SCP-029-KO
評価: +2+x

アイテム番号: SCP-029-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-029-KOは、サイト-██の収容ロッカーに施錠された状態で保管されなければなりません。事件KO-029-A以降、SCP-029-KOを収容ロッカーから持ち出したり、それを利用して実験を行うことは全て禁止された状態にあります。

説明: SCP-029-KOは、A4用紙10枚で構成されている、ステープラーで綴じられている書類の束です。鉄製の針は取り除くことはできませんが、紙を引き裂いて取り出すことは可能であり、このとき破れたSCP-029-KOの破片は何の異常現象も発生させない一般的な印刷用紙と同じ材質の紙であることが判明しています。用紙が破れたSCP-029-KOは、誰の目も届かない場所にある場合に一瞬にして元の状態に戻ります。

SCP-029-KOは企画書の体裁を取っていますが、通常の場合は企画書のテンプレートだけが記載されているだけで、実際の内容の部分については空白になっています。もし何者かが内容が無い状態のSCP-029-KOを1人で見た場合、企画書は誰かを殺害することのできる適切な方法で内容の部分が満たされます。このときの殺害対象は、使用者の最も嫌悪する人物、または最近殺意を感じた人物であると推測されます。

SCP-029-KOは、使用者が実際に実行することのできる計画だけを発案しますが、この場合、使用者はその計画を実行に移したいと思う強い衝動に捕らわれます。使用者がその計画をそのまま実行した場合は、殺害対象をその通りに殺害することができ、使用者に関連するいかなる手掛かりも全く検出されなくなります。ただし、使用者が計画の手順を完全に実行できなかった場合は、殺害の実行に支障が発生することがあり、現場に不利な手掛かりを残す可能性も発生します。計画が成功したかどうかに関わらず、計画が終了した場合SCP-029-KOの内容は全て消去され、白紙のテンプレートに戻ります。

SCP-029-KOは永久未解決事件として扱われていた██市連続殺人事件の容疑者██の所有物でした。彼は事件発生から25年後に自分の犯行を自白してSCP-029-KOを提出し、SCP-029-KOはその後財団の管理下に置かれました。

補遺:
SCP-029-KO実験記録

事件記録KO-029-A

実験KO-029-D22の終了後、SCP-029-KOの行方が分からなくなりました。████研究員はO5の許可の下、該当する実験を進めていた█████博士の自宅を戦闘エージェント2名を同行させて急襲、█████博士を緊急逮捕しました。博士の個人作業室でSCP-029-KOは発見され、SCP-029-KOは米国の軍事施設をハッキングして████████共和国の首都にICBM██個を発射、██・█を射殺するという内容の計画が書かれていました。█████博士は、その場で射殺されました。この事件の後、サイト-██の総括責任者であった██████は解任され、SCP-029-KOを利用した実験は全面的に禁止されました。

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