紹介: 1種の水槽に展示されていた全ての魚(12種30匹)が、戸籍不明の男性(推定50代)に置き替わった事案。水槽内の男性は苦しむ様子を見せず、全個体が浮遊しながら客側の方向を向いていた。
発生日時: 2020/04/24 11:57〜12:00
場所: 東京都豊島区『サンシャイン水族館 本館』
追跡調査措置: 当時現場では複数人の客や飼育員が水槽を見ていたが、“魚がこちらを見ている”としか認識されていなかった。
現場にいた一般人は同日中に記憶処理を施し解放。監視カメラ、携帯電話に記録された映像は財団によって回収された。



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著者: Hoojiro_sanHoojiro_san

概要紹介: 日本国内で発生した病死を除く全ての死亡の瞬間が何らかの映像機器によって偶発的に撮影されました。財団によって確認された全3568名の死亡自体に異常性は確認されていません。
発生日時: 2020/10/16 00:00~23:59(JST)
場所: 日本各地
追跡調査措置: ネット上に投稿された映像記録は全て財団によって回収され、カバーストーリー「合成映像」が適応されました。
追記: 回収された映像記録を財団が調査した結果、死亡対象の表情を確認できた全ての事例で対象が笑っていた事が判明しています。現在、EE-1146-JPのオブジェクト指定が審議されています。



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著者: leafletleaflet

概要紹介: 上空から出現した巨大な手が、冠水に伴う交通渋滞を原因とし立往生していた救急車をつまみ、渋滞のない道路に配置した事例。
発生日時: 1991/11/19 9:11
追跡調査措置: 目撃者はいずれも「高橋さん」なる人物が救急車の立往生を解決したという印象下にありました。いずれの証言も「高橋さん」という名称以外の情報は一貫していません。



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概要紹介: 「影のように真っ黒な男が通行人を襲っている」という183件に及ぶ通報が3時間の間に連続して行なわれた事件。
発生日時: 2008/04/09
場所: 東京都新宿区
追跡調査措置: 通行人を襲ったとされる男は未だ見つかっておらず、逆探知による通報者の存在も確認されなかった。
同年5月1日、カバーストーリー「集団による悪戯」が適用された。



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著者: yzkrtyzkrt

概要紹介: 財団職員八幡 郁の仮葬時に、火葬後の遺骨が「ドッキリ大成功!」と読める状態で散乱していた事例。
発生日時: 2022/05/11
場所: サイト-8115火葬場
追跡調査措置: いずれの調査によっても、火葬手順、遺体、その他に異常は確認できなかった。



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著者: MrDrYTisgodMrDrYTisgod

概要紹介: ウィキメディア財団の運営するパブリックドメイン集積サイトであるWikisource日本語版において、『口語訳旧約聖書』内における神の思考、心情を表す全ての文に、同財団運営のフリー百科事典サイトにおけるフォーマットと一致する「[独自研究?]」の文字が挿入されました。
発生日時: 2021/9/12
追跡調査措置: カバーストーリー「イタズラ」を流布し、編集履歴を偽装しました。戦術神学部門と解析部門による共同調査が行われていますが、挿入元・挿入方法・宗教的意義ともに判明していません。



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著者: Livio15Livio15

概要紹介: ██県██動物園にて、午前11時から12時までの間、ジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)1頭とマレーバク(Acrocodia indica)1頭が入れ替わるように互いのいた位置に移転しました。2頭とも来園客からは見えにくい位置におり、あまり動かず背を向けて座っていたためか園内では異変に気付いた者は少数でした。しかし、違和感を感じた一部の来園客によってインターネット上に投稿された画像や動画、園内の監視カメラの映像記録などから超常現象の発生が発覚しました。
発生日時: 20██/██/██ 11:00~12:00
場所: ██県██動物園
追跡調査措置: 現象の発生を明確に認識していた一部の来園客にはインタビューが行われ、万一のため発生当時来園していた全ての人物には記憶処理が施されました。また、インターネット上に投稿された画像や動画に対してはカバーストーリー「合成画像・映像」が流布され、園内の監視カメラの映像記録も異常性のないものに差し替えられました。財団がインタビューを行った、現象発生の瞬間を目撃した人物はその様子を「まるで"アハ体験"のようにゆっくりだった」と語っており、監視カメラの映像記録からは現象の発生及び終了は約40秒間かけて行われた事が確認されています。



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著者: hallwaymanhallwayman

概要紹介: 群馬県高崎市███町の工事現場にて、施設警備員一名が異常な状態で死亡しました。被害者の衣服と現場には一切の損傷が無いにも関わらず、全身にⅢ度の熱傷と脚部から胴体にかけて複数の貫通痕が確認されています。監視カメラ等の映像記録から確認できる直前の被害者の様子には特異な点は見られず、何らかの異常現象に巻き込まれたものと推測されます。

加えて敷地内に何らかの祭祀儀礼が行われた痕跡がありますが炭化や破砕等、破壊されており現時点において詳細は不明です。
発生日時: 2019/7/5
場所: 群馬県高崎市███町の工場建築現場
追跡調査措置: 回収された遺体や破損したボディウェアラブルカメラ等の記録媒体、現場に残存した資料をエリア-81JHの低危険度物品収容倉庫に保管、分析を行う予定です。新たな情報があり次第更新されます。



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著者: MrDrYTisgodMrDrYTisgod

概要紹介: ██ ██氏が転倒して頭部に重傷を負った際、転倒の瞬間を目撃し、なおかつ明らかな出血、頭部の負傷が確認できる状態にも拘わらず周囲の人々が同氏に対し心肺蘇生法と同様の手順1で救命措置を行いました。この異常は氏が病院に運ばれ失血により死亡した後に医師が指摘するまで誰も認識していませんでした。
発生日時: 2021/12/02
場所: 千葉県浦安市



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著者: iti119iti119

概要紹介: ██川の█地点から█地点のおよそ200メートルにわたって、河原の砂利が推計50,000体のニワトリ(Gallus gallus domesticus)の骨に置換されました。
発生日時: 2021/11/25
場所: ██川
追跡調査措置: 鑑定の結果、骨格全体の数量に対して大腿骨が著しく不足していることが判明しました。



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著者: WitheriteWitherite

概要紹介: 未解明領域記録において編集記録の残存していないエントリが出現しました。以下はその転写です。

領域番号: UE-KRXFGYH-JP
概要: 工事された記録が一切存在しない、荒廃した人工的なトンネル。全長221 mで、開口部は入口1つのみであり、内部の大気にはアルコールが含まれている。人間が入口から14 mほど進入すると、急激な情動反応を示し、特に死に対する種々の感情を引き起こす。
収容日時: 2013/03/15
場所: [データ削除済]
保安プロトコル: 存在地点の隔離性から特別な対応は不要と考えられている。管理・研究は怪奇部門に引き渡された。

エントリ中の情報が少ないことから、実在性は確かめられていません。
発生日時: 2017/01/30
追跡調査措置: 当エントリは問題なく削除されました。調査は不要です。



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著者: AF_XLIAF_XLI

概要紹介: 背中にハクチョウ属(Cygnus)と思われる翼が生えた人型実体が2体(以下EN-133-JP-A-1、EN-133-JP-A-2と表記)出現し、解読不可能の言語で会話を行いました。約6分間会話を続けた後、EN-133-JP-A-1が雑居ビルに設置されたカメラに向けて██県██市の座標が書かれた金属製の板を1分間掲げ、その後EN-133-JP-A-1とEN-133-JP-A-2は窓から外に飛翔しました。

EN-133-JPの発生中、以下EN-133-JP-Aより半径1km圏内の生物は発声を行いませんでした。影響下にあった人物にインタビューを行った結果、「何となく喋ってはいけない気がした。」との証言が取れています。
発生日時: 20██/██/██ 14:36:02〜14:48:14
場所: ██県██市 雑居ビル3階
追記: EN-133-JP-AのSCPオブジェクトへの再分類が検討されています。



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著者: stengan774stengan774

概要紹介: 日本国大阪府に所在する書店である紀伊國屋書店 梅田本店において、陳列されていたブリタニカ国際大百科事典(第3版)全20巻に100,000枚以上の新たなページが出現し、それに伴う物理的体積の急激な増加によって書棚など一部設備の破損・崩壊が引き起こされました。
発生日時: 2002/██/██
追跡調査措置: 新たに出現したページには、"アカフ遺跡"、"メイロヴァイム(都市)"、"ポネア多胞体"などの一般社会において未知の項目が多数確認されています。当現象の発生同年(2002年)が現在、紙媒体でのブリタニカ国際大百科事典が出版された最後の年であることとの明確な関連性は明らかになっていません。



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概要紹介: ██放送にて本来放送される番組ではなく、「レッサーパンダVSミナミコアリクイ」が生放送で放送されました。放送時、多数の財団職員も当該番組を視聴していましたが、違和感を覚えた職員はいませんでした。2匹は14:11まで互いに二足直立で威嚇を続けていましたが、乱入してきたアメリカザリガニの威嚇により2匹が逃走したことで番組が終了しました。
発生日時: 20██/██/██ 13:30~14:12
追跡調査措置: 瞬間視聴率は80%以上を記録したにも関わらず、追跡調査で当該番組について記憶している人間を発見することはできませんでした。本記録は記憶補強剤を服用していた職員複数人の報告によって確認されたものです。
放送後、██放送の株価が大幅に下落しましたが、当該現象との関連性は不明です。



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著者: sendoh-orokasendoh-oroka

概要紹介: 日本支部での未解明領域記録の未整備。
発生日時: 1945/12/31 ~ 2021/02/12
場所: 財団81管区
追跡調査措置: 転眼式見未詳資料/目録編纂室:81管区室長代理により記録の編纂が行われた。
追記: どうして76年間誰もやってくれなかったんですか!おかけで徹夜続きですよ!! —転眼室長代理



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著者: GokipoGokipo

概要紹介: 突如として、一座標に同様の特徴を持つ建造物が283棟出現しました。建造物の特徴として、机が40台、黒板が1枚それぞれ備え付けられていました。
発生日時: 201█/██/██
場所: カンボジア・ウドーミアンチェイ州の小村
追跡調査措置: 建造物とそれに伴う瓦礫はすべて回収し、村民には記憶処理を施しました。また、出現時刻は東京都のボランティアグループ「██████」による集団自殺事件が発生したと思われる時刻と±10分の誤差で一致し、関連性が疑われています。



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概要紹介: 道路を歩行中だった男女4名の頭部が突如サイコロ状に27等分され、目まぐるしい速度で一列毎に回転し始めました。回転は約1分20秒後に静止し、被害者の頭部は切断された状態で周囲に散乱しました。また、回転の挙動は同時刻にネット上で配信を行っていた████氏が操作していたルービックキューブと連動していました。
発生日時: 2019年█月██日 23時13分
場所: 埼玉県██市█町
追跡調査措置: 回収された遺体とルービックキューブは特異な性質を示さず、目撃者も居なかった為、配信のアーカイブを削除し一般的なカバーストーリー流布処置が行われました。████氏はこの現象を認知しておらず、3年の経過観察の後に監視は打ち切られました。被害者、████氏、その関係者に一切の関連性は見つかりませんでした。



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著者: MistertakoMistertako

概要紹介: 「2030/12/01 12:00、この場所でくしゃみをする人物が現れる、備えよ」と刻印された、ベリリウム銅製の板が出現。金属板はゆっくりと回転しながらその場で浮遊し、1時間後に消失した。
場所: セクター-81██の中庭
追記: SCPオブジェクトまたは未解明領域記録への再分類が協議され続けている。



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著者: MistertakoMistertako

概要紹介: 当時無人だったエージェント・██の私室に1羽のダチョウ(Struthio camelus)が出現。エージェント・██が帰寮するとそちらに顔を向け「私に見覚えがあるだろう。ほほほ、驚いてくれたかな?」と発言して消失した。
発生日時: 2013/3/9
場所: セクター-81██
追記: 発話した際の音声はエージェント・██の父親の声紋に酷似していた。エージェント・██およびその父親はこの実体に関する記憶はないと証言している。



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著者: MistertakoMistertako

概要紹介: その場に居合わせた男女20名の筋肉が突如異常に発達し、ボディビルディングにおいて使用されるポージングを行い始めた。被影響者は連続してポージングを行いながら周囲を歩行し、他の被影響者と筋肉を見せ合うなどの行動をとった。目撃した民間人にはフラッシュモブとして認識されていた他、被影響者の筋肉に感銘を受ける様子を見せた民間人は同様の影響を受け、最終的な被影響者数は47名に上った。異常性発現から20分後、被影響者全員が泣き始め、一様に「違う! これは神に賜った筋肉ではない!」と叫び、同時に消失した。
発生日時: 2020/10/29 17:37
場所: イオンモール秋田



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著者: MrDrYTisgodMrDrYTisgod

概要紹介: 2020年11月12日に放送された、CM「赤いきつね緑のたぬき」において、本来「赤いきつねと緑のたぬき」と言われるはずのところが「赤い右手と法の左手」と放送された。放送までの過程に一切の異常は見つかっていない。
発生日時: 2020年11月12日
追跡調査措置: [削除済]調査が行われたが、更なる情報は発見されていない。撮影元の東洋水産株式会社についても、異常や超常団体との関わりはなかった。



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著者: v vetmanv vetman

概要紹介: 深夜23時39分、財団サイト8196職員宿舎四階休眠エリア中央通路にて、頭部を欠損した人型実体が出現しました。実体は当時各職員が仮眠をとっていた部屋の扉を執拗に叩きながら断続的に叫び続け、結果的に仮眠室内からこれを観測した非戦闘職員により即時通報されました。

通報の42秒後、当該エリアにセキュリティチーム96-11(“腕相撲最強選手権”)所属警備員8名が到着、412仮眠室前にて扉に向かい、泣き叫ぶように日本語で何かを訴えていた人型実体を視認し、これをテザーガン、警棒、拳銃、徒手格闘を用いて鎮圧するフェーズに移行しました。実体は駆け寄った警備員の存在を認識した瞬間突如跪き、一言明瞭な声で「逃げろ」と叫び、即座に消失しました。

その後の調査により、当該実体が世界オカルト連合が運用する特殊兵装、“ホワイト・スーツ”に酷似する強化外骨格を装着していたことが、警備員による証言と監視カメラによる記録で発覚しています。
発生日時: 2021/10/21
場所: サイト8196職員宿舎四階休眠エリア
追跡調査措置: 81管区超常現象記録追跡調査委員会による臨時捜査チームが設立され、これを調査しています。



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著者: Ruka_NaruseRuka_Naruse

概要紹介: 本部・各国支部を問わず、報告書内に使用されている全て大半の画像データの右下部に、黒い円の中に"CC"という文字列が入っているマークが出現しました。マークは出現から24時間後に自動的に消滅しました。
発生日時: 201█/█/██
追跡調査措置: 財団本部の画像データのうち██%のデータにはマークが出現しませんでした。現在、マークが出現しなかったデータを回収し、異常性の是非を調査中です。
何か被害が出た訳でもないんだからそこまで神経質にならなくたって良いんじゃないか? - D・ホワイト上席研究員
いけません。そういった杜撰さは必ずどこかで皺寄せがやってくるものですから。 - 小野博士



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著者: (account deleted)

概要紹介: ロシア語版Wikipediaでその時点で生存していた全てのhomo sapiens sapiensに関する非常に正確な個別記事が生成されました。瞬間的に発生したにも関わらずWikipediaを保管するサーバーは如何なる負荷もストレージ消費も無かったことを留意してください。
発生日時: 2019/11/5 UTC 8:22:19
追跡調査措置: 発生から直ちに当該サイトへのアクセスを遮断。膨大な記録の回収の為200時間程の長期ブロックが行われた。

回収されたデジタルデータを解析した所、約150箇所程に記述の矛盾点が発見されたが、自然言語の記述能力の限界に起因するものなのか、または物理法則的に正常な作用なのかは不明



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著者: Touyou FunkyTouyou Funky

概要紹介: 静岡県██市██町内の食料品店██を中心とした半径1kmの領域において、解錠に4桁の番号を要する全ての南京錠及び電子ロックの解錠番号が未知の原理により瞬時に「6666」へと変化しました。
発生日時: 2020/2/23 13時頃
場所: 静岡県██市██町
追跡調査措置: 事案発生から2時間後に全ての番号は財団のエージェントにより変更されましたが、エージェントの到着までに少なくとも██件の自転車盗難が発生しました。



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著者: Utsuki_KUtsuki_K

概要紹介: NHK教育テレビジョン(現:NHK Eテレ)放送の教養番組「いないいないばあっ!」に登場する全ての人物(アクター含む)の台詞が焚火の燃焼音に、番組内の全ての使用楽曲が「金属同士が擦れ合うような」と形容される無機質な音に、それぞれ置換されました。
発生日時: 1997/██/██ 16:05~16:07
場所: 日本全域
追跡調査措置: カバーストーリー「放送事故」が適用されました。インシデント発生後、音声データ、放送局内部システム、通信回線が検査されましたが、いずれにも異常な点は確認されませんでした。



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著者: Utsuki_KUtsuki_K

概要紹介: 幼稚園児が██農園にて芋掘り遠足を行っていた際、畑の一角に大穴が空き、異常実体が出現しました。異常実体は長さ80cm程の薩摩芋にデフォルメされた顔や手足がついたような外見をしており、出現直後に園児ら4名に平手打ちを行いました。
異常実体は、薩摩芋が日本に伝来した経緯、薩摩芋に含まれる栄養素や用途についての解説を園児、保育士らに向けて行い、芋掘りの過程で園児らが地下茎を切断したことを強く叱責しました。その後、平手打ちを行ったことを謝罪しながら園児らの頭を撫で、大穴に潜るようにして消失しました。
発生日時: 2009年10月03日 10:30
場所: 群馬県██村 ██農園
追跡調査措置: 関係者全員に記憶処理が施されました。異常実体の追跡調査は現在も有効な成果を挙げていません。



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著者: Utsuki_KUtsuki_K

概要紹介: 中部山岳国立公園内の山小屋である横尾山荘にて、修験者風の装備を身に着けた人型実体3体が目撃されました。人型実体らは山荘オーナーに対して日本酒一升の購入を希望し、商品を受け取った後オーナーに十銭札(明治通宝)3枚を差し出しました。オーナーは利用可能な紙幣での支払いを求めましたが、人型実体らはそれを無視して山荘を退出し、背中から鳥類のものに類似した黒い翼を生やしてその場から飛び去りました。
発生日時: 2003年09月12日 およそ14時から14時20分にかけて
場所: 長野県松本市安曇上高地 横尾山荘
追跡調査措置: 目撃者63名は全員追跡、特定され、Aクラス記憶処理を施した上で解放しました。回収された十銭札に異常性は確認されませんでしたが、参考資料として保管されます。同施設は20██年まで監視されます。



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著者: SuamaXSuamaX

概要紹介: 財団のフロント企業である株式会社叢雲カタリストパートナーズの経理課に勤務していた38名が同時に嘔吐しました。吐瀉物を吐ききってからもえずき続け、約24分後に体表面がめくれるようにして消化管が口から露出しました。その後も嘔吐を続け、約3時間後に体表面が完全に消化管で覆われた状態を経由したのち、嘔吐開始から約7時間後に元の状態に戻りました。被害者に外傷は見られませんでしたが、全員が不快感と吐き気を報告しています。なお、当日は株式会社叢雲カタリストパートナーズの休日であり、38名を除き出社した人間はいませんでした。38名がどのように鍵を開けたのか、何故誰も異変に気付かなかったのかは不明です。
発生日時: 2019年5月5日
場所: 株式会社叢雲カタリストパートナーズ本社ビル2F



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著者: MisharyMishary

概要紹介: 乳白色の「胎児」と形用される人型実体の集団が、「しぃしぃ」「ひぃひぃ」「きぃきぃ」という音声を発しながら練り歩いていたとする情報が多数寄せられました。事象の発生範囲は当時豪雨が続いていた広範囲にわたっています。映像記録は全て財団によって回収され、「ストレスによる幻覚」のカバーストーリーが適用されました。
発生日時: 2017年7月5日-6日
場所: 福岡県南東部・大分県北西部の各地
追記: 2020年7月初頭の豪雨に際し、九州の北部を中心とする広い範囲で同様の事例が多数確認されました。回収された映像記録を用いた分析の結果、平均個体数が増加しており、集団内に一部「幼児」と形容されるような個体が含まれていることが明らかとなっています。



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著者: TsukajunTsukajun

概要紹介: ██████幼稚園の年長組である「ライオン組」の園児全員が2人に分裂し、その後全てのオリジナルが破裂しました。破裂した体内からは同体積の玩具、紙テープが出現しました。
発生日時: 2005年12月24日 14時23分
場所: 京都府██市██町██████幼稚園
追跡調査措置: 関係者全員にAクラス記憶処理を施し解放しました。分裂した園児に対して監視が行われていましたが異常性は確認されず、現在は中断されています。



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著者: mash_1133に合致するユーザーネームは存在しません
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概要紹介: 大阪府にある太陽の塔の「黄金の顔」の瞳部から、1分にわたって██Nmの光が一点に向かって放たれました。ここ近辺にAクラス記憶処理剤が散布されました。
発生日時: 1980/3/15 23時59分
場所: 大阪府吹田市万博記念公園太陽の塔
追跡調査措置: 調査の結果、23時56分ごろから、太陽の塔が不可視の膜に覆われていたことが分かりました。この現象の原因とみられていますが、依然として正体はわかっていません。太陽の塔の監視は継続されます。



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著者: sendoh-orokasendoh-oroka
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概要紹介: ███寺の阿弥陀仏の螺髪の1つ1つが膨張し同阿弥陀仏頭部に変化しました。同阿弥陀仏頭部の増殖は███寺本堂を埋め尽くすまで継続しましたが、突如全ての阿弥陀仏頭部が赤い液体を撒き散らして破裂し増殖を停止しました。
発生日時: 1969/01/04
場所: 京都府京都市██区███寺
追跡調査措置: 回収された液体を成分分析した結果、咀嚼された柘榴だと判明しました。



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著者: NenRikiNenRiki
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概要紹介: 福井県南条郡███町を中心とした瞬間的に急激なヒューム値の変動が起こりました。この変動による地域への影響は不明です。しかし、住民への聞き取り調査により、発生日時に防災行政無線から「これはサワシロユキのテストです」と2回繰り返し放送されていたことが分かりました。放送を行った人物、およびサワシロユキなる人物を発見することは出来ませんでした。
発生日時: 2003年5月23日17時13分00秒
場所: 福井県南条郡███町
追跡調査措置: 発生から10年間、当該地域内10か所にヒューム値測定を含む複数の測定機器を設置し観察を行います。



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著者: O-92_MalletO-92_Mallet
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概要紹介: 集合住宅である██████ビルの406号室より、「スマートフォンから大量の水が噴出している」という旨の通報が行われたことが確認されました。8分後に現場に到着した財団エージェントは、室内の床が水深5cm程度の黒く濁った海水で覆われていることを報告しました。水量の少なさに反し室内の全ての家具は圧壊しており、水深1,000m帯の深海に匹敵する水圧荷重が加えられたことを示唆しました。室内の壁は意味を持たない配列の英数字と記号を模した重油の染みで隙間なく被覆されていました。室内から回収されたスマートフォンは塩害によって機能を停止しており、復元されたWebブラウザ閲覧履歴はアダルトサイトから転送された███件の連続したリダイレクトページのURLで埋め尽くされていました。部屋の窓と換気口が開放されていたにも関わらず、室外には一切の異常な影響が認められませんでした。
発生日時: 2018/08/03 23:13
場所: 東京都████ ██████ビル
追跡調査措置: 406号室は一時的な収容下に置かれましたが、通信機器からの海水噴出現象について一切の再現性が得られなかったため、除染作業ののち収容から解放されました。閲覧履歴のリダイレクトを追跡した際に最終的に表示された1枚の画像は、嵐の海に浮かぶ一隻の救命ボートに乗った一人の男性を描写しています。画像の男性の容姿は406号室に居住していた行方不明の男性とは一致しません。



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著者: kainndokainndo
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概要紹介: ██拘置所にて死刑が執行された際、その手段としてギロチンによる斬首刑が用いられた。使用されたギロチンの刃は著しく錆びており、刃の落下が途中で止まった。その為、担当官は5人がかりで刃を死刑囚の首に押し当て、50分以上かけてようやく切断出来た。当時この異常には、死刑囚本人以外の全職員が気付いていない様子であった。異常の認知は斬首刑の執行終了後から正常に行われ、担当官から財団への通報がなされた。
発生日時: ████/██/██
場所: ██拘置所
追跡調査措置: 現場に居た全ての職員から事情聴取をした後、記憶消去処置が施された。死刑囚の遺体は通常通り供養された。当該拘置所には2020年まで秘密裏に監視される。



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著者: iknowsupahackaに合致するユーザーネームは存在しません
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概要紹介: 映画監督、小説家として知られているジョン・セイルズがサイト-8181のエントランスに突如出現しました。重大なセキュリティ違反にも関わらず警備員による排除や勾留の試みは行われずに、セイルズ氏は付近にいた虎屋博士、近藤研究員に挨拶を交わした後、セキュリティクリアランスを無視するかのようにサイト内を進入し途中、当時のサイト管理者、A.カナヘビに謁見を交わしました。その後セイルズ氏は██████経由でサイトを退去し浅草、秋葉原に滞在し、最終的に東京大学へと向かい本郷キャンパスの図書館内で消滅しました。後に行われたセイルズ氏含めた接触者へのインタビューによると例外なく全員が非常に困惑と認知的不協和を訴えていました。
発生日時: 2019/██/██ 22:39から翌日の4:25まで
場所: サイト-8181を起点に非常に広範囲に渡る
追跡調査措置: ジョン・セイルズ氏の記憶処理は完了し、本現象に関係する映像記録は全て回収されました。



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著者: MonidrakeMonidrake
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概要紹介: 午前2時5分、通路に設置された監視カメラ映像で、通行していたサラリーマン6名が突然カメラ上部に頭部のみが隠れるように引き上げられ、しばらくもがいた後に首吊りのような状態で揺れる様子が確認されました。被害者は15分後に画面上部に引き上げられるように消失しました。別の監視カメラ映像では5名が問題なく通行し、1名が突然床をすり抜けるように消失する様子が確認されました。
発生日時: 2019年3月24日02時05分〜02時20分
場所: 宮城県仙台市一番町
追跡調査措置: 消失した1名を除く5名は身元を特定され、監視カメラを含めて3ヶ月の監視が行われましたが特に異常は確認されませんでした。消失した1名の身元は現在も不明です。



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著者: magisamagisa
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概要紹介: 財団に勤務している███医師を撮影したすべての写真に複数の黒い影が出現しているのが確認されました。 また、写真に耳を近づけたところ、複数の言語でのうめくような音声が確認されました。 なお███医師は現在倫理委員会とO5による弾劾審議が進行中である。
発生日時: 2███/ ██/ ██
場所: 幼少時のもの含め███医師の写真すべて。
追跡調査措置: ███医師の経歴を追い、すべての写真の回収及び目撃者のAクラス記憶処理が完了、心霊系オブジェクト担当により調査中。
音声は解析の結果東南アジア、アフリカ等の貧困地域で使われる言語での呪詛の言葉と███医師の本名および███医師が外部調査中使っていた複数の偽名だと判明しました- ██研究員



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著者: Ikkeby-VIkkeby-V
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概要紹介: 国土交通省の航空路監視レーダー、航空自衛隊および在日米軍のレーダーサイトなどによって、高度約10,000 mを飛行する所属不明機が探知され、物体を投下した後に消滅しました。投下された物体は京浜工業地帯へ達するコースを取って降下していましたが、高度1,000 mに達したところであらゆる観測手段での感知が不可能となりました。財団の超々望遠カメラによる画像観測によって、投下された物体は頭長高12 mほどの人型機械であり、機体各所に「東弊警備保障」というマーキングが施されていることが確認されています。
発生日時: 20██/██/██ 17:06〜17:11
場所: 関東地方上空
追跡調査措置: 各官公庁内の情報操作および目撃者への記憶処理措置は通常通り行われました。また、同現象を観測していた世界オカルト連合極東部門との情報共有によって、人型機械が携行していた装置が、GOCがSCP-748排撃用に準備していた装備に近似するものであることが判明しており、SCP-748起源の情報で言及されている「トーキョー」との関連性が指摘されています。なお、同現象とGoI「東弊重工」との関連は不明です。



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著者: koke_zizoukoke_zizou
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概要紹介: ██村において、04:18分から71分間「エリーゼのために」が全ての音響機器から再生されました。██村の音響機器には異常が見られず、「エリーゼのために」が録音されている記録媒体も存在しませんでした。
発生日時: 20██/██/██ 04:18~05:29
場所: ██県██村
追跡調査措置: ██村の村民にはクラスA記憶処理が施されました。調査により██村出身のピアニスト██氏(71)が同時刻に██赤十字病院で死亡している事が確認されました。██赤十字病院ではPHS着信音に「エリーゼのために」を使用していた事が判明しています。


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