SCP-027-JP
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回収されたエレクトリック・ギター

アイテム番号: SCP-027-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-027-JPに関する報告の調査を行い、発生地点及び状況と人物などの共通要因の解析が進められます。SCP-027-JPに曝露した生存者、並びに事象の目撃者にはインタビューを行い、記憶処理を施した後に解放します。SCP-027-JPの観測、並びに記録を目的とした実験は継続されます。当該オブジェクトによって死亡したとされる人物に関してはカバーストーリー「水難事故」が適用されます。

説明: SCP-027-JPは現在までの調査により、最大風速が17.2m/s以上の状況下において特定人物に影響を及ぼす認識災害、それに伴う殺害現象であると判明しています。SCP-027-JPの曝露者は初期段階の症状として聴覚の異常を引き起こし、「Gene Kelly」の楽曲である「Singing In The Rain」を認識するようになります。この初期症状は曝露者が屋外へと進出するまで継続されます。

曝露者が屋外へと進出する、或いは曝露者が元々屋外に存在していた場合、SCP-027-JPは第2段階へと移行します。第2段階においては、認識する音声の内容が変化し、「Doris Day」の楽曲である「Whatever Will Be,Will Be Que Sera,Sera」のワンフレーズ1を繰り返し認識するようになります。

最終段階としてその状態の曝露者が河川或いは海に接近した直後、曝露者は飛来した楽器と衝突し、大抵の場合は衝突の打撲、もしくは貫通により死亡します。楽器の発生源の特定は全て失敗に終わっています。現在までに飛来が確認された楽器として、アーチリュート(Archlute)2、大型のバラライカ(Balalaika)3、ディジュリドゥー(Didgeridoo)4、リードオルガン(Reed organ)、エレクトリック・ギター(electric guitar)等が確認されています。

これら全ての異常は最大風速が17.2m/s以上の状況が終了するまで継続します。

SCP-027-JPの調査は大半が生存者、並びに目撃者によるインタビュー記録によって構成されています。また、観測は後述する1件を除いて財団において成功した事例は存在しません。現在までに生存している曝露者の間での共通要因は発見されておらず、SCP-027-JPが原因と推測される事例は現在も数多く存在しています。

補遺: 2016/08/24、Dクラス職員を用いた実験において、初めて財団がSCP-027-JPの観測に成功しました。実験開始後10分以内にD-9861は「Singing In The Rain」を認識し、博士の指示により実験場付近の河川に接近しました。直後にアーチリュートが飛来し、ヘッド並びにネック部分がD-9861の右脇腹を貫通しました。D-9861は待機していた救護班により回収され、治療が行われました。その後のD-9861へのインタビューにより、新たにD-9861が河川に接近した際、「THE BEATLES」の楽曲である「HELLO,GOODBYE」のワンフレーズ5の対面経験のない人物らによる合唱を繰り返し認識していた事が判明しました。

追記: SCP-027-JPの要因解明のため、D-9861の人的資源としての運用は継続されます。

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