茜刺財団新聞 8号 平成30年 11月
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平成三十年
十一月号

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平成三十年
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"棍棒での殴り合いコンテスト"開催

平成最後の年越しコンテスト

評価: +35+x
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SCP-JP五周年コンテスト第三弾にして2018年最後に実施されるコンテストが、「棍棒での殴り合いコンテスト」に確定した。

今回の企画は「"飛び道具"禁止のコンテスト」という趣旨で、「平成最後の1600字コンテスト」「棍棒での殴り合いコンテスト」「リサイクルコンテスト2」の3候補の中から投票によって決定されたものだ。

なお、現時点では企画の方向性が決定したのみで、コンテストの詳細なルールは12月第1週に確定する見通しとなっている。現在の草案で提示されているルールおよび期間は以下の通り。

  • テーマは「ホラー/都市伝説/オカルト/陰謀論」
  • 投稿できるのはSCP報告書のみ。1人2作までで共著は禁止
  • Safe/Euclid/Keter以外の記事・Joke記事・EX記事・記事の"カバーページ"を伴う記事・「メタ」タグが付くような/メタフィクションを題材とする記事・フォーマットからの逸脱著しい記事の禁止
  • 5年目の悪のコンテスト」同様条件付き2回投票制(決選投票)の採用。決選投票では、「テーマに合致している」・「禁止事項に抵触しない」・「以下の審査基準に合致している」の3点を総合的に判断し投票する
    • 明瞭な「説明」であるか、客観性と正確性を担保する学術的文章クリニカルトーンであるか
    • 不気味クリーピーな雰囲気が漂っている、あるいは不気味クリーピーな物語を含む記事であるか
    • 合理的・現実的な収容手順であるか
    • 特殊な画面表示に頼りきりの危機感等を煽る表現が存在しないか

投稿受付期間: 2018/12/22(土) 00:00:00 - 2019/1/6(日) 23:59:59
1次投票期間: 2018/12/22(土) 00:00:00 - 2019/1/12(土) 23:59:59 (1次投票集計時)
決戦投票期間: 2019/1/13(日) 00:00:00 - 2019/1/19(土) 23:59:59 (決戦投票集計時)

これらに加えて、コンテストページのディスカッション上ではクロスリンクおよびGoIの直接的言及の禁止が提案されており、賛成意見を集めている状態だ。

非公式支部作品 掲載ページ作成

翻訳記事投稿可能に

11月4日、非公式支部の翻訳SCP記事を掲載するページが作成された。

これにより、非公式支部の翻訳SCP記事をSCP-JPに投稿することが可能となった。なお、この「非公式支部」とはSCP-INTのOther Branches Hubに掲載されているものを指す。

非公式支部の翻訳作品の投稿に関する質問はよりフォーラムおよび運営Discord上にてサイトメンバーから挙がっており、8月11日、サイトスタッフは「SCP-CNの例に準ずる形で全ての非公式支部をまとめたページを作成するのが良いだろう」という趣旨の回答を行った。

同日、非公式支部の翻訳記事の掲載場所設置についての意見募集スレッドが設置され、非公式支部作品の一括掲載という方式で掲載場所を作成する方向性で意見がまとまった。また、同スレッドではDr_KasugaiDr_Kasugai氏によって掲載ページのモックアップが提案された。

その後の掲載場所設置についてのスタッフ間議論でも賛成意見が多数集まった。なお、「非公式支部」をINTのOther Branches Hubに掲載されている支部と定義する案はこの段階で提示されたものだ。

そして、スタッフ間での合意が形成されたことで、SCP-JPフォーラムにて非公式支部のSCP一覧の作成提案スレッドが設置され、10月31日に可決。11月4日にはページ作成が行われた。掲載ページのレイアウトには、最終的にDr_KasugaiDr_Kasugai氏のモックアップが採用されることとなった。それに伴い、11月6日には各非公式支部用のメジャータグも実装された。

合作剪定方式の変更提案

個別Rateモジュール方式導入か

11月2日、合作-JPに関して、構文を用いて合作記事に個別voteを可能とする方式への変更提案が可決された。

以前から合作記事-JPでは全体のクオリティ維持のため、合作剪定コントリビュータによる剪定が行われていたものの、各コントリビュータがそれぞれの合作記事を一つ一つ剪定する現状の方式では負担が大きかった。そこで、それぞれの合作記事に個別のRateモジュールを設置する方式が検討され、テクニカルスタッフの協力によって稼働の目途が立ち、サイトでの提案に至った形だ。今回の方式には、コントリビュータの負担軽減の他にも、選定の属人化を避けられるという利点も存在する。なお、この個別Rate方式はSCP-ENの未解明領域に倣ったものだ。

提案は賛成多数により可決されたものの、具体的なルールの制定等は今後行われる見通しだ。その第一段階として、合作選定コントリビュータの募集が11月17日~12月1日の期間で実施された。

スタッフ更新

jet0620氏非アクティブ化に伴う管理者登用

11月23日、これまでSCP-JP管理者として活動していたjet0620jet0620氏が、非アクティブ管理者となることを運営Discord上で表明した。

また、2018年7月のIkr_4185Ikr_4185氏の異動および今回のjet0620jet0620氏の非アクティブ化による管理者の人員減を解消するため、以下の2名がSCP-JPの管理者に就任した。

11月の高評価記事

総合部門

  1. SCP-1730-JP - 迷いの森 by FennecistFennecist
  2. 発見されてしまった文書 ████-444-JP by MitanMitan
  3. SPC-710-JP by indonootokoindonootoko

SCP部門

  1. SCP-1730-JP - 迷いの森 by FennecistFennecist
  2. SCP-105-JPとは?私なりに調べてみました! by FuzFuz
  3. k-calの提言 - 天秤 君が探している引き継ぎ文書

Joke部門

  1. SCP-004-JP-J - 神々の争い by snojsnoj

Tale部門

  1. 秋津洲博士のとんでもない嘘 by ToufuInTheBoxToufuInTheBox
  2. UFOラーメン繁盛記 by kyougoku08kyougoku08
  3. ただ正常の前に立つ男は何を思うのか。 by yzkrtyzkrt

GoIフォーマット部門

  1. SPC-710-JP by indonootokoindonootoko
  2. Sho-Hei project 公式webサイト by MitanMitan

アートワーク部門

  1. 発見されてしまった文書 ████-444-JP by MitanMitan
  2. すれ違ったあの時に by MonidrakeMonidrake
  3. 既存日本超常組織平和友好条約機構 ロゴ by Nanimono DemonaiNanimono Demonai

人気の翻訳記事

  1. SCP-ES-2357-J - 世界最高の記事であり、これにケチをつける奴はかわいそうな奴だ by ElInventorElInventor / 訳: FattyAcidFattyAcid
  2. オペレーション・ウォールブレイク by Erwin SchrodingerErwin Schrodinger / 訳: BenjaminChongBenjaminChong
  3. SCP-2639 - ビデオゲーム・バイオレンス by The Great HippoThe Great Hippo / 訳: C-DivesC-Dives

※11/30集計

11月の最多投稿者

  1. MitanMitan
  2. k-calk-cal
  3. FennecistFennecist

※11/30集計

11月の注目の記事

注目のSCP

注目のTale

注目の翻訳SCP

注目の翻訳Tale

11月の著者ページ作成者

去年の今は


あらゆる状況において、本報告書に記載されているオブジェクトクラス欄を修正すべきではありません。その異常性についての説明も同様です。本報告書は修正せず保護すべきです。
メビウスの輪ゴム by WagnasCousinWagnasCousin


SCP-1033-JPは不定期に、最も近くに存在する人間が持つ「ウサギ」のイメージのいずれかに合致する形態に変異します。
ヴァーチュアル・ラビット by furabbitfurabbit


外観的特徴として、SCP-1440-JPは墨で書かれた楷書体のひらがな「と」に見えます。
by aisurakutoaisurakuto


どうかわたしのことを忘れないでいてください。わたしの顔や声は忘れても、せめてわたしの味だけ憶えていてくれたなら、わたしはきっとしあわせです。
培養肉のジャータカ by tonoottotonootto


星々の間をゆくための翼を贈る。あなたがたの中の、潜在的な旅人のために。
STARDUST OF THE DEAD by Ikkeby-VIkkeby-V


これ以降、SCP-1801-JP-Aから離脱した乳房全体をSCP-1801-JPとして扱います。
跋扈する巨乳 by k-calk-cal


SCP-1083-JP内の発射用スイッチが押されると、被害男性が初速度█.█km/sで射出される。発射後、被害男性は重力・空気抵抗の影響を無視した等速直線運動を行う。
地対空弾道おばあさん迎撃おじいさん by k-calk-cal


機動部隊に-9("モータルオフィサー")には暗黙の了解がある。
何をして財団に来たのかを聞かれれば必ず答えなければならない。
Why did you come to D class? by 29mo29mo


他は大丈夫です。ただ、こんな状態だからかもしれませんが、何故だか"夢の中で船に乗っていた自分はあの後どうなったのだろう"と、そんなことばかり考えてしまうんです。あの船は、一体どこへ向かっていたんだろう。あんなにも楽しそうに、嬉しそうに笑っていた自分は、一体どこへと向かうはずだったんだろう、と。
さあ、純粋なる水底へと降下を by amamielamamiel


"フランソワ・ボナール様へ、先日お贈りしたラファエロの創造の筆はお気に召して頂けたでしょうか。貴方様の作品に、私たちは芸術の向こうの真理を見たのです。貴方様こそかの筆の持ち主に相応しい、貴方様こそ優れたる人の芸術の担い手であると、全ての貴族たちは確信し……"
遠吠えの森のマドモアゼル by ykamikuraykamikura

財団世界 隠蔽事件記録

死の恐怖は死より怖ろしい

2017年██月██日、京都府長岡京市 美竹台住宅地 足立 由紀子

農道の脇を抜けて荒れ果てたけもの道へと進んでいく。何年振りか分からないほど久々に戻ってきた。
誰も手入れをしていないように見える古びた祠を越えて、音一つしない竹林の中に入っていく。

風が吹いていないにも関わらずざわざわと囁いているような錯覚を感じ、頭の中に奴が語り掛けているような気がする。僅かに差し込む光と懐中電灯が周囲を不気味に照らし出し、かつて自分が死んだ地を再発見する。

「祠から20歩離れた所、あの土の色が変わっている場所を掘って。そこに埋まってる」

「何が埋まってる?」

「掘ればわかる。奴が残した断片がそこにある」

うだつの上がらない研究助手に指示をする。探偵気取りの研究者は愚痴りながらもざくざくと土を掘り進めていく。彼は気が付いていないが掘り進めるごとに世界が塗り替えられていく。

「そのまま掘って。掘ればわかる」

彼は愚痴りながら掘り続ける。恐らく彼はまだ見えてないがもうすぐ気が付くだろう。
掘り当てたとき、私と同じように彼も見る事になる。


2017年██月██日、京都府長岡京市 美竹台住宅地 朝夕 まづめ

身体が勝手に動く。薄暗闇の中をぼんやりと彷徨うような感覚で、自分でない自分の視界を覗く。
勝手にダイエットをぶち壊されるようにカロリーを摂取され、今は京都のどこだか不穏な竹林を研究員と二人で彷徨っている。

自分とは思えない酷く妖艶な声には感心させられるが、それよりも自分の体を動かされる事への嫌悪感に顔をしかめたくなる。なにより自分の意志が無かったかのように体が動くのは、何かに裏切られたようで気持ち悪くて仕方がない。

だが、いくら嫌悪感を覚えたとしても、いくら体の制御を取り戻そうとしてもどうしようもならず、ただただ私はこの女が自分とあの探偵気取りの研究員を何処に連れて行くのか、それを眺めるしかなかった。

草をかき分け、竹林を抜けたどり着いたのは奇妙な場所だった。

竹林の中にポツンと何も生えず、土がむき出しになった空き地があるのだ。土は血を吸ったかのように赤黒く変色し、まるで不定形の物体が生きているかのようにさえ感じられる。土を踏みしめる感覚だけが、少なくともそこがまともな地面であるとささやかな思い込みをさせてくれる。

あの男がスコップで穴を掘る。

最初は確かな肉だったものが周囲の土ごと沈んでいく。世界が伸長していくのだ。世界がゆがみ、見える筈のない赤い月が空を覆い、竹林は生きた樹木に塗り替えられていく。

ザックザックと掘り進んでいた音は、次第に液体の感触を帯びたものに変化していき、いまや肉を引き裂くような痛ましいものに変わっている。にもかかわらず掘り続ける彼は周囲の変化に全く気が付かず、私の中にいるあの女はそれをさも当然のように短い会話を交わしている。

いったいどれだけの時間が経っただろうか?何百の瞬きの後、急に世界は元の場所に帰ってきた。私たちの目の前には錆で覆われた棺が鎮座していた。

「これは……なに?」

声が出た。無意識に手で口を押さえる。生暖かい息が自分の手を通り抜け虚空に消えていくのを感じる。

身体が動く。

そう自覚した瞬間、黒板をひっかくような嫌な金属音と共に、内側から棺がこじ開けられる。こじ開けられた棺から一人の女性が体を起こす……ぼろきれのようになったかつて服だった何かを身にまとった妙齢の女性だ。

青白い肌、病的で色を失った目、土気色の唇、ぎらつくような輝きを放つ鋭い犬歯、まるで食屍鬼かヴァンパイアか、そんな印象を受けるような死んだような女性がそこにいた。

ゆっくりと死んだ顔をこちらに向けて妖艶な表情でほほ笑む。

「ありがとう、これで戻ってこれた」

一瞬、血の気が引きそうになるのを感じた……底冷えのする声は鳥肌が立つほどに妖艶で、しかしツンドラの彼方よりも冷たかった。

定例会予告

12/01「世界に広がるSCP財団 Phase-Ⅲ」

担当: apple3apple3


12/08「下書きを見てもらおう」

担当: amamielamamiel


12/15「SCP-JP流行語大賞」

担当: unReGretunReGret


12/22「下書きを見てもらおう」

担当: apple3apple3


12/29「さよなら2018」

担当: kotarou611kotarou611


※テーマは変更される場合があります。

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