SCP-0002-J

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非使用時のSCP-0002-J

アイテム番号: SCP-0002-J

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-0002-Jはサイト-88のフロア36、高価値品収容部門の共用トイレに設置されています。SCP-0002-Jの使用は、SCP-0002-Jのある個室の外側に掛けられているクリップボードに記録されます。少なくとも1日に1回、SCP-0002-Jの使用は完全になされなければいけません。

説明: SCP-0002-Jは、サイト-88の高価値品収容部門に設置されている知性のある水洗トイレです。SCP-0002-Jは、個室に持ち込まれたワイヤレス対応のデバイスを介してテキスト通信を行うことが可能です。この方式で利用されるデバイスは、ラップトップでは最大量の通信を可能にするなど、通信がなされる速度に著しい影響を与えます。

SCP-0002-Jの継続した知性は、その本来の目的のための定期的な使用と関連しているようです。1日より長く使用せず放置された場合、SCP-0002-Jは再び使用されるまで全ての異常な特性を失います。しかしながらSCP-0002-Jは、そのような期間中に自身のすぐ近くで発生する事象についての知識を保有しています。

SCP-0002-Jの異常性は2016年3月、サイトディレクターのフィリップ・フォスター博士によるSCP-0002-Jの使用中に最初に発見されました。当時は、SCP-0002-Jの異常性は携帯電話がある場合にのみ現れると考えられていましたが、さらなる実験により他の異常性が示されました。最初の実験では、オブジェクトの異常性の残された部分が明らかになりました。

以下は、フォスター博士によって初めて録音されたSCP-0002-Jとの完全な音声ログです。

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