SCP-016-KO
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SCP-016-KOの模型

アイテム番号: SCP-016-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-016-KOは、サイト-██の耐火、絶縁処理を施された収容室内にある3m×3m×2mの大きさの移動可能な耐熱強化ガラスの容器に保管されなければなりません。SCP-016-KOを用いた全ての実験では、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要であり、SCP-016-KOと接触を行う全ての人物は適切な保護具を着用しなければなりません。また、週に1度、実験動物や近日中に処理される予定のDクラス職員をSCP-016-KOの炎に接触させる必要があります。炎に食用の植物を接触させることは固く禁止されています。

説明: SCP-016-KOは、奥行きと幅が約2m25cm、高さが約1m35cmである祭壇です。サンプルを検査した結果、このオブジェクトはアカシアの木に真鍮を被せて作られたことが判明しており、年代測定の結果[データ削除済]。SCP-016-KOの破片はオブジェクトが示すいくつかの異常性も示すことはなく、破片が取れた部分は即座に修復されます。

SCP-016-KOの内部には、燃焼に必要ないかなる可燃物も存在していないにもかかわらず、常に内部が一杯になる程の大きさの鮮紅色の炎が存在しています。この炎は一般的な消火の試みによって勢いが衰えることはなく、唯一炎が食用の植物や高等動物に触れ、燃え移った際にのみ大きさが1/10程度縮小されます。炎は燃え移った物体が燃え尽きた後、約12時間に渡って大きさを復元します。対象の炎が石油などの生きていない可燃物、建設用木材などの食用ではない植物、何らかの下等動物が接触した場合、その物体は発火点の直前まで熱されるだけで発火しません。

炎が燃え移った物体は、約30分で少量の白色の灰を残して完全に燃え尽きます。燃え移った炎は全体的にオブジェクト内部の炎と同じような異常性を持ちますが、また別の物体に燃え移ることはなく、外部では消火は出来ないものの延焼しないという違いがあります。燃焼中の動物はいかなる痛みを感じても消火を試みることなく、一般的にうつ伏せのような姿勢をとって燃焼が終了するまで動くことは決してありません。

燃焼していた物体が高等動物である場合、対象は燃焼後に約1~2万ルーメンの光を放ち、この発光は平均約20秒前後で終了します。この光は、光を浴びた人物の精神状態を安定化させ、活力を取り戻すなどの肯定的な精神的影響を与えます。この時、外傷や感染症などの物理的な不調は解決されませんが、精神的な不調によってもたらされた物理的な不調については効果がありました。

しかし、燃焼していた物体が食用の植物であった場合、対象は平均して20~30分の間、電光の長さ最大1km、最大放電電流█████Aに達する炎に対する放電が発生します。この放電は、一般的にターゲットの存在する半径10km内の範囲でゲリラ的な豪雨、あるいは季節に応じて大雪や雹が降る、半径20m以内の全ての植物体と菌糸体が水分の消失のために死亡するなどの広域異常と共に発生します。

また、168時間以上SCP-016-KOの炎にいかなる高等動物も接触していない場合、炎は遅い速度で広がっていき、積極的に高等動物を探すようになります。炎が広がる範囲に制限はないと見られ、高等動物に炎が燃え移るとオブジェクトの内部にある炎を除いた全ての炎は即座に燃焼を停止して消失します。ビデオ映像を解析した結果、炎はSCP-016-KOから分泌される赤黒い色の液体によって燃え広がっていると推測され、この液体を採取する試みは炎が消えると同時に消失したために失敗に終わっています。

SCP-016-KOから発生する広域異常の内容とSCP-073が原因となる枯死現象に類似点が指摘されており、現在関連性を調査しています。

確保記録016-KO: SCP-016-KOは長崎県████市郊外の[編集済]で発見されました。このオブジェクトは長崎県にある某大聖堂への輸送途中の事故により運送業者が失踪した後、某宗教団体により御神体と崇められるようになっていました。運送業者の死体が発見されないことに違和感を覚えた財団のフィールドエージェントによるその地域の聞き込みの後、宗教団体の会合を急襲しオブジェクトを確保しています。この過程でいくつかの異常存在が発見されましたが、ほとんどは宗教団体の抵抗により破壊されました。

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