SCP-010
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アイテム番号: SCP-010

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-010を構成する物体は高セキュリティ施設内の番号を振られた鍵つきの箱に収納します。テストの被験者以外は装着してはいけません。

SCP-010を保管庫から移動してもよいのはテストのときだけです。

説明: SCP-010は、はっきりと区別できる鋳鉄の首輪に金属製の番号タグがついたものが六つ、それと一つのリモートコントロール装置から成ります。コントロール装置がSCP-010-1です。首輪はSCP-010-2からSCP-010-7です。首輪の中には入り組んだ電子部品があり、小さな(直径5mm、厚さ2mm)100Vのバッテリーで電力供給されています。バッテリーは充電可能です。

リモコンは重くて黒い箱で、旧式の携帯ラジオ送受信機に似ており、素朴な青みを帯びた白のブラウン管とラベルのない100個以上のボタンが、周波数チューナーとともについています。試行錯誤の結果、現在発見されている六つの首輪全ての周波数が見つかっています。ロシア語のラベルがピラミッドを建設する労働者のロゴとともに操作機に貼り付けられています。公式のロシアの企業や政府機関はどこもこのロゴを使っていませんし、貼り付けられたラベルの文言と同じ名前ではありません。

首輪を誰かの首につけ、留金をかければ、リモコンで挙動をコントロールできるようになります。アドレナリンの分泌を促したり、交感神経の活性化や非活性化をしたりする能力もあります。首輪のもっとも異常な特徴は身体の形態への影響力です。リモコンの使用者は犠牲者の姿態をある範囲で再構成できますが、その範囲の制限となるものは明らかにリモコンのプログラミングについての知識だけです。

補遺010-1: 来歴

SCP-010が発見されたのは合衆国中西部のある独居男性の地下室からで、局地的失踪事件が彼と関連づけられたのちのことでした。警察がその男性の家を強制捜査した際、彼らは何人かの死体とともにSCP-010を発見しました。死体の一つは住人男性のものと判別されました。他の死体はそれぞれ失踪した人々のものでした。死因は集団自殺と見られます。しかしながら、まずは激しくもがき苦しんだ痕跡があったのです。

補遺010-2: 分解実験

試験1:SCP-010-2を区分ごとに分解し、パーツにラベルを付け何枚か写真を撮り、それから組み立てなおした。
結果:組み立てなおした後、SCP-010-2は再び機能した。

試験2:SCP-010-2とそっくりなSCP-010-8を組み立てた。ただし複製不能な構成部品について最小誤差が残る。
結果:SCP010-8は機能しなかった。

試験3:複製不能な構成部品をSCP-010-2からとりSCP-010-8の適切な場所に設置した。
結果:部品を取り除いたらSCP-010-2は機能しなくなった。SCP-010-8が機能し始めた。

試験4:構成部品をSCP-010-2に戻した。SCP-010-2の構成部品のうち複製可能なものをランダムに複製と置き換えた。
結果:SCP-010-2は構成部品を戻したら機能し始めた。複製可能な構成部品を複製と交換してもそれとわかる効率低下はない。損耗したトランジスタを交換したら、送信してからリモコンに入力されたコマンドにSCP-010-2が反応を示すまでにかかる時間が12%減少した。

補遺010-3:

SCP-010が効果的に機能するのは、他のどんな課題よりも非熟練労働者を作りだす場合にだとはっきりした。ロゴにぴったりだ。~█████博士

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