SCP-036-KO
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アイテム番号: SCP-036-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: DMZという地理的特性上、半径1kmを地雷地帯に指定して鉄条網で封鎖し、不必要な人員の出入りを防ぎます。オブジェクトが安定状態である場合は、Cクラスのエージェント█人で構成されたチーム(チームメンバーの中のセキュリティクリアランスレベル3のエージェントを隊長とする)が大韓民国陸軍の定期調査偵察任務を装って週に2回訪問し、収容状態を点検してください。政府と協力して財団職員が投入される場合を除いては、平時の調査任務では対象地域を除外します。オブジェクトが活性化した場合、プロトコル'036-封鎖-ガ'に従って周辺3km以内の人物を避難させ、その地域周辺に大韓民国/朝鮮民主主義人民共和国陸軍の調査偵察/待ち伏せ任務が割り当てられないように調整してください。主に悪天候により活性化する特性上、悪天候が解消され非活性化が観測されるまで立ち入り制限状態を維持してください。

研究目的のためにオブジェクトに立ち入ろうとする者は、担当研究員である朴徐玄博士に研究計画書を提出し、許可を得た後に進入してください。

説明: SCP-036-KOは大韓民国鉄原郡に所在するDMZのバンカーで、軍用地図上の████、████に位置しています。「DMZの中でも悪霊に取り憑かれたバンカーで、北側も探索コースから除外した地域だ」等と行った噂が多く流れていた状態でしたが、2███/10/26に大韓民国陸軍情報司令部訓練生第█次浸透訓練の中で唯一生還した███隊員の証言によりその存在が確認されました。隊員が脱出する過程で残した痕跡がしばらく韓国、北朝鮮間に緊張をもたらしましたが、すぐに財団が介入して状況を掌握し、オブジェクトを確保しました。

SCP-036-KOはコンクリートで作られたコの字型の形状であり、3つの部屋で構成されていました。6.25戦争当時に建設されたとみられ、時間が経つにつれて外側はかなりの部分に侵食が進行した状態です。内部隔室のうち中心に位置するSCP-036-KO-aは横20m、縦8.6m、高さ3.2mの比較的大きな空間であり、最大20人まで収容できるものと見られます。60年余りが経過しているにも関わらず完成して間もないように見え、多数の血痕、被弾痕、軍用長剣を始めとする刃物で付けられた傷が発見されました。これは複数の人物同士の近接戦闘が頻繁に発生していたことを示しています。

オブジェクトの活性化条件はまだ明確には判明していませんが、可能性として、武器と認識することができるものを持った2人以上の人物が悪天候の際に遭遇した場合に活性化するものと推測しています(一般的に発生する現象は、半径3km以内に16~18m/sの強風を伴った大雨が降ることであり、悪天候が発生する条件なのか、活性化することにより悪天候が発生するのかは不明。この問題に提案や研究結果を持つ職員は朴徐玄博士に提出すること)。

オブジェクトが活性化している場合、時計の機能が急激に制限され、GPSなどの電子機器は勿論コンパスも異常を起こし使い物にならなくなります。活性化半径内にいる人間は道に迷い、100%の確率でSCP-036-KO-1、2と遭遇し内部隔室であるSCP-036-KO-aに入っていきます。

SCP-036-KO-1: 6.25戦争当時の人民軍服姿の50代の男性。約160cm程度の身長。右側の頬に刺し傷。左上腕部に銃創。出血が深刻で、すぐに応急処置が必要な状態。

SCP-036-KO-2: 6.25戦争当時の人民軍服姿の10代の男性。150cm半ばの身長。怪我はないが、飢えと寒さにより非常に疲弊している状態。

SCP-036-KO-aに到着した人物の持っている電子機器は、強力なジャミングやノイズの割り込みによって使用不能な状態になったり、誤った情報を出力するようになります。

主に観測されたのは銃声、砲声、戦闘が迫っていることを示す出所不明な無線などです。時間の経過に応じて情報の歪曲とその質はますます高まります(最終的に報告された現象は、実際に外部から加えられた銃撃/砲撃であった)。

誤った情報に晒されている人々は、自分たちが韓国と北朝鮮との交戦状況に置かれたと考え、オブジェクトから脱出しなければならないという強迫観念に取り憑かれます。以後捕虜─あるいは面倒な荷物─であるSCP-036-KO-1、2の処理について激論を繰り広げ、互いに[編集済]

例外的な事例により、活性化状態のオブジェクトから退出する際にSCP-036-KO-1、2の生存に有利な対応を行えば生存することが可能と思われますが、1件の例外的な事例の他に活性化したオブジェクトと接触した後に生存した対象は存在しませんでした。例外的な事例に関しては、別添の文書を参照してください。

別添: 最初の事例報告者に対するインタビュー記録

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