SCP-025-KO
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SCP-025-KO

アイテム番号: SCP-025-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-025-KOの存在する民間の一戸建て住宅は、財団が買収し管理しています。SCP-025-KOの入り口は二重ロック装置を設置し、実験や清掃を行う場合にのみ開放してください。真夜中から午前5時までの時間帯には、いかなる実験や清掃も行ってはいけません。また、出入りの際には必ず2人以上が一緒に入室し、やむなく内部の設備を使用する必要が生じた場合、その使用時間が15秒を超えないようにしてください。

アクセスの権限を得るには、セキュリティクリアランスレベル1以上が必要であり、事前にガンドラグ博士と時間を協議してください。もし不在の場合には、ヘザー研究員に問い合わせてください。

説明: SCP-025-KOは、大韓民国███道の██市に存在する一戸建てのバスルームです。内部にはトイレとシャワーの蛇口、浴槽、照明、鏡がありますが、窓はありません。天井はタイルで仕上げられていますが、1ヶ所だけ正しく設置されないまま天井の上の空間に乗せられています。異常現象はこの部分より発生します。

午前1時から午前4時の間に1人の人間がSCP-025-KOに侵入して浴槽を使用し、入浴を行ったり、洗髪を行う場合、SCP-025-KOは活性化します。この時、天井の開口部の暗闇の中より人間の女性のものに酷似した縦長の黒髪のような物体が出現します。これをSCP-025-KO-1と分類します。これは平均18秒以内に使用者に完全に到達し、即座に使用者の首筋を覆います。この物体が触ってくるような感覚はなく、髪を洗う過程で気が付くことができます。この時点から照明は電力の供給とは無関係に、不規則に遅く点滅します。

一旦この段階まで問題なく遂行された場合、使用者がこの物体から脱出する方法はありません。SCP-025-KO-1は2~3秒以内に、使用者の首全体に髪のような繊維を巻き付かせ、測定不可能なほどの強い力で使用者の首を締め上げます。財団に知られている何例かの被害者においても、この時点で生存していた事例は現在に至るまでありません。使用者が激しい抵抗を示した場合、まるで絞首刑に処するように使用者を空中に少し持ち上げることもあります。最終的に使用者が窒息死すると、髪はすぐに離れて再び天井の隙間の中に入り込みます。

SCP-025-KO-1が首筋に触れる前に、使用者や他の人物の感覚器官によって観測された場合は即座に戻っていき、この場合に限って使用者は無事に生還することができます。財団の所持しているいかなる切断機構もSCP-025-KO-1を切断することはできませんでした。財団に収容されるまで対象は浴槽の中で首を絞めて民間人を6人殺害しており、財団が管理するようになって以降は実験の過程において追加で3人を殺害していますが、なぜこのような殺人を繰り返しているのかの理由は不明です。

財団に収容される前、民間人が対象を閉じようとしたという証言はありますが、誰も成功しておらず、そのうちの1人は現在も深刻な恐怖を訴えています。

補遺: 025-KO-008

赤外線映像装置とサーモグラフィーカメラを装着したロボットが天井の空間を調査しましたが、いかなる異常も発見することができませんでした。対象を活性化させた後、活性化の最中にロボットによって調査を行う方法が検討されています。 - ヘザー研究員

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