SCP-026-JP
評価: +53+x

アイテム番号:SCP-026-JP

オブジェクトクラス:Safe Euclid

特殊収容手順:SCP-026-JPはサイト-8141の人型生物収容室に収容されます。SCP-026-JPは1日に3度の食事を必要とします。SCP-026-JPは2週間に1度、通常の実験に加えて健康診断を必ず行うようにしてください。SCP-026-JPは財団職員に対して協力的な態度をとっています。現在職員による監視の上で、サイト-8141内をある程度自由に動く権利を与えることが検討されています。SCP-026-JPは激しい刃物恐怖症及び対人恐怖症を同時に患っており、そのため財団のセラピストが週に一度必ずメンタルセラピーを行う必要があります。SCP-026-JPの健康状態に問題が見られる場合即座に治療を行い、またその場合は担当職員による実験申請が認可されている場合を除いて、SCP-026-JPの排泄物は財団の危険物処理手順に従って廃棄してください。SCP-026-JPが生命の危機にある場合、財団の機動部隊丁-つ("食後の一服")が医療と、場合によっては戦闘によって対処を行います。SCP-026-JPの入浴の際には専用に調整された浴室を使用させてください。毎日SCP-026-JPが作った"食事"の処分を必ず行ってください。

SCP-026-JPが作った"食事"はDクラス以外の者が摂取することを禁止します。Dクラスに摂取させた場合、異常が見られたら検査・解剖を行った上で終了処理を行ってください。SCP-026-JPが作った"食事"はレベル4クリアランス以上の職員二人以上の許可が無い限り必ず廃棄されます。

説明:SCP-026-JPは日本国籍を持つ1█歳の女性です。戸籍では200█年5月██日に徳島県████町で生まれたと記録されています。SCP-026-JPが様々な形で体内の物質を排出するとき、SCP-026-JPの異常な特性が発揮されます。SCP-026-JPの肉体から完全に離れた瞬間にSCP-026-JPの涙液・尿・血液は何らかの飲料あるいは液体の食物に、吐瀉物・糞便・体組織は固体の食物に変化します。これらの"食事"はすべて調理され、タンパク質を含んだ有機的材料によって構成されている、一般的な食器の形状をした"食器"に盛り付けられた状態で現れます。SCP-026-JPの健康状態によって"食事"の出来は大幅に変化し、健康状態が悪化した場合毒性や強い危険性を持ちます。一般的な風邪程度であれば、料理の味が極めてひどいものとなる程度ですが、生命の危機の場合周囲の生命が失われる危険性があります。

補遺1

実験記録026-い-001
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの大便
結果:対象物は平皿状の"食器"に入ったマッシュルーム及びマイタケが入ったトマトソースのかかったオムレツへと変化した。Dクラスに食べさせたところ「非常に美味」と述べた。

実験記録026-ろ-002
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの大便
補足:SCP-026-JPには事前にボークビーンズを食べさせた。
結果:対象物は丼状の"食器"に入った山かけ月見蕎麦へと変化した。Dクラスに食べさせたところ「非常に美味」と述べた。
「なるほど、対象が事前に食べた食事とは関係なくこれらの食物は生まれるようだ」 —井沼博士

実験記録026-と-007
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの尿
補足:SCP-026-JPには事前に水を1リットル取らせ、実験記録 -ち-008と連続して行った。
結果:対象物はコップ状の"食器"に入ったアイスミルクへと変化した。Dクラスに飲ませたところ、「非常に新鮮で濃厚だ」と述べ、二杯目を要求した。

実験記録026-ち-008
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの尿
結果:対象物はスープ皿状の"食器"に入ったソラマメのポタージュスープへと変化した。Dクラスに飲ませたところ、「とても美味しい、こんなスープは食べたことがない」と述べた。
「どうやらこれらの食物はSCP-026-JPの状態がほぼ同じであっても変化するらしい。法則はあるのだろうか」 —井沼博士

実験記録026-つ-019
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの皮膚片
補足:皮膚片はSCP-026-JPの皮膚からメスによって引き剥がしたものである。
結果:対象物は平皿状の"食器"に入ったチキンカレーライスに変化した。Dクラスに食べさせたところ、「水っぽくて不味い」と述べた。
「もしかすると、SCP-026-JPが負傷するとこれらの食物の質は落ちるのか? さらに傷を与えてみよう」 —井沼博士

実験記録026-ね-020
担当者:井沼博士
対象物:SCP-026-JPの筋肉組織
補足:SCP-026-JPを麻酔したうえで脚部にメスを入れ、歩行に支障がない程度に筋肉組織を摘除した。
結果:対象物は平皿状の"食器"に入ったポークカツレツへと変化した。これは著しい腐敗の兆候が見られた。Dクラスに与えたところ拒否されたため、強引に食べさせる。Dクラスは黄色ブドウ球菌による激しい食中毒により死亡した。
「この程度でもこれほどに食品の質が劣化するのか? ならばもし、生命の危機に晒したならどういう結果が起こるのだ?」 —井沼博士

補遺2
事件記録026-JP:財団倫理委員会が井沼博士に対して呼び出しを行い、彼の行為が財団の理念に反するレベルに近づいていることを警告し、SCP-026-JPの担当を変更することを通告しました。井沼博士はその直後、SCP-026-JPの収容室に入り、SCP-026-JPを拘束し、その脊髄の一部を麻酔無しで摘出しました。SCP-026-JPから摘出された脊髄は即座に平皿状の食器に乗った、自己増殖し触れた有機物を自身に置換する真黒なシチューに変化しました。事件が終わるまでに、井沼博士を含む22人の財団職員が死亡しました。SCP-026-JPは治療を受け、脊髄損傷による下半身麻痺は完全に取り去られましたが、著しい対人恐怖症及び刃物恐怖症に関しては今だ治療ができていません。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。