SCP-1012
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周波数B'を放送する、テレビ塔1012-S3FB9

アイテム番号: SCP-1012

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1012を構成する5つの音のうち3つが生成される危険を解消するか減少するために、財団はプロトコルの実行を行いました。

  • 周波数Bと周波数D: 周波数B'とD'は、それぞれ周波数BとDの逆位相です。これらの逆位相周波数は、それぞれ放送の範囲内で周波数BとDを打ち消します。
    • 世界のおよそ36,000か所で財団はアクティブノイズキャンセル放送装置を動かしており、これらは一般に公共拡声装置、クラクション、スピーカーなどに偽装して、絶えず周波数B'とD'を放送し続けています(効果の有効性に従属します)。
    • 加えて、財団は全世界の電気音響変換器のほとんどから周波数B'とD'が絶えず放送されるように手配しました。1988年以降に製造される一般的な電気音響変換器の大部分のエンジニアリング仕様にデザイン変更を挿し入れ、周波数B'、D'あるいはその両方を放送媒体の伝達や記録メディアのエンコードに挿入し(これには周波数B'、D'あるいはその両方を自動的にコード化し記録されるように、エンジニアリング仕様にデザイン変更を挿し入れることも含みます)、音響機器やその他の電子機器が周波数B'またはD'を生み出すように商業的に転送され供給される電源周波数を操作することで、上記手配が達成されました。1
  • 周波数C: 野生において、周波数Cの大部分はBalaenoptera svalbardi(和名:スヴァールバルクジラ)のクジラの歌によって生成されました。財団の尽力によって、Balaenoptera svalbardiは1982年に絶滅し、それによって音が他の構成音の付近で不注意にも発生する見込みを減少させました。

SCP-1012を構成する音を詳しく指定した全ての文章は厳重に機密として保持されなければなりません。

説明: SCP-1012は5つの音から構成される和音であり、周波数A、B、C、DそしてEと指定されています。SCP-1012の音は以下の通りです:

指定 周波数 備考
周波数A 415.305██ Hz 人間の可聴範囲内で、G#よりわずかに高い
周波数B ████ kHz 超音波
周波数C ████ Hz 超低周波音:人間の聴力の範囲より低いが、強い振動の形で観察可能
周波数D ████ kHz 超音波
周波数E ████ Hz 人間の可聴範囲内だが半音階ではめったに使われません

SCP-1012の構成音のうち一つあるいはそれ以上が生成されても、全てが生成されなければ、異常な影響は起こりません。

数秒を超える間SCP-1012の5つの構成音が同時に生成されたなら、範囲内の特定の亜原子粒子に共鳴をもたらし2、それぞれの構成素粒子の崩壊を引き起こします。例えば天文体のような大きな塊の近傍でのSCP-1012の生成は、実質的にそれを構成する全ての物質が崩壊する制御不能の連鎖反応を引き起こすであろうと、コンピュータモデルによって予測されています。このモデルによると、一旦そのような連鎖反応が始まるならば、SCP-1012が生成されていようがいまいが、全ての物体が破壊され尽くすまで反応は続くでしょう(即ちCK-クラスシナリオ)。SCP-1012やその修正バージョンを、SCP-1548SCP-2838を含む地球外敵対脅威に対する防御機構として使用する提案は、SCP-1012の実験による破滅的な副作用の可能性のために却下されました。

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