SCP-1041-JP
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アイテム番号: SCP-1041-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1041-JP監視指定区域はサイト-8125によって管理され、出現したSCP-1041-JPは速やかに収容されます。収容後はサイト-8125の収容ロッカーに保管してください。担当の機動部隊はSCP-1041-JP内に明記されている地点へと急行し、一般人の保護および使用された兵器群や薬品群を回収してください。大規模事件の発生の際は周辺住民への記憶処理やマスメディアへの情報規制および改ざんを行ってください。

SCP-1041-JPの出現ごとに担当職員、機動部隊員には精神鑑定が行われます。職員に異常が確認された場合は即座に対象を確保し、サイト指定の隔離室へと収容してください。

説明: SCP-1041-JPは██県██市に位置する████団地にて定期的に出現するA4サイズの紙です。SCP-1041-JPに使用されている紙やインク等は日本で流通している通常の市販品であり異常性は見られません。

SCP-1041-JPは毎年の午前11時00分に出現し、████団地駐車場にて年内に1枚だけ確認されます。この出現の原理は未だ解明されておらず、その瞬間も記録できていません。現在、確認されている出現地点には田島 ██氏という人物の自宅があった事が判明しており、199█年に取り壊されたと記録されています。

田島氏に関しては199█年2月4日に急性心筋梗塞で救急搬送されており、その直後に死亡(享年72歳)が確認されています。しかし、田島氏に関するこれ以外の情報は未だ発見できておらず、戸籍情報や出生記録等も抹消されており全体を把握できていません。また、田島氏の死亡時期とSCP-1041-JPが最初に出現した時期が重なる事からも、財団は田島氏の存在がSCP-1041-JPの出現に関与していると予想しており、要注意団体との関わりも視野に入れたうえで調査を継続しています。

SCP-1041-JPの内容は日本全国で発生する凶悪事件の予告状です。対象には主に事件が発生する場所、日時、事件内容などが明記されており、それらの内容の終わりには赤色のインクで記入された「█████」というサインと目玉を模したと思われるシンボルが描かれています。

現在、SCP-1041-JPに明記されていた事件は今までに██件発生しています。これらを防止する試みは財団内部職員による情報操作や妨害、未知の技術を用いた攻撃などにより財団がこれらに関与する事は非常に困難となっています。

SCP-1041-JPに明記されている全ての事件はこれらの事件には一切関係していない筈の一般人によって行われ、財団職員内でもこれの影響を受け妨害工作(情報の改ざん、機動部隊内での戦闘および妨害工作、故意による収容違反等)を行う人間が出現します。また、影響を受けた人間にはSCP-1041-JP内に記入されている█████に対して「忠誠を誓う」という言動も見られ、影響下の人間に対しては何らかの催眠か洗脳が行われていると予想されます。監視実験の結果、これらの影響はSCP-1041-JPの出現と同時に受けていると判明しており、この事からもSCP-1041-JPを書いたと思われる存在(以下、SCP-1041-JP-A)には不特定多数の人間の行動を操作する異常能力があると予想されています。

これらの影響が消失した際には影響に関する全ての記憶が消失し、それに伴い事件概要や発生経緯などの記憶も全て忘失します。また、未知の原理により被害者も同様に事件に関する概要を忘失します。

発生する事件の内容自体に法則性はなく、広範囲の犯罪行為がこれに該当します。現在、██件の犯行阻止に成功、██件の犯行阻止に失敗しており、金銭の強奪などにより███億円の損害が発生しています。しかし、大規模な破壊行為や殺戮行為に発展する事件に関しては前述した記憶の消去が犯行の完遂直前に発生し、結果発生する全ての犯罪行為が途中段階で終了します。

SCP-1041-JP-Aによる催眠、洗脳の正確な影響範囲は判明しておらず、現時点の見解ではこれの範囲に限界は無いと予想されています。また、影響下に置かれている段階での影響の解除方法も確立できていません。

発生した事件のまとめ

日時: 1999/4/2

犯人: 田中 ███ M██・█U███ 吉野 ██

事件概要: 場所は██県██市、██に位置する███銀行。午後1時に3名の犯人が銀行内にて発砲。12名の人質を取り立て籠もった。なお、犯人らが所持していた武器の中にはテスラ装置を模しかつ機関銃に似た形状をした放電装置や超音波発生装置と言った既存の技術を逸脱した装備が確認された。

結果: 犯行グループは現地に停めてあった現金輸送車を強奪し、それに金品と金銭を詰め込んだ上で警察の包囲網を潜り抜け逃走に成功した。しかし、その1時間後、国道███号線の地点で放心状態になっている3名の犯人が発見され即座に確保。犯行前後に関する一切の記憶を忘れており、強奪された金銭は全て消失していた。なお、犯人が確保された瞬間に警察関係者、周辺住民の記憶も同様に消失した。

日時: 2000/10/18

犯人: 岸田 ██

事件概要: 場所は██県██市。当時犯人は5歳から7歳の児童10名を誘拐しSCP-1041-JP-Aが提唱していると思われる思想や理念を再教育するという行為に及んでいた。また、格闘技術や暗殺技術などの教育も同時に行っていた。なお、機動部隊が突入した際にはこれらの技術を習得した児童数名により4名の機動部隊員が負傷した。

結果: 機動部隊が突入しおよそ30分経過した時点で、犯人および誘拐された児童、作戦に参加していた機動部隊員全員が事件発生中の記憶を全て忘失した。その後、援軍として待機していた別動隊を投入し犯人と児童の保護が可能になった。

日時: 2003/3/11

犯人: ██・███ ██・D████

事件概要: 場所は東京、渋谷の███番地下下水道。当時、犯人らは下水道内の3か所に地震発生装置と思われる機械を設置したという犯行声明を発表しており、占拠した██テレビ局のニュース番組を通して都知事に対する行政権利の譲渡を要求した。なお、この要求の20分前に██市にある██山を同様の地震発生装置を使う事で破壊した。

結果: 対応として財団の協力のもと日本政府が要求を飲み権利の譲渡を閣議決定したというカバーストーリーを流布した。その後、犯人が人質を解放しようとした隙に機動部隊が突入。しかし、それと同時に犯人および事件関係者の事件に関する記憶が突如消失し、これにより事件は収束した。なお、崩壊した██山は記憶の消失と同時に復元された。確認されている地震発生装置は機動部隊によって速やかに回収された。

日時: ████/██/█

犯人: [削除済]

事件概要: [削除済]

結果: [編集済]事件関係者、犯人の記憶が消失したことにより事件は収束した。
一時は国が傾いたんだぞ。それが何も無かったかのように元通りだ。こんな腑に落ちないことがあるか。-██博士

日時: 2017/5/9

犯人: ██博士

事件概要: 場所はサイト-81██の研究室。突如、██博士がSCP-████-JPの収容室を解放しようとした。

結果: ██博士が収容室を解放しようとした瞬間に記憶が消失し事態は収束。なお、これが確認されている事件の中で最も小規模で収束した事案であると判明した。

補遺1: 以下はSCP-1041-JPの抜粋です。

補遺2: 2018年█月██日、田島氏の周辺調査を行った結果、頻繁に連絡を取っていた電話番号が明らかとなりました。また、一般人の通報により██県██市██町3丁目█-██にある古民家にて老人の孤独死体が発見され、その地点と財団が突き止めた固定電話のある住所が一致しました。

家屋内部を調査した結果、大量のSCP-1041-JPに明記されていた事件で使用された物と同様の兵器や薬品類が見つかり、SCP-1041-JPの内容と同じ文章が書かれた複数枚のコピー用紙も発見されSCP-1041-JPとの関連が確定されました。

現在も老人の身元は判明しておらず、登録されていた氏名や個人情報も全て偽造された物でした。なお、遺体には██回に及ぶ延命処置と人体改造の痕跡が見られ、死後およそ7年経過している現在でも緩やかに腐敗が進行している状態です。また、一部通常の人間とは異なる身体的特徴も見つかり、異常に発達した犬歯や眉間部分にある第3の眼窩、平均的な成人男性よりも2割ほど肥大化した後頭部などがそれに該当します。この遺体の発見に伴い、SCP-1041-JPの出現頻度の低下が確認されています。

現在、遺体はサイト-8125にて保管されています。

追記: 2018年█月█日、サイト-8125にSCP-1041-JPが出現しました。以下は書かれていた文章の内容です。

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