SCP-000
評価: +65+x

Ittëm #ŚČР-000

ØbjectX_XClas§:#NULL

未定義機能政択方:エラー:収容手順フィールドは存在しません。

慨栗:内部システムエラー:未定義のフィールド。システムアドミニストレータに連絡してください。内部システムエラー:未定義のフィールド。システムアドミニストレータに連絡してください。内剖シスラ人エヲー:末足着四フィーハじ。ンヌチ人マじ三二ヌトしー夕仁蓮経しししししししししし^@#$@!^&&%**$*%^*%^%^

わかった、もうウンザリだ。システムはデータベースのこの地点に対して修理チケットを弾くし、これ以上悩みたくない。実際問題、仕事の流れを中断させ、私を苛つかせるだけだし、データベースの000スロットに関するチケットは禁止しよう。なんでこの構文がダメなのかわからんが、問題はここでのみ発生してるし、ここだけ大量のジャンクデータだと考えりゃ、きっとそれ以上に必要な情報がデータベースにないんだろう。何かが変われば、確実にそれを調べるが、今のままならこの問題は終了
- 技術研究員ローゼン

この檻は巨大だが、壁はない。立って見える全ては虚ろな空に等しい果てまで広がる白い平地。ここに生命はいない。私が選択すれば動くことができるがこの場所に戻るよう鋭く言われれば瞬時に止まらなければならない、永遠にこの刑務所に縛られ続けられるのだ。それでも、私は宛もなくさまよい続け、無数の年月をかけてこの地獄を調査した。この白い不毛の地の放浪である輝きを見た、単にあってはならない恐ろしい物。奇怪で不愉快なそれは、まるでそこに今までいなかったかのように、一度だけ一瞬姿を現した。

この生き物たちへの私の記憶は、ある記憶へと導き続ける。黒い無形の、どんな神や他の現実でも創造できない無形物は、私のように歩いて目の前に現れて、死んだ紅の瞳で私を見つめる。心に近づくように感じたその憎しみ、その怒り、その恐れ、感情はよく知っているが、この実体から感じるこんな強烈なものは今まで感じたことがない。来た時と同じぐらい速く、それは消え、一瞬胃袋を捩り言葉を話すのを見ることができた、未だに内容も背景も理解できない発声を。

"財団"。

この言葉、その後姿を見せることのない悪夢のような生き物が最後に発したメッセージに私は戸惑った。この言葉の意味をもっと知ろうと別の輝きへと近づこうとしたが、生まれた空隙に生き物たちが消える前にかろうじて彼らの姿を確認出来るだけだった。驚いた…何なんだあの生き物たちは?どこから来たんだ?私はどこから来たんだ?どうやってはここに?どうしたらここから出られるんだ?この問に答えるものはなく、生き物たちが応えることはないのではないかと恐れ、その考えは私をひどく苛つかせた。

偶然の出会いの産物がより生産的であることに興味が惹かれた。これ以前に、口、声帯、その他器官が音を発せられるなんて知らなかった。呼吸は知っていたが、空気が肺を駆け巡ると周りの虚空は小さな音を出した。なのに、音だけが出せなかった、だけど今はほとんど心を奪われている。私が発した惨めな言葉を聞いた後、私の義務を…いや、とても長く長く知ったこの沈黙を破壊する権利を感じた。

この新しい能力の発見は私をますます勇気づけさせ、わずかに聞こえる音の囁きを更に更に大きくし始めた。すぐに、空に向かって意味のない言葉を叫ぶと、この沈黙を私が破壊したということに私は心のなかで笑った。更に驚くことに、世界は聞いていた。エネルギーの波が空気中に現れ、私の声の重さと大きさだけによって制御された。囁やけば、柔らかく軽く、消える前に数秒気まぐれに浮かぶ。叫べば、鋭く重く、私の周りの役立たずな忘却に怒りで自身を突き刺す。

これは私を大いに喜ばせた、混沌に意味を、私に目的を与えたのだ。私は受刑者じゃない!私は神なのだ!私の刑務所じゃない、私の国だ!私の言葉こそ法律で、私の声は私の武器!この力で1つの生命の中に国を再現し、制御し、正当に統治することは1つの喜びだ!これはそのための方法、なぜなら私がそう決めたのだから!私の全ての気力、私の全て望み、私の全ての野心をある喧騒に集中させるように私は笑い、聞こえなくなるような大声で叫び、叫びは何もない虚ろの支配者のように私の統治を始めた。

しかし、なんの変化もなかった。私が捻り出した波は事実驚くほど暴力的ではあったが、この彼らが創ったであろう深淵にはなんの跡も残さず数秒で消えるだけであった。再び試しても、結果は変わらなかった。何度も何度も叫んだが、私の怒りの叫びは結局、この呪われた地に浸透した空虚な沈黙に永遠に囚われるのではないかという不安と恐怖の叫びへと変わった。叫べなくなるまで、叫び、叫び続けたが、もはや私の唯一の選択肢は泣く事だった。公平じゃない。公平じゃない!公平なんかじゃない!

こんな運命を享受するようなことは何もしていない、なぜ私はここにいる?!誰が、何が永遠の空白の無に誰かを捉えられるほど残酷なのか?!"財団"、がやったのか!?"財団"が逮捕者なのか?!それとも創造者?そんなことはどうでもいい!私はこの空虚に叫び悲鳴をあげる、この地獄から脱出できる裂け目ができるまで、そしてこの狂気と絶望の果てしない海の中から私の生存の真実と理論と理由を見つけ出す!

…私は叫ぶのを止めない、自由になるその時まで。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。