SCP-007-J
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SCP-007-Jはいまだ確保されていないため、この写真は同一商品として販売されている通常のマフィンのものです

アイテム番号: SCP-007-J

オブジェクトクラス: Euclid(Keterクラスへの再分類が予定されています)

特別収容プロトコル: SCP-007-Jの所在は現在のところ判明していませんが、第一発見現場がブレイク職員とエヴァン職員のオフィスであることから、サイト████の外部には出ていないものと考えられます。後ほど、偵察部隊シータによる施設内の徹底捜索が行われる予定です。SCP-007-Jがどのような性質を有しているかは不明であるため、職員各自はSCP-007-Jにうかつに接触することのないよう十分に注意してください。

説明: SCP-007-Jは、財団のメンバーであるエヴァン職員が所有していたブルーベリーマフィンです。当初は通常のマフィンと思われていたものですが、後に特異的性質を有することが判明したため、SCPとして指定されることになりました。

SCP-007-Jの異常性が発覚したのは、████年██月██日、ブレイク職員とエヴァン職員の昼食休憩時間中のことです。休憩中に電話連絡を受けて席を外したエヴァン職員は、しばらくして席に戻ってから、机の上に置いてあったはずのSCP-007-Jがなくなっていること、さらにSCP-007-Jが残したと思われる正体不明の物質がブレイク職員の唇に付着していることに気づきました。ブレイク職員はSCP-007-Jに注意を払っていなかったため、どのような手段でSCP-007-Jが姿を消したのかは明らかになっていません。

当時に行われた議論の記録は以下の通りです。

エヴァン職員: (電話を終えたあと、部屋に戻ってきて)あれ? ……おい、俺のマフィンはどこだ?

ブレイク職員: えっ?

エヴァン職員: 「えっ?」じゃないだろ、とぼけるな! お前は人のマフィンを食うのか! そんなにマフィンが好きなのか!

ブレイク職員: 俺は何も知らないって! 本当だよ!

エヴァン職員: それじゃあ何か、マフィンが勝手に歩いて部屋から出ていったとでも言うのか?

ブレイク職員: さあ、俺に言われても……。ほら、忍び泣く天使1みたいなコンクリートの彫像とか、絶対に死なないクロコダイルとかがいるんだから、自意識を持ったマフィンがいたっておかしくないんじゃないか? そうだ、きっとそうに違いないぞ! こいつは大変だ!

エヴァン職員: いや、犯人はお前だろ。口のまわりに食べカスがついてるじゃないか!

ブレイク職員: (慌てて口を拭いながら)何てこった、俺の口にこんなものが! おい、報告書の用紙を取ってくれ! すぐ医務室に行って検査を受けないと!

エヴァン職員: お前、いい加減にしろよ。

その後の検査で、ブレイク職員の唇に付着していた物質はSCP-007-Jの一部であることが確認されました。SCP-007-Jがブレイク職員の体にこのような痕跡を残していった理由、および方法は不明ですが、検査結果によれば長期に渡る健康上の影響が生じる恐れはないとのことです。万一の可能性を考慮し、ブレイク職員には検疫施設にて3日間の待機が命じられています。

なお、サイト内に存在するマフィンやその他同種の食品がSCP-007-J(あるいは、SCP-007-Jを生み出した原因と思われる財団組織そのもの)の影響を受けて動き出すことが予想されるため、SCP-007-Jが確保されるまでの間、カフェテリアには武装したセキュリティスタッフが常駐して警備にあたる予定です。

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