SCP-003-FR
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アイテム番号: SCP-003-FR

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

SCP-003-FRは5×3×2mの金属ガラス製のケースに収容されます。ケースは10×10×2mの鉄筋コンクリート製の部屋の中央に置かれます。毎週、Dクラス職員により、ケースに傷が入っていないか点検されます。オブジェクトは常にDクラス職員により取り扱われます。SCP-003-FRには地元の墓地から入手した20歳から50歳の人間の一部(腕もしくは脚)を毎日給餌し、不足した際にはDクラス職員の死体を利用します。ケースは常に28℃に保たれ、毎週掃除されます。SCP-003-FRとの会話はレベル3もしくはそれ以上の権限により承認されます。会話の際、SCP-003-FRにインタビューするチームはケースの内側、オブジェクトの近くにマイクを設置しなければなりません。インタビューは30分を超えてはなりません。収容違反の際は回収手順███-█が適用されます。

注記: SCP-003-FRの収容手順に関するすべての質問はSCP-003-FR研究責任者に問い合わせてください。

説明:

SCP-003-FRは19██年にエージェント███████によりアノマリーの特徴に次いである家で発見されました。SCP-003-FRは家の持ち主のものと考えられる入れ歯です。所有者は[削除済]で発見されました。SCP-003-FRは人体に引き付けられます。犠牲者を殺害するために、SCP-003-FRは犠牲者の顎に[データ削除済]して取って代わり、自身を捕食するために犠牲者の自由を奪います。オブジェクトは開閉しながら「飛び跳ね」移動することが可能です。オブジェクトは地面の上を自身または犠牲者を引きずる際に「滑る」ことも可能です。オブジェクトは2分のうちに███kgの肉を噛み千切ることが可能です。噛み千切られた肉は粥状になる前は断片のまま残ります。この反応の起源は不明で、食いちぎられた肉が食いちぎられていない肉によって触れられた時、「粥状」効果が伝染し、他の肉も粥状になります(実験003-1参照)。オブジェクトは痛んでいない肉に対して毒を盛られた肉、人肉と動物の肉、[データ削除済]を識別することができます(実験003-2参照)。SCP-003-FRはフランス語で意思疎通することができ、[データ削除済]の際、言語を習得すると考えられます。オブジェクトは極めて感受性が強く、攻撃的です。オブジェクトの構成要素に対するいかなる質問も提起してはなりません(インタビュー003-1参照)。


回収手順███-█

SCP-003-FRの収容違反の際、3人の被験者を用意する必要があります。1人はSCP-003-FRの収容室に配置されます。囮として残り2人はケース内に配置されます。SCP-003-FRがケースに入ったら、直ちにケースの蓋を閉じます。もしケースが75%以上損傷していた際は、部屋からSCP-003-FRが脱走することを防ぐために収容室に液体窒素を投入します。

補遺:

インシデント003-1以降、オブジェクトはEuclidに再分類されました。[削除済]以来、SCP-003-FRに関するいかなる実験も許可されていません。

SCP-003-FRに関する閲覧可能な文章:

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