SCP-1035
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元のSCP-1035は向かって右側です。サリー・██████の死後回収されました。向かって左側は█日前に回収されました。外見上の類似点に留意してください。

アイテム番号: SCP-1035

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1035はその性質の調査が行われる間、サイト-19の生物学的物品保管施設に保管されます。[編集済]計画に割り当てられたレベル3の研究員は、Dクラス職員割当申請書を1週間以上前に提出することにより、SCP-1035の研究目的での使用を申請できます。SCP-1035に長時間曝露した物体はクラス2生物災害として扱い、焼却処分してください。

説明: SCP-1035は1枚のピンク色の羊毛製手袋です。おそらく手作りで、幼児が着用するように作られています。家族へのインタビューによると、同じ見た目のもう片方の手袋は発見の█ヶ月前より最近に失われています。その現在の所在、およびSCP-1035と同様の効果があるか否かは分かっていません。SCP-1035がその効果を獲得した正確な日時を特定することは困難ですが、現在入手可能な医療記録から、19██年の2月下旬に最初の効果が始まったと推定されています。

SCP-1035は、当時[データ削除済]の疑いについて調査するために████████記念病院に潜入していた財団諜報員により、初めて財団の注意を引きました。諜報員はその病院内での立場により、サリー・██████が緊急手術中に死亡するのを目撃することになりました。これはSCP-1035への長時間の曝露による記録上の最初の死亡例です。本件に関係する、本児の両親や医療従事者をはじめとする全ての一般人に種々の記憶処理が施され、壊死性筋膜炎の症例に関連するカバーストーリーが流布されました。その後間もなく、エージェント・███████が██████一家から安全にSCP-1035を回収しました。

SCP-1035内部に存在するあらゆる有機質は、その腐敗速度が急激に増大します。SCP-1035への短時間(連続して2時間以内)の曝露は、通常ヒトの健康に対して無害です。これは一般的なヒトの免疫機構がSCP-1035の効果に対抗可能であるためです。目に見える症状はおよそ2時間を超えて曝露したときに生じ、健康上の問題は24時間以内に対象者の死亡がほぼ確実になる程度まで進行します。対象はそれが無生物であるか、ヒト以外の生物であるか、またはどのような健康状態のヒトであるかにより、SCP-1035への曝露時にそれぞれ異なった影響を受け、特に[データ削除済]。SCP-1035の効果に関するより包括的な概要およびSCP-1035に関する実験の総括は、文書1035-█を参照してください。

SCP-1035への曝露は累積し、短時間の曝露を繰り返すことでも死亡し得ます。ヒトがSCP-1035に2時間曝露した場合、完全に健康になるには1週間より長い期間がかかります。
以下の表は文書1035-█の情報を元にした、SCP-1035に影響を受けたヒトの典型的な症状進行の詳細です。

2時間未満の曝露 目に見える効果なし。影響を受けた被験者の白血球の数がわずかに変化する。
2時間から4時間の曝露 被験者は影響部位がわずかに軟らかくなったと報告する。影響部位、特に関節は炎症または腫脹を生じる。影響部位の白血球が激減する。
4時間から6時間の曝露 被験者は影響部位を動かそうとした際の不快感と痛みを報告する。影響部位に周囲より薄い色の小斑点が生じる。これは[データ削除済]結果であると見られている。
6時間から8時間の曝露 影響部位に開放創が生じ、以前からの創傷は著しく悪化する。異常な量の漿液がこれらの創傷から流出する。
8時間から10時間の曝露 被験者は敗血症の症状を呈する。影響部位からその他の部位へ、(おそらく███████████████と見られる)毒素が拡散する。
10時間から██時間の曝露 異常な真菌類の発生が、この段階に到達した被験者の7█%で見られる。この段階では、被験者は免疫機構の不全により非致死的な疾病を発症することがある。
██時間から██時間の曝露 [データ削除済]
24時間を越えての曝露 影響部位がほぼ完全に壊死する。この時点までに、敗血性ショックおよび[データ削除済]の合併症状により被験者はほとんどが死亡する。█名の被験者は医療部門の職員による格別の救命措置によりSCP-1035への曝露の最終段階を██日程度生き延びた。影響部位の切断は、他の部位がSCP-1035の効果を受けることを妨げる手段として有効であった。SCP-1035とSCP-500をはじめとする医療系SCPとの交差試験の要求は却下された。

付記:

補遺: 本稿執筆中に、SCP-1035に類似した性質を有する衣類型オブジェクトが財団エージェントにより新たに█点回収されました。これらはSCPオブジェクトへの分類待ちで、SCP-1035-2から█に指定されます。(元のSCP-1035はSCP-1035-1に再分類されます。)SCP-1035群の性質、応用方法、起源に関する調査を行うために、[編集済]計画が発足されました。

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