イスラム・アーティファクト開発事務局ハブ
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プロジェクト [NULL]
コードネーム [NULL]
プロジェクト責任者 [NULL]
筆者: ジブリール・アクチュアル
送先: 全役員
覚書 [NULL] | P1/1
1978年10月28日
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極秘文書

イスラム・アーティファクト開発機構
テヘラン州シェミーラーン
イラン・イスラム共和国



بسم الله 差出人: الرحمن الرحيم メフディー・バーザルガーン議長 [ジブリール・アクチュアル]
بسم الله 宛先: الرحمن الرحيم 全フィールド司令官級役員 全施設司令官級役員
بسم الله 件名: الرحمن الرحيم 現在の政情不安について
بسم الله الرحمن الرحيم بسم الله الرحمن الرحيم
بسم الله 参考: الرحمن الرحيم [NULL]
بسم الله الرحمن الرحيم بسم الله الرحمن الرحيم
بسم الله 同封: الرحمن الرحيم [NULL]

1. 万一全文が公開された場合政治的な悪影響を被りかねないため、この文書は高位の役員にのみ転送されている。この覚書の内容に関して部下と話す際は、万全の注意を払ってくれるものと信頼している。

2. イランは当機構の発足から半世紀の間最高司令部としての役割を果たしてきたが、近年イラン周辺における政府への反発が無視できないほどに強まっている。公認政府組織との関わりを避けるという創設者の意思を遵守するため過去あらゆる努力がなされてきた。しかし我々中央委員会は全会一致で、現時点においてこの独立体制を遵守することは当機構にとって必ずしも重要なことではないとする意見で合意した。

3. 私がルホーラ・アヤトラ・ホメイニ個人および彼の運動を支持していることは文書で幾度も示した通りである。当機構にも氏の原理主義に反対する者が大勢いることは承知しているが、西洋の傀儡国王による専制支配の方が適任であるとは内心思っていない者も大勢いることだろう。ホメイニ氏とは何度か接触を行ったが、氏は我々の機構を認識し、暫定的ながらも興味を持っていた。その際、当機構がイスラム教シーア派の最も厳格な教義への正統なる遵守からは程遠いことに困惑したが、氏も困惑していたかもしれない。

4. 現状を左右している事実が2点ある。1点目は、我々にはアヤトラ個人と彼の運動を排除するつもりはないという点だ。中央委員会は成功が見込まれるシャー王政の完全なる打倒、およびホメイニ氏をトップとする政府体制の設立を1年以内に行うことを計画している。この運動への抗議(我々に利益がない)や自治への抵抗(あらゆる方面からの怒りを買う)に固執すれば、外国の脅威から祖国を守るという我々の真の役割を理解しない勢力により破滅させられるであろう。2点目はアヤトラ氏が我々を排除する可能性は低いという点である。ホメイニ氏との対談の際にオペレーション・ゴールデンホードの計画について具体的な部分を明かし、人民の心を掴む闘争において100メートルのゴーレムがテヘランの街道を練り歩く様を見て新政府への将来の期待を抱く者は決して多くないであろうことを確認させてもらった。

5. ホメイニ氏との協定により、新政府が実権を執り次第速やかにORIAは形式上新政府の一組織となる。監督官としての立場は我々が適切な正統性を「理解していく」手助けになるであろうとアヤトラ氏は考えている。我々はこの反抗者への直接的支援に可能な限り着手する。支援には我々が管理している特別なアーティファクトまでが含まれる。これは保管しているアーティファクトの軍事的性能の実演および実地応用を行う良い機会となると考えられる。この支援とそれに伴う政府監督官への影響拡大と引き換えに、新政府から悪意ある干渉を受けない実質的な独立体制を確立する。作戦はこれまで通り続行する。引き続きムスリム世界各地から非イラン人員(スンニ派、クルド人、異教人、ユダヤ人など)の取り込みを行っても新政府に反対されることはないであろう。さらに我々の組織の発展を支援することになっているイラン国民政府から直接資金を受ける予定である。

6. ハウス・アフセネはこの協定から離脱すると率直に主張している。彼らは人間の政治には非常に無関心であるものの、革命に関しては例外でホメイニ氏に対する強い興味を表明している。彼らは我々と従来通りの同盟関係を続けること、およびORIAが人民同士の主要な橋渡し役を担うことに同意している。しかしアフセニテスやその他のジンハウスの存在を公開することは関係の恒久的な破綻につながるおそれがある。それが我々の組織にどれほど深刻な悪影響を及ぼすか強調する必要はないであろう。

7. 私は直ちに実効機関の長の地位を辞任する。アヤトラ氏は私の評判と国内のイスラム原理主義派及び比較的熱心でない穏健派の両方から広く尊重される立場を考慮し、発展途上の政府でより積極的な役割を果たすよう依頼してきた。モハンマド・ハータミー氏が長の地位を継ぎ、局長(Director)として就任する予定である。局長よりも議長という呼称の方が馴染み深いであろう。局長という肩書きは、この組織が新政府に統合された際の公式名称「イスラム・アーティファクト開発総局(Islamic Artifact Reclamation Directorate)」を反映したものである。

8. 我らの民を守れ。我らの国々を守れ。いつ如何なるときもこの命令は有効だ。

9. この覚書は1358年ファルヴァルディーン月23日(西暦1978年9月14日)に送信。

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極秘文書


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