SCP-081
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SCP-081段階4を迎えた後のメアリー・リーサーの遺体

アイテム番号: SCP-081

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: レベル4クリアランスを持ち███████から書面による許可を得た者のみがSCP-081へのアクセスを許可されます。スーツ、手袋、酸素タンクを含む完全耐災害装備を、その収容エリアにいる間は常に装備していなくてはいけません。収容エリアを離れる前にはスーツには感染除去シャワーを浴びせなくてはいけません。収容が侵犯された場合には、全域を紫外線に曝し、それから塩素漂白しなくてはいけません。感染の疑いがある者は少なくとも十日に渡り隔離しなくてはいけません。十日目以降もなんの症状も現れなかったら、隔離を解いて構いません。

説明: SCP-081は███████ウイルスが変異したものらしい伝染性のウイルスですが、そのRNAには█個ではなく█個のセグメントがあります。このウイルスは人間特異的ですが、ネズミが受動的キャリアの役を果たして広まります。SCP-081は性交渉や感染した血液への曝露を通じても広まります。

SCP-081は脂肪細胞と 白血球に感染し、その両者について極めて加速された率の栄養吸収を誘発します。栄養の吸収に続き、感染したB細胞が生産され大量の改変された人体抗体が分泌されます。脂肪細胞は拡大し増殖し、組織の栄養取り込みは増大します。脂肪組織の濃縮が臨界点に達したら、感染した抗体が全身性細胞溶解を促し、感染した者の自然発火を導く未知のプロセスがそれに続きます。

初期症状が発生するまでに一週間の潜伏段階があります。症状の長さは感染した体脂肪の比率に完全に依存します。感染は四つの段階を追って進行します。

  • 段階1:第一週の間は重い症状はなにもありませんが、感染者は微かな疲労感を報告することもあります。
  • 段階2:感染の第二週には、感染者は『顔面紅潮(hot flash)』と食欲亢進を経験し始めることになります。
  • 段階3:感染者は極端な過食症を呈します。食糧、あるいはなんであれ食べられるものを手に入れるのに全力を費やすことでしょう。この段階の間は代謝は顕著に低下し、体重増加が高速に進行します。最終段階である段階4までに要する時間は一定しません。ウイルスがそのライフサイクルを完了するためには、犠牲者の体脂肪率が55%になる必要があります。
  • 段階4:一旦感染者が体脂肪率55%に達したら、摂食衝動は収まることとなりますが、にも関らず感染者は『顔面紅潮』を覚えることが増えるのを報告します。その後すぐ、その肉体は極端に暴力的な類の細胞溶解を経験することになります。細胞の燃焼に際し、改変された抗体は未知の手段で脂質への着火を媒介します。肉体はロウソク効果(wick effect)により内部より燃え上がり、余剰な脂肪は燃料として供されます。段階4は大いに無徴候であるので、感染者は燃焼がいつ起きるのかについて無自覚ですし、正確なタイミングは明らかにランダムです。

補遺081-1:SCP-081関連事件の最初の記録は1673年にフランス人ジョナ・デュパンが報告したものです。彼はその著作人間ノ肉体ノ自ズヨリ燃エタルニツイテ(De Incendiis Corporis Humani Spontaneis)において、とあるパリでの事件について書きましたが、その内容は、ある男が妻殺しについて無罪放免となった、何故なら陪審員が彼の妻の死因は自然人体発火によるものであるということに同意したからだ、というものでした。注目すべきは、その女性はその死のときに信じ難いほどの体重超過であったということです。1951年7月2日のメアリー・リーサーの死があるまでSCP-081は財団の注目下に入ってきませんでした。財団の最大限の努力にも関わらず、この情報は事件の写真とともに国内メディアに漏れてしまいました。報告されている人体発火事件のほとんどはSCP-081が原因と信じられています。

補遺081-2:SCP-081は9██年より存在していると見積もられており、その起源を█████████████に持つと考えられています。その頃には貧困と栄養不良がヨーロッパ諸国に広く存在していたので、感染段階3と4の実例は稀です。北アメリカはSCP-081関連事件のほとんどを前世紀中に経験しましたが、衛生状態がよくなり活発にネズミの個体数抑制が為されているので、SCP-081関連事件は明らかに減っています。最終段階のSCP-081が原因での死亡は年に███人未満です。

補遺081-3: 現在の合衆国では肥満が蔓延しているので、野生のSCP-081を根絶するのは重大なことである。大スケールの蔓延が結果することとなろう曝露は、成功裡に収容しようという努力に対し災いするものとなるであろう。――██████████博士

補遺081-4:試験中に、糖尿病患者はSCP-081への自然耐性を持つことが発見されました。このことはウイルス治療法の開発には役立たないし、また、ウイルスは潜伏状態であり続けます。野性感染については[データ削除済]し、異なる死因を供します。

補遺081-5: これはエージェント█████が発見したことなのだが、死亡した犠牲者の灰への曝露でもSCP-081は広まり得る。収容および蔓延偶発プロトコルは改正され、█████████女史の電話に対応した緊急サービス職員は評価のため拘禁する。――██████████博士

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