SCP-1054
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アイテム番号: SCP-1054

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1054は3×3×3mの大きさの鋼鉄被膜がなされた部屋に保管すべきです。実験を行うとき以外は常に収容室を密閉してください。収容室に通じる鋼鉄製の扉は気密なものにすべきです。これは、人工芝が扉の外に「生え」てこないようにするためです。

説明: SCP-1054はセラミック製の園芸用のノームの像です。その高さは32cm、横幅は14cmです。SCP-1054は白いあごひげを生やし、赤い帽子を被った外見をしています。さらには、中身の分からない袋に座り、フルートに似た木製の楽器を吹きつつ、踊っているような姿勢をとった形状をしています。SCP-1054の土台には『「園芸用」ノーム像』と濃い黒色のペンで書かれています。注意すべきことは、『「園芸用」』という言葉が鉤括弧で囲まれていることです。

SCP-1054の効力は、SCP-1054を同じ場所に1時間以上置いたときに顕著になります。約63分経過すると、プラスチック製の緑色の「葉」、つまりは人工芝がSCP-1054の土台の周囲の地面から「生え」始めます。この現象はSCP-1054の置かれた場所の表面でならどこにでも発生します。この「芝生」は30秒間に1cm²の割合で全方向に広がります。「芝生」は壁や物体があるところまで広がり、その場所で停止します。「芝生」の広がっている場所に物体が置かれていると、芝生は単にその周囲に生えるだけで、物体の下のところは芝生が生えずに残ります。物体が取り除かれ、SCP-1054がその場所に置かれたままになっていると、芝生は物体があった場所にも生えてきます。ときには地面からプラスチック製の花や木、その他の植物が生えることもあります。

時折、「芝生」が生えるときに、意識をもった生物 (SCP-1054-1とする) も生えてくることがあります。SCP-1054-1は多くの種類の形態で出現しますが、どれも普通の庭園の装飾品の形状をしています。既知のSCP-1054-1の形態には次のものを含みます。

  • プラスチック製のピンク色のフラミンゴ。この実体には脚の代わりに細い棒があり、それが地面に突き刺さっていることに注意してください。この実体は「歩行」することができませんが、羽や首、嘴は完全に動かすことができます。
  • ノームの石像。これらの実体の見た目や服装は様々ですが、SCP-1054と同じ外見のものは存在しません。
  • 穴を掘る犬。この実体は犬の外見をしており、上半身が地面に埋まっています。この実体は後ろ足と尻尾を動かすことができますが、その実体が出現した場所から移動することができません。
  • 小鳥の水浴び用の水盤。この実体は大理石でできており、縁には5cmの高さの鳥の外見をした実体がとまっています。これらの鳥の外見をした実体は飛行することができますが、水盤の周囲にとどまりたがるようで、水盤から離されると動揺します。

補遺: ノームの石像のSCP-1054-1は出現してから長時間が経過すると、様々な材料でできた家屋や小屋を建て始めます。この材料はすべて、ノームの石像とともに時折生えてくる袋から取り出されたものです。これらの実体は他のノームの石像の実体との交流や建造物の建築、その他の仕事などの日常生活をして過ごしているように見られます。約5時間ごとにすべてのノームの石像の実体はSCP-1054の前に集合し、SCP-1054へ祈ったり、礼拝をしたりといった宗教的な儀式を行います。

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