SCP-008-DE
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アイテム番号: SCP-008-DE

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SCP-008-DEと以前の飼い主

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-008-DEはサイト-DE17の生物セクター-██に収容する必要があります。SCP-008-DEの幸福感情を保証するため、元の生息地を再現した小規模な保護区域に定住させます。保護区域は大きな壁で囲まれており、レベル2以上のアクセスレベルを保有する職員のみがアクセス可能です。保護区域には平均樹高2.3~3メートルのモミ属の樹木が5つ植えられています。また、SCP-008-DEに水を供給するための小さな池が備えられています。SCP-008-DEの幸福感情は常に維持させてください。

説明: SCP-008-DEは平均1m/sで移動可能な根を有する樹高1.93メートルの生きたシチリアモミ(Abies nebrodensis)1です。SCP-008-DEは1m/s以上で移動することが無い、もしくは素早く移動することが出来ないことが様々な実験により示されています。割り当てられた研究チームにより、SCP-008-DEには同種のモミと区別するため「ネボ」の名称が付けられています。これは「ネボ」の名前で呼ばれた時に反応を示したことから命名されました。IQテストの結果、SCP-008-DEはイヌ並みの知能を持つことが判明しています。偶然にもSCP-008-DEの行動は愛玩動物のものに酷似しており、毎日のように世話をしている職員に対して歓喜し友好的に接します。

SCP-008-DEの研究は現在、クスミン博士の監督下で行われています。彼にはSCP-008-DEの保護区域への未承認物品の持ち込みが許可されています。クスミン博士は、SCP-008-DEを理解し特別収容プロトコルの組み立てにあらゆる分野で貢献してきました。

SCP-008-DEはクスミン博士に対し非常に積極的な反応を見せ、幸福感情を大幅に向上させます。SCP-008-DEを「潜伏」状態にしないためにも、SCP-008-DEの幸福感情を維持させることが非常に重要です。SCP-008-DEの幸福感情が最低点に達した場合、全ての人間や生物から逃亡し保護区域のどこかに潜伏します。2001年██月██日には、SCP-008-DEはモミの茂み、次いで保護区域の隅に、そして最後には地面の窪地に潜伏していました。SCP-008-DEがモミの茂みに潜伏した場合、5つのモミの茂みのどれかに潜伏したのか確認することが困難になります。SCP-008-DEの防御効果には多大な苦痛を伴い、治療も困難です。自身の幸福感情が不十分な時に生物が接近した場合、SCP-008-DEは防御反応を示し、危険を脅かす存在に対しては早い速度で針を射出させ攻撃を与えます。この針は被害者の身体内で硬くなるため、ピンセットでは取り除けません。モミの針は被害者の肉体に非常に深く入り込み、刺さった後に針は肉体により深くまで刺さるよう硬く成長します。植物の針がなぜ硬くなる効果を持っているのかは研究者でも解明できていません。針は手術でも除去することが極めて困難です。

発見: SCP-008-DEは2000年██月8日にウクライナの████████村で発見されました。以前の飼い主であったデミトロ・[編集済]は、SCP-008-DEを各村を旅する際の見せ物として使用していました。SCP-008-DEが去った後の村の記録は、生物セクター-██の保管庫-03で保管されています。村の全住民にはCクラス記憶処理を施した後、村に送還させています。

補遺: 飼い主がSCP-008-DEと同様の種のみを飼育していたため、遺伝子汚染の可能性は研究者によって否定されています。SCP-008-DEの全ての他個体は成長できずに枯れていました。SCP-008-DEは繁殖能力を持たないため種を広めることはできません。周辺からは同様の種は発見されませんでした。

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