SCP-100-JP
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アイテム番号: SCP-100-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-100-JPはその半径5km以内に侵入する者が居ないように、またSCP-100-JPの内部を観測するために、サイト-103には天文学者及び武装戦術チームを混成させた機動部隊イオタ-8("星守")が駐留することになっています。いかなる目的であれ、無許可でサイト-103の半径5km内に侵入した者は即座に終了されます。サイト-103の周囲には電流を流した高さ10m以上のフェンスを張り巡らせなければいけません。表向きにはサイト-103は地下から見つかったウラン鉱脈の掘削施設として扱われます。

SCP-100-JPは老朽化のため数年に一度常に補修作業を行う必要があります。作業は木造家屋保守の特別訓練を受けた作業員20名を使用します。この時、作業員は屋根裏部屋にはけして入ってはいけません。

説明: SCP-100-JPはメキシコ、ユカタン州の████に存在する1922年に建てられた木造建築の2階建ての屋根裏部屋がある家屋です。建築された時点での所有者は███ █████氏であり、███ █████氏の死後は所有者がないまま放置されていました。

SCP-100-JPの1階部分及び2階部分はなんら異常のない室内です。ですが2階に付けられた梯子から屋根裏部屋へと登った場合、あきらかに表から見た建物のサイズからかけ離れた木造の空間が延々と続いています。この空間は完全に無重力状態かつ真空です。この空間を無人探索機を使用して探索した結果、少なくとも半径127kmにわたって空間が続いていることが確認されています。全方向に渡って木造の「壁」が続いており、地平線で消えていることから、この空間は歪んでいるとされています。「壁」を破壊する試みは事件記録100-2を受けて一切禁じられています。

SCP-100-JPの空間内には、木材――それは様々な家具を分解したあとの廃材のように見えます――を粗雑に組み合わせた直径10センチ前後の球状の「惑星」と、これらの木材の内側に電球を組み込んだそれよりはるかに巨大な「恒星」が浮遊しています。木材及び電球、また電球を点灯させる電力がどこから来ているのかは完全に不明です。また、これらの「惑星」「恒星」は簡単な衝撃で崩壊します。

SCP-100-JPの「惑星」及び「恒星」の状況は現在の我々の宇宙と観測する限りは一致していることが財団の天文学部門によって解明されています。また、SCP-100-JP内の「惑星」及び「恒星」に与えられたダメージは現在の我々の宇宙のそれに同期する惑星や恒星にも与えられ、「壁」に与えられたダメージは宇宙空間そのものに同じようなダメージを与えることが判明しています。これゆえに現在SCP-100-JPで実験を行うことは一切禁じられています(事件記録100-1、事件記録100-2参照)。

事件記録100-1
SCP-100-JPをより詳しく研究するためにサイト-103に19██/█/█に財団の天文学者を中心とした研究チームが入った時、誤ってSCP-100-JPの"恒星"の一つを破壊しました。それから██年後の20██/█/██に、おうし座付近にある恒星█████が恒星寿命に関係なく超新星爆発を起こしたことが財団の天文学チームにより発見されました。それまでは只の天体を模したオブジェクトだと思われていたSCP-100-JPは即座にEuclidクラスのオブジェクトとして認定を受けました。財団が材質検査及び探査中の軽微な接触などによって破壊した「惑星」「恒星」の数は合計1█個を超えています。幸いにして全て地球にあたるであろう「惑星」からは離れており、地球人類への直接的被害はないものと見られます。

事件記録100-2
200█/█/██、地震によってSCP-100-JPの一部が倒壊し、屋根裏部屋の壁に穴が開き、また多数の"惑星"・"恒星"が破壊されました。その結果[O5-█,█,█,██の命令によりレベル5クリアランス未満の職員には非公開]。SCP-100-JPが現状老朽化及び災害によって容易に崩壊する状況を鑑み、SCP-100-JPはKeterクラスのオブジェクトとして認定されました。

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