SCP-094-KO
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アイテム番号: SCP-094-KO

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 確保したSCP-094-KO実例は標準鳥類収容室に収容してください。1日に2回飼料が提供され、3ヶ月に1度医療検査が実施されます。オブジェクトが産卵した卵は回収して冷凍保存してください。

説明: SCP-094-KOは、リョコウバト(Ectopistes migratorius)と遺伝的に最も近い鳥類の一種です。外見や行動様式などが非常に似ているため、双方を肉眼で区別することは事実上不可能ですが、二種間の交配は不可能であるので、別種であることは確実視されています。

SCP-094-KOの異常性は、オブジェクトが人間を認知していないというものです。これは、オブジェクトが人間として認知する余地がある全てのものにまで適用されるものと推定され、従って大抵の人間の写真/人間の絵/マネキンなども効果の影響を受けます。これらの異常性の遺伝的/認知的な動作原理は不明です。

SCP-094-KOの異常性は、野生の環境においてオブジェクトの生存に多大な悪影響を及ぼしたものと推定されています。当時、オブジェクトとリョコウバトは区別されていなかったため、その絶滅の時期を推測するのは難しいものの、推定上は1870年代末、すなわちリョコウバトの絶滅から16年ほど前という説が最も有力となっています。

そのため、現在財団が確保しているSCP-094-KOは、民間研究所でリョコウバトを遺伝的に復活させる計画が成功した際に偶然復活した個体です。オブジェクトは、当初複製の過程での不具合に起因する遺伝性疾患の対象と考えられていましたが、脳の活性化領域の検査によって人間を認知することだけが不可能であることが明らかとなり、これに財団が介入しました。

補遺: 2017/12/15、財団データベースの定期検査において、SCP-███の履歴から以下のような記録が発見されました。記録は相当な部分が破損していましたが、その理由は不明です。現在、この記録とオブジェクトとの間の関係及び一貫性を調査中です。

アイテム番号: SCP-███

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 機動特務部隊イプシロン-3("チルチルミチル")は、発見されたSCP-███の全ての実例を射殺してください。SCP-███の完全な射殺が不可能だと判断される場合には、エリアの破棄と民間人の殺害が許可されます。オブジェクトの個体数が100万を超えた場合、収容は失敗したと見なされ、[データ破損]。

説明: SCP-███は[データ破損]であり、一見してリョコウバト(Ectopistes migratorius)に酷似しています。オブジェクトは集団意識を持ち、その数が増えるほどより知性的な姿を見せるのが確認されました。

SCP-███の個体数の増殖率は、各個体が平均的に認知する人間またはその類似品(人間の写真、人間の絵、マネキンなど)の数に比例します。これは約[データ破損]の割合で、人口密度が十分に高いところにオブジェクトの群れが出現した場合、その影響は1日で致命的なレベルにまで到達するものとされます。オブジェクトはまた、この事実を知っているものと見られ、積極的に人間の多いところを探しに動いています。

十分に増殖したSCP-███の個体は、人間全体の集合知を超越する知性を示す可能性があります。また、[データ破損]であるので、瞬時にCK1-クラス:支配シフトシナリオの発生する可能性が十分にあります。

補遺: 現在、SCP-███個体の増殖傾向から見て、収容は近い内に突破されるものと思われます。これを反転させるため、[データ破損]が提起されました。この案の骨子は、人間という概念を構成する小概念である[データ破損]を破壊し、意図的なIK-クラス:概念不在シナリオを引き起こすというものです。

[データ破損]がSCP-███に対する方策として十分であるかは現時点では未確定です。また、こうして財団が人間性を破壊することは間違っているのではないかという批判も特筆するに値します。しかし、財団の持つ別の方策というものは存在しないため、この案はとにかく実行されるはずです。[データ破損]は、私たちが今後永久に知ることはなくなるでしょう。

水は余りにも多すぎたのです。

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