SCP-046-JP
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アイテム番号: SCP-046-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-046-JPはサイト-8107の施錠可能なロッカー内部に保管してください。一週間に一度収容状況を確認し、報告書には必ずロッカー内を撮影した写真を添付してください。なお、収容状況の確認は、ロッカー内にSCP-046-JPが収容されていることを知っている職員が実施してください。
収容違反が発生した際は、過去にSCP-046-JPを目視した経験のある職員が捜索に当たってください。

説明: SCP-046-JPは██県内の県道███号線沿いに設置されていた交通標識です。SCP-046-JPの表面には「制限速度40km/h」を意味する模様が印刷されており、回収地点の道路の制限速度もその通りでした。SCP-046-JPは材質、表面の塗装、形状のいずれも一般的な道路標識と変わりがありません。SCP-046-JPの特異性は、その場所にあるという事実を知らない者は目視でSCP-046-JPを察知できない点にあります。そのため回収地点ではこれまでに毎月数十件の検挙が行われており、エージェント██████が検挙されたことでその存在が財団の知るところとなりました。SCP-046-JPは財団職員の手により回収され、現場には新たな標識が設置1されました。

SCP-046-JPの視認性について実験を繰り返した結果、単純にその存在に気が付かなくなるだけで、透明になるわけではないことが判明しました。また、撮影された写真やビデオ映像上では046の存在を確認することができます。ですがSCP-046-JPを手に取って歩き回っても、目視ではその存在を認識することが困難なため、凶器として用いられる危険性があります。以下、SCP-046-JPに対して行われた実験の記録です。

実験記録046-JP-1 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: 不透明なケース内にSCP-046-JPとペン、コップを設置。対象にケースの中を目視させ、何があったか回答させる。
結果: 対象はペンとコップについてのみ回答した。
分析:SCP-046-JPの特異性は場所によるものではなく、SCP-046-JP自体にあるようだ。

実験記録046-JP-2 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: 不透明なケース内にSCP-046-JPとペン、コップを設置。対象にケース内に道路標識が入っていることを伝えてから、ケースの中を目視させ、何があったかを回答させた。
結果: SCP-046-JPとペン、コップの全てについて回答した。
分析:どういう標識かについては教えていなかったが、実験対象は制限速度40km/hであることも回答した。

実験記録046-JP-3 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: 不透明なケースの底にレポート用紙を一枚設置し、その上にSCP-046-JPを配置した。レポート用紙を隠すようにSCP-046-JPを設置し、対象にケースの中を目視させ、何があったか回答させた。
結果: 対象はケースの中を目視した上で、何も入っていなかったと回答した。
分析:どうやら標識が透明に見えるわけではないようだ。 -██博士

実験記録046-JP-4 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: 不透明なケース内にSCP-046-JPを設置し、対象にケース内を一度目視させる。一度目の目視後、対象にケースの中に道路標識が入っていることを伝え、もう一度目視させる。
結果: 一度目の目視では何も入っていないと報告した。二度目の目視の際に、対象は驚きつつもSCP-046-JPの存在を確認した。
分析:情報伝達による意識の変化が、SCP-046-JPの視認性に関わっているようだ。

実験記録046-JP-5 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: SCP-046-JPが設置されたテーブルを対象に目視させる。対象がSCP-046-JPを視野内に収めている状態で、SCP-046-JPの存在を教える。
結果: 被験者はSCP-046-JPの存在を聞いた瞬間、SCP-046-JPがテーブル上に出現したと報告した。
分析:繰り返し実験の結果、SCP-046-JPは被験者の視野に突然現れたように感じられたようだった。

実験記録046-JP-6 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: SCP-046-JPと不透明なケースをテーブル上に設置し、対象に「ケース内に道路標識が入っている」と伝えた上でテーブルを目視させる
結果: 対象はケースを開き、道路標識が無いと報告した。
分析:SCP-046-JPの存在を知っていても、情報が一部でも間違っていれば認識できないようである。

実験記録046-JP-7 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1,D-046-JP-2
実施方法: 対象AにSCP-046-JPを持たせ、別室にいる対象BをSCP-046-JPで殴打させた。
結果: 対象Bは対象Aに殴打されたことを報告したが、対象Aが何を持っていたかについては回答できなかった。
分析:SCP-046-JPで武装したならば、完全にこちらが無防備であるかのように見せかかられるのかもしれない。 -██博士

実験記録046-JP-8 - 日付19██/██/██

対象: D-046-JP-1
実施方法: テーブル上にSCP-046-JPを設置した様子の写真を対象に目視させ、何が写っているか回答させた。
結果: 対象は道路標識があると回答した。
分析:どうやら一度カメラを通すと、SCP-046-JPは普通に認識できるようだ。これではSCP-046-JPで武装しても、監視カメラで見つかってしまう。 -██博士

補遺:  
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