SCP-045
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アイテム番号: SCP-045

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-045は、減圧室32-s(D)内に常時維持されなければなりません。減圧室32-s(D)内は、不活性気体(キセノン、ヘリウムが望ましい)により不活性雰囲気にしてください。SCP-045が通常の大気に曝露された場合、当該封鎖区画は密閉され、ヘリウムが充填されます。解除命令は監督者による承認あるまで保留されます。

室内に立ちいる全職員は、耐圧服及び内部酸素循環呼吸器を装着し、SCP-045との接触を避けてください。

説明: SCP-045は、西経████'█、北緯 ████'█の深度████ ████████, ████ ███████と、█████ (████)フィートの海底、暖流中で休止状態にあるところを発見されました。潜水探査中に回収され、潜水球に搭載されました。それから一週間後、潜水球は元の位置から数キロメートル離れた位置に浮上してきたところを発見されましたが、内部はあり得ないほどの高圧で水が充填されていました。この状況に鑑み、財団は警戒態勢とり、潜水球は直ちに回収されました。

SCP-045は、休止状態では完璧な正二十面体で、ざらざらした物質で構成されており、その物質の分光学的データは既知のあらゆる物質と合致しませんでした。いつも高圧環境下で発見されるため、体積を最小化しようとする効果が働き、SCP-045はこのような形状をとるのだろう、と研究者らは推測しています。SCP-045は大気中の窒素に反応し、大量の水を生成します。水の生成は利用可能な窒素の質量を超えて進行するため、SCP-045は質量を外部の資源からも利用していると推測されています。

SCP-045はその表面に、最低でも5cmの厚みのある球形の水層を形成します。この状態でも、大気中窒素を吸収することは可能です。この水層は準安定状態の渦巻きを形成しており、反時計回りに回っています。渦巻の速さは、SCP-045が浸漬している水の量に直接的に比例します。シミュレーションでは、この渦巻は3キロメートル以上の深さに存在することがわかりました。380気圧(38500kPa)を超える水圧下で、完全に水中に沈めた場合、この渦巻は崩壊します。またこの点に達すると、SCP-045は窒素の不足のため、休止状態に入ります。

SCP-045により生成された水の組成は海水に似ており、10-32°Cの水温で生成されます。

補遺#045-1: SCP-045の着陸地点の分析の結果、地球外隕石由来の物質が発見され、地球は地質学的手段によって水を獲得したのではない、という理論に裏付けを与えました。代わりに、SCP-045が惑星上に持ち込まれた時、SCP-045が急速に水を生成しはじめ、やがては海水面が現在の水位まで上昇したということです。

コンピュータモデルにより、おおよそ前カンブリア紀の頃に海水生成がピークを迎え、その後大陸移動と生成された水がゆっくりとSCP-045を3800フィート (*1)より深い海中へと移動させ、休止状態にしたのであろうと推測されています。

補遺#045-2: 神話の時代、地中海における突然の地震が一時的にSCP-045を ’スイートスポット’ まで押し上げたことにより、SCP-045が直径200mを超える渦潮を発生させたのではないか、という説が提唱されています。これはその頃の神話で何度も言及されているカリュブディスの伝説 (*2)に対する説明になるかもしれません。

#045に関するメモ: "どこか大気中窒素が豊富な惑星を見つけて、このかわいこチャンをそこへぶっ放してやろうと思うね。何とも安上がりなテラフォーミングじゃないか!" — ███████ ██████████

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