SCP-1028
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アイテム番号: SCP-1028

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1028の実例は自由飛行が可能な大型の飼鳥園に収容されます。必要ならば給餌装置は種子と果実で充填されます。週に一度、飼鳥園内の昆虫、ミミズ、カタツムリの個体数は確認されなければならず、必要に応じてこれらの生物を導入します。管理は全ての標本の平静状態の維持を確実にするために実施され、補遺-01に従って任意の植物相の種または品種は飼鳥園の建物の内部を埋め尽くさないように除去され焼却されなければなりません。

野生の実例は捕獲されるか駆除されるべきです。同体格の鳥を捕獲するために使用される標準的な罠が提案されています。捕らえられた生きた標本は個別に輸送され飼鳥園に放出されます。死んだ実例は保存され研究員による解剖のためにサイト██の研究室に搬入されなければなりません。

説明: SCP-1028は生理学、体格、遺伝学の諸相においてムクドリ科(Sturnidae)への包含を指し示される今まで知られていなかったスズメ亜目(Passeri)の種です。発見された全ての実例は鮮明な虹色の羽毛を持ちます。個々の実例の色には均一性はなく、各々に異なる優勢な色によって何人かの人間にSCP-1028が実はいくつかの亜種からなると思わせます。当該種には性的二型は認められません。SCP-1028の実例は彼らの命令のために歌、鳴声、発声の通常の補足を生成します。標本が発生させる鳴声の殆どは他の動物に影響を及ぼさず、多くの人々はそれらを聞くことに心地よさを経験します。

実例の大きな群れの飛行が確認された時、SCP-1028の異常性は最も強く発現します。25以上の実例を含む群れが一同に飛行している時、群れは煌めくように見え観測者に対して眩惑効果をもたらします。この眩惑効果は人間の観測者に限定されるものではなく、同様にイヌ、ネコ、キツネ、および他の捕食者が充分な大きさの群れが通過した際に驚いた様子で行動することが観察されています。

実例によって生成される鋭く甲高い擬攻の鳴声はフロッキングと同様の効果を有します。それは当該地域により多くの実例を呼び出すだけでなく、捕食種に眩惑効果を誘発します。個々の曝露者はそれぞれの鳴き声の強調と光の点滅を観察したと主張します。

実例を見た、あるいは鳴き声を聞いた期間に比例した長さの時間だけ、両形式の眩惑効果の曝露者らは認識改変状態に入ります。

SCP-1028の存在は████████の██で発生した死傷者██名、入院者██名という結果をもたらした大規模な交通事故に際して財団の注意を引きました。目撃者のいずれもが事故を目撃していませんでしたが、しかし全員が色とりどりの鳥の群れを見たと報告しました。ある目撃者とのインタビューが以下に再生されています。

インタビューログ1028-03

回答者: SCP-1028の群れの目撃者

質問者: ███████博士

序: SCP-1028に対する財団の注意を喚起した生き残った群れの目撃者の1人。

<ログ開始>

███████博士: 我々があなたを見つけた████で、午後に何が起こったかについて、あなたは私に教えることができますか?

被験者: えと、私は通りを歩いていたんですよね。そこで不意に、あの大きな鳥の群れが頭上を飛んで行ったんです。彼らは見事でした!誓って言います、思い付く限りの全ての色がそこにありました。彼らは光の中で揺らめいたり煌めいたりして見えました。しばらく経って彼らは眩いくらいになりました、眺めるのは苦労しました。でも、私はじっと見つめることをやめられなかったんです。

███████博士: 次に何が起こりましたか?

被験者: (不安げにはにかむ) 話しても信じてもらえないでしょうね。

███████博士: 私は受け入れますよ。本当に次に何が起こったのかを聞きたいのです。

被験者: 突然の閃光がありました。そして、私が自分の周囲を見回した時、何もかも消え失せていました。

███████博士: 消え失せた? 説明をお願いします。

被験者: 建物は残っていたし、駐められている車もです。しかし、通りで走らせている人は誰もいませんでした。誰もいなかったのです、周り全て。そして、建物と車……ですか? それらの上には植物が生い茂っていたんです。あのように、葛や蔦が全てを覆い尽くす方法をあなたは知っていますか? さて、話はそんなもんです。ああでも、植物は奇妙でした。

███████博士: それはどういった意味です?

被験者: 色は、ええと、不適切でした。

███████博士: できれば、より詳細に踏み込んで。

被験者: (不安げにはにかむ) 葉が緑ではなかったのです。それらは青であったか、紫でした。これらの花のようなものがついていました。いや、それらはタンポポの綿毛に似ていました、ああでも、籠のほうが近かったかな。わかってます、それはおかしく聞こえるし、さもなきゃ私が薬のフラッシュバックか何かにかかったようなものです。でも、本当のことで、私はちょっと近場でさまよって、それでも完全に一人だったし、これらの奇妙な植物は全ての上で成長してた。だけど、しばらくすると人々や物が戻ってきて姿を見せ始めたんです。そして突然、私はこのとんでもない交通事故があったのを見ました。車はぶち壊され、人々はぶち当たって、至る所が大混乱でした。

███████博士: それで、あなたはその経験をどう思いましたか?

被験者: 幸運でした。私は通りを彷徨ってはいませんでしたから。

<ログ終了>

結: 被験者はクラスB記憶処理を施され、解放されました。

補遺01: SCP-1028の実例が長期間の苦痛を受けると苦しむ動物の周辺にひとつ以上の異常な色の植物相の芽が出現し成長を始めることが示されました。出現した芽が如何なる種に似ているかに関わらず全ては葛(Pueraria lobata)のそれと同様の速度で成長します。標本の二つの効果にさらされその副産物を目にした個人は、彼らが影響下にある間に見たものとその新たな植物との間に類似性を主張します。これを考慮し、新たな手順が収容手続きに加えられました。

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