SCP-015-JP
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アイテム番号: SCP-015-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-015-JPを中心に半径500mを封鎖してください。世間一般には該当地域は地盤が脆いため立ち入り禁止と伝えられています。
SCP-015-JPから600m離れた地点に設置された観測所からの定期的なSCP-015-JPの観測とサイト周辺の見回りをレベル2職員3人で行ってください。
収容違反が発生した事により、監視体制が強化されました。(補遺#1参照)

  • 1年を3つの期間に分け、期間ごとに以下のような取扱いとします。
  • 第1期間:1月~2月13日までの休止期はレベル2職員の3人体制で封鎖地域の監視を行います。
  • 第2期間:2月14日から10月末までの活性期はレベル2職員の3人体制でSCP-015-JP及び封鎖地域の監視及び見回りを行います。
  • 第3期間:11月~12月末までの最活性期はSCP-015-JPへの接近は許されません。レベル2職員6人の体制で観測及び封鎖地域の見回りを行います。期間中に封鎖地域侵入者が発生した場合、職員の損失を避けるため捕縛等は試みないでください。

遺体の回収が必要になった場合、休止期を待って作業に当たってください。

説明: SCP-015-JPは██県██市山中、199█年まで主要道路として使われていた片側一車線の旧道(補遺#2参照)の谷側に設置されている2m幅の白いガードレールです。対象は強い衝突を受けた様な中央の大きなへこみと傷、錆びが見られ40度程道路の反対側に倒れています。しかし対象はそれ以上の損壊は受け付けず、撤去する事も不可能です。経年劣化も認められません。

県庁の記録によれば197█年に県が転落防止を理由に地元建設会社へ設置を依頼し建てられた事になっています。対象が存在する道路の見通しは悪くなく1年を通しての気象変化によって道路状況が大幅に変化する事はありません。また設置以前に事故の記録はなく、また設置後から200█年に起こった最初の死亡事故(補遺#3参照)まで事故があったという記録はありません。

最初の死亡事故以降、周期性を持って発生しているためその前後から異常性を発露し始めたと見られます。
SCP-015-JPは生きた人間へのみ作用する引力を発揮します。異常性には1年周期が存在し、凡そ12月31日から2月13日までは休止期となり異常性を見せる事はありません。2月14日からその異常性を発露し始め、徐々にその効果を強め11月には人を死に至らしめるに十分な力を見せます。最大時は12月末頃がもっとも強い引力を発生させます。そして多少前後があるものの30日までには効果はなくなり再び休止期に入ります。
効果範囲は半径██mと一定です。引力は時間と共に変化を伴います。弱い段階だと無意識に歩いているとSCP-015-JP側へ寄って行く、バランスを崩して転ぶ、躓く程度のものですが、最大時には█Gを観測し、それに捕まった人間は最大時速██kmまで加速、障害物及びSCP-015-JPそのものへ衝突し死亡する事がわかっています。SCP-015-JP衝突までに生命活動が停止した場合、効果の範囲外となります。
それらの周期性、異常性から財団の目に留まることとなりました。

補遺#1: 200█年12月に収容違反が発生。封鎖地域への侵入者を許しました。結果として侵入者はSCP-015-JPヘ激突し死亡しました。所持品は僅かな現金と白い花束、粉ミルクのみで損壊も激しく身元の特定はできませんでした。

補遺#2: オブジェクトが存在する旧道は199█年に片側二車線道路の新道が開通するまでの主要道路であり、新道開通後もしばしば周辺住民によって使われていました。

補遺#3: 最初の事故は199█年12月中頃に当時市内に住んでいた二十代の夫婦と三十代の男性による交通事故です。唯一生き残った夫の証言と現場検証から男性側の不注意による事故として処理されています。
夫の証言を得ようとし、200█年1月始めに現住所を特定したもののその姿はなく、以後行方不明扱いとなったようです。
200█年における侵入者はこの夫だったという見方が強いようです。

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