█████ "アイスバーグ" ████の個人記録
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“アイスバーグ”の個人記録

[注:日付といくつかの機密情報は中央記録によって検閲されています。本来の文書は承認の上で入手してください]


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僕はとうとう昇進した。少なくとも、僕は昇進だと思う。研究室の助手に過ぎないけれど、より多くのSCPへのアクセス権が以前より手に入る(けれど、僕はいくつかのKeterクラスのSCPについての噂をすでに耳にしている)。そして僕は、ギアーズ博士がこの分野においてかなり尊敬出来る人だと聞いている。うん、僕は今日どうやって過ごすか考えなきゃならないみたいだ。こういう滅多に起こらない類の物事の初日に死亡するのを聞いている。


一日のほとんどを情報の編纂に使った。僕たちが持っている全情報はデジタルフォーマットに変換され、中央記録に送られなければならない。ギアーズ博士はいい人だったが、たいていはプロフェッショナルとして振る舞っているように見えた。僕は彼がそれを好んでいるのか不思議に思った。今日は一日ほとんど、ギアーズ博士のノートと報告書を編纂していた。記録されていることの多くが興味深かったが、それをコンピューターに打ち込むのは信じられないほど退屈だ。そしてそれがあと数日、僕の仕事の大部分となる。なんて楽しいんだろう。それに給料が上がったように思えない。財団が"昇進"と言うとき、何を意味しているのかいよいよ疑問だ。


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朝はまあ平穏だった。朝食はいつもと同じようなものだった。今日も多くの書類編集作業。ギアーズ博士は僕のあだ名をもっといいものにしてくれそうだ。多くの人が僕を████博士と呼ぶだろう。


考えたとおり、たくさんの書類仕事。SCP-882のデータが記録されている収容サイトに僕は向かうようだ。僕たちが研究することの一つは、それが人々に物音を聞かせ始めるのはどれくらいの時間でかということだ。摩擦音とカチカチ音。つまり、基本的に僕たちは、それが人間を狂わせるまでの時間を観察することになる。ああ、楽しいものさ。でもこれは行われなければいけないことなんだと思う。

SCP-076が別の事件を起こした。グレート。僕たちと働くかどうかに関わらず、不死身の超人サイコパスが本部にいることは素敵なことじゃない。夕食時にカール、もしくはSCP-530が、僕の食べ物を少し取っていこうとした。彼を押し退けた。言い訳したいわけじゃないが、言うまでもなく僕はその臭いがどんなにひどいか聞いていたんだ。


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今日は早く起きなければならなかった。収容エリアへのフライトのためここを早く発つ必要があった。今週ずっと忙しかったので、書く時間が今になってしまった。今すぐ、少し寝ておくべきだろう。着いたときに疲れているのはよくないと思う。

ひっかき音。決していいことではない。僕たちはSCP-882が収容違反しているとすぐに知った。にも関わらず、僕たちはまだ進み続けている。


どうして、どうして僕はこの新しい仕事を受理したんだ?収容違反に向かい続けてるだけじゃなく、そこに着いたときには凍り付いていて、そこらじゅう雪だらけだった。確かに、僕は寒い天候に対してあまり問題はなかった。でもこの嵐で、僕たちはまるまる二週はここから抜け出せない。君がいくつかの小さなSCPとの仕事に戻りたくなるのに、これはほとんど十分だ。いい面を見ると、状況は収容されている。当分は。もし財団に居続けたいと思うなら、ここから学ばなければならないんだろう。選択出来るかどうか確信はない。

到着したとき、ギアーズ博士は僕に直ちにキャンプを設置し始めるよう命じた。もしくは彼が言うように、"中央観察部署"。遮蔽されたエリアの内部を観察し、極度のストレス下にあるグループの活動を研究するのが僕たちの新しい仕事だ。本当は僕の専門分野ではないが、これがギアーズ博士がここを管理している理由だと思う。監視機器を設置し、僕はやっとよく見える位置を確保した。SCP-882をだ。今はまだ部分的に錆に覆われているが、直に動き始める。これらすべての歯車のために、彼らはこの仕事に向いた正しい博士を送ってくるだろう。


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なんてことだ。今朝、D-882/1(なんていい名前をくれてやったんだろう)がそれに向かってまっすぐ歩いていった。SCP-882へ。まるで夢遊病の類のように廊下へ降りていった。僕たちは彼らに話しかける手段を持っていないので、僕は観察と記録を除いて何も出来ることがなかった。そして彼の絶叫を聞いた。獣がそれを金属で満たしたとき、それは血と肉と骨の後の終わりない貪欲な飢えの中にいた。そこにいた他の人々はすてきな声で出て行くことを話していた。その間誰もおかしくならなかった、D-882/1の去っていく速さには、似ていないと思う。たぶん僕は書き続けなければいけない。僕はそれに対処できる、僕は自分がそう出来ることを知ってる。それがどんなに困難でも。


余暇の時間を研究計画の構想に費やした。SCP-914の実験についてのほとんど完璧に近いリストを制作した。ギアーズ博士にSCP-682にいくつかSCP-236を与えるアイデアを上申するつもりだ。手榴弾に似た巨大な衝撃音で、彼らを驚かせるだろう。頭の中で僕はそれらを投げていた。科学に関心を寄せることは、まったく有用だ。

僕たちは緊急糧食を食べた。美味しくはないが、実際には君が食べた如何なる食事よりも栄養価が高い。収容エリアの内部を除けば、本当に退屈だ。


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とうとう新しく降下した補給を手に入れた。それはエージェント████のジープに直撃した。彼には悪いが、彼が激怒したのは面白かった。僕たちは笑うためにさらにいくつかのネタを使うことが出来た。一人がほとんど凍傷になっていて、他の被験者はさらに深刻な段階になっていたり"自己終了"したりした。残りは食料の不足に苦しんでいた。ご機嫌な週ではなかった。まだ少し設置する装置があるので、健康的な気晴らしになる、ああ、また別の時間に。


装備と糧食の補給の後、さらなる観察のために戻ってきた。彼ら全員がかなり深刻な影響下にあることははっきりしている。君は彼らが歩いている道からそれを知ることが出来る。それだけでなく、彼らは精神的なノイズを抑えるためにSCP-882に金属を投げ込み、餌をやっている。キャンプはそれが収容されているエリアから離れているし、僕は作業エリアがSCP-148に囲まれていることが嬉しい。僕たちがその材料を見つけたことを神に感謝する。読んだ限り、それは全く有能なやつだ。いずれにせよ、ギアーズ博士と僕がこのエリアで真に働いている唯一の職員である。なのでギアーズ博士は僕に、担当研究者たちが言っているよりも大きく882が成長している例における残りの被験者たちを監視し続けるよう命じた。彼らは今のところ大丈夫だが、補給が来たとき████が頭痛のためにいくつか錠剤を持って行ったのに僕は気づいている。まあでも、大丈夫だろう。こういう仕事は時に頭痛をもたらすものだから。


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最悪だ。882は僕たちが予想していたより効果範囲が広く、全員が影響下に入った。僕とギアーズを除いた全員だ、遮蔽試験エリアに感謝。僕たちはバリケードを築かなければならなかった。あんまり書く時間がない、これが最後の記録になってほしい。そして-くそっ、暖房をとっていきやがった。まるで僕が十分冷えてないみたいに。正直に言えば、あの事件以来、体温は


アー、書ける時間がない。奴らはあきらめない、それにクソッタレな天気が助けが来るのを妨害している。ここの奴らはマジに僕をうんざりさせ始めている。銃が必要だ。帰ったら個人的なやつを手に入れると思う。すてきなのを。


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うん、わかってる。これが書けるようになるまで少し間があった。何本かの骨折は明らかに治療を続ける必要がある。でも精神科医がやってきて僕と話すのがいったい何のためか、わからない。事後評価は済んだ。僕が言いたいのは、グラスはいいやつだ、それは認める、でも本当に?どれくらいたくさんの精神テストが必要なんだ?

とにかく、まず第一に、彼らは僕を一度外へ連れ出した。装備の大半は外で作った、僕はツイてるね、誰が全てのデータを処理するんだ? 僕が野郎の顔をぶん殴った時にカメラが回ってたなんて知らなかった。ハン。あるいはそれより以前、僕が彼を地面の上でカクテルしてやった時に。火炎瓶モロトフカクテル、みんな何ができないって言うんだ?

他何人かにも会った。コンドラキとか、そういう類のやつ。彼は主に写真家だ。でも研究任務もいくつか持っている。ナッツ類や、大量の不愉快な噂も。まぬけ野郎がこの週末に、彼の書類仕事を押しつけてきた。

書類仕事について、言うことは嫌になるほどたくさんある。ここの人々はデジタルへの移行を学ばなければならない。ラッキーなことに、僕はギアーズの署名をほぼモノにした。これで時間が節約出来るだろう。毎回聞きにいかなくてよくなるからな。仕事のスピードをもっと上げるために、あと何人分かの署名を僕はコピーするべきだろう。

ええっと、くそ、誰が給料を監督してるんだ?

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