SCP-002-ND
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アイテム番号: SCP-002-ND

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-002-NDに関する作業をするすべての要員は、その影響に対して記憶保護を受けなければなりません。ニュースメディアに対しては、SCP-002-NDに関する情報の統制がなされるべきです。SCP-002-NDで働く財団のプログラマーは、アンチウィルス・プログラムを継続的に開発、アップデートし、世界中の接触可能なアンチウィルス・ソフトウェア開発者と、匿名の投稿で、情報を共有する必要があります。

アンチウィルス・プログラムのサポートは、財団の関連企業であるスタンダード・コンピューター・プロダクトを通して、SCP-002-NDに感染した銀行の支援を行わなければなりません。SCP-002-NDのインスタンスは押収されなければならず、口頭での調査は続行してはなりません。SCP-002-NDの症例の押収への抵抗、または敵意のある暴力を受けた場合は、致命的でない暴力や、強制が許可されます。SCP-002-ND-3のインスタンスは、異常物質の除去とそれに続く医療処置(通常は眼科手術を含みます)のために、最寄の財団施設に捕縛、輸送されます。影響を受けたすべての人員は、回復したとみなされた後、クラスB記憶処理のあと解放されるべきです。SCP-002-NDの流行が、一定レベル以上に達したと推定できる状況では、大規模な記憶処理が認められます。

説明: SCP-002-NDは、複数の形態の症状を伴う、複合異常感染症の総称です。SCP-002-ND-1とよばれるこの感染症の第一の形態は、強力な感情的、および脅迫的な性質を有するコンピューターウイルスです。このウイルスは、異なる銀行会社のサーバーに進入できるよう進化しており、その非活性化状態は、「EttBugVirus.exe」という実行ファイルとして識別できます。活性化した段階で、ウイルスはまずネットワーク接続を検出し、次に物理的な銀行のサーバーに自身をアップロードします。ウイルスがどのように銀行のサーバーを識別するかは不明です。アップロードが完了すると、ウイルスは銀行のインターネットページに関連付けられたファイルの検索をし、これらのファイルをマスクして置き換え1、残りのファイルを編集します。この時点で、銀行の会計ソフトウェアはSCP-002-ND-1をソースファイルとして動作するようになります。

SCP-002-ND-1がシステムに設定されると、その異常な結果が銀行のログインページに明確に現れます。感染したシステムでログインが試行されると、サービスが正常に動作していないことを示すエラーメッセージが表示され、「詳細」タブが表示されます。それを開くと、青い果実のステッカーを両目の角膜と舌先に貼り付けるという解決策を提示します。この段階で、提案のリスクや、不合理さに気づいたとしても、読者が指示を完了するようにと強く要求しており、ウイルスにさらされたすべての被験者のうち、約80%がこの脅迫的行動の影響をうけます。SCP-002-ND-2に分類され、認知感染症として扱われるこの心的状況は異常であり、SCP-002-ND-1によって直接引き起こされることが判明しています。この段階では、感染した人間は比較的コミュニケーションがとりやすく、論理的な推論によって感染から救済することが可能です。

しかし、感染した人間が上記のいずれかの領域に青い果実のステッカーを貼り付けるとすぐに、感染した人間の脳活動に重大な変動が生じ、ひとつ果物のステッカーを張り付けるごとに、脳活動は徐々に減少します。被害者が3つの果実のステッカーを規定の領域に貼り付けた場合、脳の活動が著しく低下し、脳の処理能力が大幅に低下します。この状態の個体は、もはや自立的な人間とはみなされずSCP-002-ND-3と分類されます。彼らは以下の特徴を持ちます:SCP-002-ND-3はSCP-002-ND-1の指示を繰り返し、まだ影響を受けていない人の目や舌に青い果実のステッカーを力づくで、および、または暴力を振るうことによって貼り付け、積極的に感染を広めようとします。SCP-002-ND-3個体は、この目的のために、虚空から青い果実のステッカーを生産する能力を有しているようです。

疫学的には、SCP-002-NDは以下のように機能します。:1)SCP-002-ND-1(コンピューターウイルス)はコンピューターに感染し、それを他のコンピューターに広めるための基点として使用します。これは、ウイルスがデバイスの帯域幅の大半を占めるため、デバイスのインターネット接続が低速であるという認識をもたらします。2)SCP-002-ND-1が銀行のサーバーコンピューターに感染した場合、SCP-002-NDは絶対的な指示を行うことで人に感染し始め、SCP-002-ND-2(強制的な行動)に移行し、3)感染した人がすべての指示を完了したときのSCP-002-ND-3(思考)へと移行します。SCP-002-ND-1(ログインページ)の感染率は80%、SCP-002-ND-2(軽度に感染した被害者の口頭伝達)は25%、SCP-002-ND-3(高度に感染した被害者の口頭伝達)は70%で感染します。SCP-002-ND-3の個体が、果実のステッカーを他人に貼り付けたケースの100%において、これらは即座にSCP-002-ND-3へと変換されました。

SCP-002-ND-2は通常、感染者に介入することによって、あるいは記憶処理の投与によって、容易に治療することが可能です。一方、SCP-002-ND-3は、犠牲者のすべてのステッカーを取り除くことによってのみ治療することが可能です。そのケースの約15%のケースで、果物のステッカーは、非常に平滑に罹患者のまぶたに完全に密着しており、これは除去のためのプロセスをより複雑にします。この段階では、眼球の損傷は事実上避けられませんが、必ずしも治癒できないわけではありません。除去後、被害者は通常1-2時間意識を失い、その後、完全に健康な状態で目を覚まします。致死率は、SCP-002-ND-3の伝達および、発症中の記憶処理がすべての治療者に可能である場合には、ほんのわずかです。世界の人口の約20%が、SCP-002-NDへの免疫をもっていると推定されています。さらに、ミームワクチンの摂取が、感染の予防に効果的であることが判明しています。

SCP-002-NDは、バルト地域の流行の結果、2016.06.26に最初に発見されました。財団およびGOCによる協力的な介入により、流行が阻止され、SCP-002-NDの継続的な流行は抑えられました。これに続いて、国際メディアでのSCP-002-NDに関するすべての情報の徹底した統制と、大規模な記憶処理の使用によって、異常存在の一般的な知識は削除されました。SCP-002-NDが世界中で流行し、それを抑えられない場合、AKクラスシナリオにつながる可能性があると推測されています。

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