SCP-105
評価: +3+x
2014-07-18%2022.41.47.jpg

SCP-105-B

アイテム番号: SCP-105

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-105は小型追跡装置を埋め込まれ、現在はサイト17に収容されています。SCP-105は模範的な態度と財団職員への協力を継続したことから、サイト職員として認可されたことに伴い、クラス3(制限付き)の社会的権利を与えられています。SCP-105が個人所有するカメラ(SCP-105-Bとして識別)は、サイト19の高価値アイテム保管施設の金庫に保管の上、施錠してください。一般的な、爆発、化学薬品、生物式、ミーム式による防御機構については、通常の運用手順に従い常に適切に実行されるようにしてください。

O5評議会で過半数の賛成がない限り、いかなる場合においてもSCP-105とSCP-105-Bが接触することのないようにしてください。

説明: SCP-105(かつてはアイリス=トンプソンとして知られる)はヨーロッパ系の女性です。記録によるとSCP-105は████で生まれ、確保された時点では██歳でした。彼女はブロンドの髪に青い目をしており、記録の時点での身長は1.54メートル、体重は50kgでした。彼女はいかなる物理的異常の傾向も見せず、あらゆる点において標準的かつ健康な人間であると観察されます。

SCP-105-Bは1982年製造のポラロイド One Step 600 式カメラです。SCP-105-Bはいかなる物理的異常の傾向も見せず、あらゆる点において標準的なポラロイドカメラであるように観察され、SCP-105以外の人間には通常の使用が可能です。

SCP-105がSCP-105-Bにより撮影された写真を所持している場合、写真は静止した画像から当該の場所のリアルタイムの映像へと変質します。加えてSCP-105は、写真が撮影された本来の地点から手の届く範囲において、写真を通して物質に接触すること、操作することが可能です。この操作を見た人物は、肉体から離れた女性の手(SCP-105の手と特定されている)が目に見えない穴からのびて、指示された動作を行ったと報告しています。

SCP-105-Bと前述のカメラで撮影された写真は、他の人間が使用する場合には異常な特性を示しません。SCP-105も同様に、他のカメラ、および他のカメラで撮影した写真(SCP-105-Bと同じ構造で同じモデルのカメラを含む)、その他の装置に関しては、特異な能力を示しません。

補遺1: 収容の経緯: SCP-105は彼女のボーイフレンドが殺害された事件の直後に財団の注意をひきました。SCP-105は、被害者が殺害された時、彼女は彼と電話をしていた、彼の側へ急いで行こうとしていたと主張しました。しかし通話記録は彼女の説明と一致しておらず、そのために彼女は殺人事件の重要参考人となりました。その際SCP-105は彼女の弁護士に対して、ボーイフレンドとともに彼女が数日前に撮影した写真を通し、彼女が実際に目撃したことを伝えました。当該の弁護士はそのストーリーを無視し、対象に対して罪を認めるよう勧めました。対象はそれを拒絶しその後第一級殺人で有罪、死刑判決が下りました。

対象は当初Dクラス獲得計画の一環として死刑囚房から補充されました。しかし彼女の能力を検証する間、特別封じ込め処置に移されることになりました。財団職員はSCP-105-BをSCP105の自宅より回収し(同一モデルのカメラとすり替えられた)、それを彼女に返還しました。さらなる検証によりSCP-105の異常な能力が確認されたためサイト17へ移設、SCP-105として登録されました。

補遺2:インタビューログ105-08-4426より抜粋、日付██/██/████

<記録開始>

█████博士: 誕生日と出生地、名前を手短に紹介してください。
SCP-105:わかりました…わたしの名前はアイリス・トンプソン、アリゾナのフェニックスで████年の5月12日に生まれました。
█████博士: ありがとう。でははじめの質問、自身の能力に気がついたのはいつ頃ですか?
SCP-105: はっきり覚えてないけど、たしか10才か11才だったと思う。でも海の写真をながめていた時に波が動き始めたのは覚えているわ。
█████博士: ご両親に話した時はどのような反応が返ってきましたか?
SCP-105: 親は私の想像力が豊かすぎると言うだけだった。
█████博士:写真を通じて物体を動かせる能力はいつ発見しましたか?
SCP-105: 12才のときです。家族とグランドキャニオンを旅行したあと、わたしはふと小さな石を押してみたの。それからわたしは写真に夢中になったわ。どこでも写真を撮って、それでね、13才の
誕生日なんだけど、わたしは…
█████博士: (話をさえぎって)質問にだけ答えていただけますか。
SCP-105: ごめんなさい。
█████博士: 一度に何回写真を撮影しますか?
SCP-105:10回ぐらいかな、でも、できるならもっと撮りたいわ。
█████博士: アイリス、私がなぜあなたにこのような質問をしているかわかりますか?
SCP-105:いいえ。
█████博士: 私たちは特別な計画を準備しています。もしそれがうまくいけば、あなたはサイトを離れて、外の世界を出歩くことが許可されるでしょう。その見返りとして、我々はあなたにほんのいくつかのことをお願いしたい。理解してもらえましたか?

<記録終了>

補遺3:機動部隊Ω-7における貢献歴:

アイリスはパンドラボックス・イニシアチブのもとで機動部隊Ω-7に編入された2番目の人物でした。チームアベルが攻撃および捕獲作戦を目的に編成されたのとは異なり、チームアイリスは調査と情報収集を最優先任務として課されていました。チームアイリスはバウ委員会と協力して20以上の任務を遂行し、すべての指標はこれらの任務がすみやかに、重大な違反なく行われたことを示しています。

SCP-105に関する初の懲戒事件は、チームアイリスの任務が調査から暗殺へ拡大したことと関係しています。

SCP-105はその行動が”世界平和に対する多大な貢献”となるであろうということをバウ委員会のメンバーが説明したにもかかわらず、彼女の能力を暗殺の実行に使用する事について猛烈に反対しました1

SCP-105は精神的に苦しみ、財団職員を騙して彼女の異常な能力が消失したように信じさせようとしました。その後、それは虚偽であることが財団のエージェントにより明らかにされました。D███████博士が財団管理下からの彼女の逃亡を幇助した際、当該エージェントはSCP-105を捕獲しました。

パンドラボックス・イニシアチブが終了した後、機動部隊Ω-7の全チームは解散しSCP-105はサイト17へ戻されました。彼女が示すセキュリティ上のリスクのため、彼女は今後SCP-105-Bとの接触を許されません。

機動部隊Ω-7のさらなる情報については記録情報セキュリティ管理部により封印されています。

記録情報セキュリティ管理部 ██████ ███長官

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。