SCP-1109-RU
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scp-1109-ru

実験中にSCP-1109-RUから取り外されたマスク

アイテム番号: SCP-1109-RU

オブジェクトクラス Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1109は3x3mで高さ2m以上の収容室に収容されなくてはなりません。室内の壁や床はコンクリートでできていて、厚さ2mm以上の銅板で覆われている必要があります。正面入り口は隙間を残さずしっかりと閉めてください。部屋の中央には、オブジェクトを置くための床に溶接された金属製の椅子を配置する必要があります。天井の下の角には、プレキシガラスで保護された監視カメラを設置する必要があります。

実験の条件によって規定されていない場合、収容室になにか物を残しておくことは禁じられています。ドアには、常に資格を持った武装警備員が居なくてはなりません。警備員の交代は6時間ごとに行われます。

説明: SCP-1109-RUは、身長に比べて極度に痩せた男を形作ったぬいぐるみのような物体です。その外皮は、日焼けした人間の肌でできています。オブジェクトの質量は12.7kg、高さは82cmです。内臓は藁とリネンで構成されており、材料の分析では異常は確認されませんでした。ルネサンス様式のカーニバルマスクが頭部に設置されています。その下には顔が無く、滑らかな皮膚のみが存在します。頭部には、異なる色(茶色と緑色)の人間の目が縫い付けられています。DNA鑑定に寄れば、目は両方同一人物のものであるとの結果が出ています。

オブジェクトは、少なくとも半径10m以内に意識のある人間が居る場合、生命活動の兆候を示しません。指定された半径内に人が居ない場合、またはそこにいる人物が睡眠中もしくは意識不明の場合には、オブジェクトは動き出します。範囲内で眠っている対象者は通常深い眠りに落ち、ピエロやアクロバットなどを行う様々なサーカスの夢を見ることになります。サーカスは、眠っている人が実際に見たことのあるものが再現されることは注目に値します。もしそのような経験がない場合、夢の中での演出は他の段階で行われます。

活動中、SCP-1109-RUは不自然な動き方をします。一般的な操り人形に似た動き方です。活動期間中、オブジェクトは部屋の中を歩き回り、利用可能なすべての物体を手に取り、それらを分解または破壊して得られた材料から様々な装置を収集し、非常に工夫された狡猾なトラップを作成します。この点でオブジェクトは論理的思考ができると仮定することができますが、現時点では交信が成立したケースは報告されていません。接触を確立するためのすべての試み(視覚的、および音声的なもの)は、すべてオブジェクトに無視され続けています。

SCP-1109-RUからマスクを取り除こうとしている時にインシデント1109-Aが発生し、その結果室内に居たすべての職員が死亡しました。

このオブジェクトは、1994年にフランスの[編集済]市で発見されました。オブジェクトは建物の地下にあり、壁に隠された秘密の隙間にレンガで守られて保管されていました。発見後、発見者はオブジェクトを地元の博物館に寄贈しました。その後数ヶ月の間に異常なほど多くの事故が記録され、様々な損害が与えられ、報道機関はこれをポルターガイストであると報道しました。これは出張に来ていた財団職員の関心を集め、その後エージェントが調査を行いました。オブジェクトの特性上、確保、およびゾーン7への移送は容易なものでした。

インシデント1109-А: 実験の際、Dクラス職員3名(D516-3、D-516-4およびD-516-6)と、別室内にセキュリティクリアランス2の職員がいました。D-516-4がSCP-1109-RUからマスクを外そうとした際、オブジェクトは低周波数の音波パルスを発し、10-15m以内に居たすべての職員が意識を失い、その後オブジェクトは活性化状態となりました。オブジェクトは研究者からボールペンを奪い取るとそれで目を指し、D-516-4に歩み寄り、指を折り目を突き刺しました。D-516-3は、同じペンによって耳の開口部を介して脳を損傷させられた結果、死亡しました。SCP-1109-RUはD-516-6に近付き、口を開いて手を咽頭に入れ、続いて[データ削除済]を行い犠牲者の腹腔を破裂させました。監視カメラのレンズが血液で染まっていることを利用し、物体はD-516-6の内臓からトラップを構築し、最初に収容室へ到着した警備員に肋骨片を発射し負傷させました。

補遺1109-001: Dクラス職員の居住施設にSCP-1109-RUを設置し、一連の実験を行いました。結果については、実験記録1109-RUを参照してください。

補遺1109-002: インシデント1109-Aの後、機械装置を利用して、1109-RUからマスクを除去する別の実験が行われ、これは成功しました。対象物は再び低周波音のパルスを放出したにもかかわらず、他の活動兆候は認められませんでした。職員に負傷者は出ませんでした。

実験が終わってから約10時間後、マスクから8km居ないに居るすべての睡眠中の人間は、1109-RUによる恐ろしい悪夢を見ました。夢の中でオブジェクトはあらゆる方法で犠牲者を拷問し、「盗まれたもの」を探していました。このプロセスは物理的損傷をもたらしはしませんでしたが、心理的および精神的状態への影響は非常に顕著であり、神経衰弱および様々な恐怖、そして妄想をもたらしました。ゾーン管理者は、外してから54時間後、オブジェクトにマスクを戻すことを決定しました。この直後、1109-RUの夢への登場はすべて停止しました(通常の半径10m以内の場合を除く)。

SCP-1109-RUによって実験中に配置されたトラップのリストの抜粋:

- ガラス片の仕込まれた電動歯ブラシ
- 靴や衣服の中に、鋭利なものを仕込む
- 使用時に極端に危険なものとなるよう改造された電気機器および機械設備
- 機械的な物品から外したナット、ねじ、ボルトなどを発射する、クロスボウのような機器
- さまざまな化学物質を食品に添加する
- 配線を露出させ、他の胴体を使って電流を被害者に伝達するもの。胴体には、水や金属、被害者の身体などが利用された
- 調理用ストーブ、および暖房システムの近くに、可燃性のあるもの、および可燃物質を配置する
- 鋭い角のある階段や家具に、肌荒れ用のオイルを塗る
- 段差、手すり、工具要れ、その他の表面を油性物質によって潤滑にする
- 高所から物体が落下するようなトラップをしかける

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