SCP-037-JP
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アイテム番号: SCP-037-JP

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SCP-037-JPの外観

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-037-JPの周辺は高さ2メートルの有刺鉄線付きの金網柵によって囲まれます。柵には1箇所だけ出入口が設けられ、必要時以外は常時施錠されます。SCP-037-JP周辺には最少4人の警備員が配置されます。

実験時を除くいかなる状況下においても、職員のSCP-037-JP内部への進入は禁止されます。また、SCP-037-JP内部への侵入者の追跡や救出活動も同様に禁止されます。内部の監視や調査は有線式探査ロボットを用いて行われます。

説明: SCP-037-JPは大分県日田市郊外にある「HOTEL ███████」という名前の放棄された宿泊施設です。中世ヨーロッパの城塞をモチーフとした特徴的な外観を持っています。一般の記録ではいつ建設されたのか不明ですが、1980年代後半に建設されたものであると推定されます。建設に関する各種許可証の存在は確認されていません。また、土地の所有者に関する情報も発見されていません。これらに関する情報の捜索は現在進行中です。

ある哺乳類生物(以下、被験者と記す)が建物へ進入すると、急激な緊張状態(心拍数上昇、発汗を伴う)に陥ります。この状態において他の被験者(後述するSCP-037-JP-AおよびSCP-037-JP外部の生物を除く)を目撃すると、接近を試みます。およそ2メートルの間隔まで接近すると、2人の被験者は向かい合い、対峙を始めます。この状態に至った被験者はSCP-037-JP-Aと指定されます。

SCP-037-JP-AはSCP-037-JPの影響によって対峙を初めた被験者です。一方をSCP-037-JP-A-阿、他方をSCP-037-JP-A-吽と指定します。SCP-037-JP-Aとなった被験者は周囲からの一切の刺激に反応しなくなり、自身と対となる被験者と対峙を続けます。この状態に至った被験者は、飲食・排泄といった意識的な生理的行為や睡眠を一切行うことなく、半永久的に対峙を続けます。生存に必要なこれらの行為を一切行わないにも関わらず、栄養失調等による死亡は確認されていません。少なくとも呼吸や脈拍といった半意識・無意識的な生理的動作や、相手に対して物理的な攻撃を仕掛けようとするフェイントのような動作は確認されています。実際に相手に危害を加える様子は確認されていません。また、発声も一切確認されていません。

SCP-037-JP-Aの組が発生すると、その両者の間に出所不明の物体(以下、SCP-037-JP-Bと記す)が出現します。SCP-037-JP-Bとして出現する物体は特に規則性が見られません。SCP-037-JP-Aは時折この物体に注意を向けます。まれに一方がSCP-037-JP-Bを回収しようとする動きを見せることがありますが、この場合他方が牽制を行い阻止する動きを見せます。SCP-037-JP-Bが失われた場合、別の物体がSCP-037-JP-Bとして再び出現します。SCP-037-JP-Bの出処については判明していません。補遺037-JP-2を参照してください。

内部に進入し緊張状態となった被験者やSCP-037-JP-Aを外部の力で強制的にSCP-037-JP外へ引きずり出した場合、例外なく循環器の機能不全で死亡することが確認されています。SCP-037-JP-Aのペアのうち一方が死亡した場合、他方は再び対となる被験者を探す行動に移ります。

補遺 037-JP-1: 以下は200█年██月██日現在確認されているSCP-037-JP-Aおよび-Bの一覧(抜粋)です。最新かつ完全なリストについては文書037-JP-丁(『SCP-037-JP内部にて確認された生物個体』)を確認してください。

3.
SCP-037-JP-A-阿: 中背中肉の男性。年齢は40代と見られる。調査の結果、地元警察に捜索願が出されていた████████という人物であることが判明。
SCP-037-JP-A-吽: 細身で身長の高い東アジア人男性。年齢は30代前半と見られる。身元不明。
SCP-037-JP-B: 富士フィルムブランドのレンズ付きフィルム。
場所: 1階・屋内駐車場

4.
SCP-037-JP-A-阿: 柴犬の特徴を強く持つ雑種の中型犬。首輪の類は身につけていない。
SCP-037-JP-A-吽: 60代以降とみられる東アジア人女性。身元不明。
SCP-037-JP-B: 「キンチョール」のスプレー缶。
場所: 1階・屋内駐車場

7.
SCP-037-JP-A-阿: 10代前半と見られる日本人男性。調査の結果、地元警察に捜索願が出されていた███████という人物であることが判明。
SCP-037-JP-A-吽: メインクーンの特徴を強く持つ雑種の大型猫。首輪の類は身につけていない。
SCP-037-JP-B: 天保小判(1両)。光学的な解析の結果、金メッキを施された模型であることが判明。
場所: 1階・104号室前廊下

11.
SCP-037-JP-A-阿: 20代の東アジア人女性。平均的な身長と体格。顔面に大きな火傷の跡があり、身元不明。
SCP-037-JP-A-吽: 20代の東アジア人女性。平均的な身長と体格。両手と両足を欠損している。身元不明。
SCP-037-JP-B: あけぼのブランドの赤貝の缶詰。頂部が膨張しており、中身が腐食していると見られる。
場所: 2階・206号室内部

13.
SCP-037-JP-A-阿: 体長2メートルを超える不明な生物。全身に激しく緑色の苔が生えており正体不明。200█年██月██日の地震にて顔部分が露出。本土タヌキであることが判明。
SCP-037-JP-A-吽: 体長2メートルを超える異常な大きさのアカギツネ。
SCP-037-JP-B: 稲荷寿司 生分解により消失 Zippoライター。
場所: 1階・中庭

██.
SCP-037-JP-A-阿: Dクラス職員D-4325。
SCP-037-JP-A-吽: 財団機動部隊た-22に所属する█████████隊員。
SCP-037-JP-B: 丸められたティッシュペーパー。
場所: 1階・従業員入り口

補遺 037-JP-2: SCP-037-JP-Bの発生源に関する説:

財団エージェント███████の所持するシリアルナンバー付きZippoライターが消失し、それとほぼ同時にSCP-037-JP-A-阿-13とSCP-037-JP-A-吽-13の間に全く同じZippoライターが出現した。このことから、SCP-037-JP-Bは何らかの方法で外部から移動させられた物体が起源であると考えられる。同じような方法で、内部のSCP-037-JP-A個体への栄養の供給や老廃物の処理が行われている可能性がある。-██████博士

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