SCP-086-JP
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アイテム番号: SCP-086-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-086-JPは生物サイト-8102の二重ロックされた収容室に冷凍保存されています。収容室に入る際は防護服の着用が義務付けられ、退室時は滅菌処理を行います。退室後は感染の有無を確認するため7日間隔離されます。

長期実験のためにSCP-086-JP-1を一体収容しています。食事等の物資はロボットアームを用いて提供してください。週に一度心理検査を行います。また心理評価への影響を考慮し多少の娯楽、嗜好品の提供が許可されています。適宜提供してください。

新たなSCP-086-JPの発生、流行に備え無作為に選ばれた民間人に対しての脳波検査が行われています(詳細は文書086-B参照)。SCP-086-JP-1が見つかった場合周辺地域を閉鎖し機動部隊れ-6"葬儀屋"が全てのSCP-086-JP罹患者及びSCP-086-JP-1を回収します。回収したSCP-086-JP-1は安楽死させ、遺体は焼却処分してください。

説明:

研究の根本的部分がSCP-086-JPの影響を受けていた可能性を留意せよ。―████博士

SCP-086-JPはライノウイルスの一種です。他のライノウイルス同様、感染初期は頭痛、鼻詰まり、咳等の軽い風邪の症状が現れます。この段階で治癒する可能性もありますが90%以上の被験者は次の段階へと移行します。

感染から一週間程経つと、増殖したSCP-086-JPは血流に乗って脳へと至り、脳組織を破壊しはじめます。この段階において風邪の症状は概ね改善しており、被験者は軽い頭痛を感じる程度です。さらに一週間程でSCP-086-JPは脳組織を完全に破壊します。この段階を過ぎると被験者の症状は無くなりますが、SCP-086-JPはそれ以降も体内に残り、体液から他者に感染します。この状態の被験者をSCP-086-JP-1とします。

SCP-086-JP-1の脳は破壊され、その機能を完全に失っている1にもかかわらず、それ以前の記憶、人格、運動能力他、特徴全てを受け継いでいます。いかなるテストにおいてもSCP-086-JP-1と以前の人物との差異は見つからず、脳に作用する物質や物理的損傷に対しても通常通りの反応があることが分かっています。Dクラス職員による長期実験も進行中ですが、感染から██年経過した当文書作成時点でも変化は見られません。体内、特に頭蓋内に増殖したSCP-086-JPによる模倣であるとも考えられますが、確証は得られていません。

SCP-086-JPは████████において事故にあったSCP-086-JP-1が、脳波検査を受けたことで発見されました。その後の調査により████████周辺の居住者███人がSCP-086-JP-1であったため、財団によって収容されました。この時のSCP-086-JP-1達には安楽死が行われました。また収容初期にSCP-086-JPに感染した主任研究員████博士を含む財団職員█名、及び感染が確認されたその家族についても安楽死の要請を受け、これを受理しました。

自覚もなく、証明することもできませんが、恐らく私は私ではないのでしょう。要請を受理していただきありがとうございます。…しかし、家族にはすまない事をした。―████博士

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