SCP-1122-JP
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SCP-1122-JP.jpg

エリア-8123内の"神域"。この奥にSCP-1122-JP-Aが保管されている

アイテム番号: SCP-1122-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1122-JPはサイト-8141の標準人型収容室に1人ずつ収容されています。収容にあたっての注意点は特にありませんが、SCP-1122-JPが死亡した場合、対応するSCP-1122-JP-Aが適切に処分されることを確認してください。また、これと並行して全国の中学校を監視し、イベント1122-JP発生の捕捉、およびSCP-1122-JP-Bと仮定される存在への接触を試みてください。ただし、イベント1122-JPの発生および進行を阻害してはいけません。イベント1122-JP終了後、新たなSCP-1122-JP-Aの出現を確認し、対応するSCP-1122-JPの収容を行ってください。その際、死亡したSCP-1122-JPの分類番号は新たなSCP-1122-JPおよびSCP-1122-JP-Aに割り当てられます。

SCP-1122-JP-Aは移動が不適切と判断されたため、エリア-8123に現状のまま保管し、その管理は財団の指定する人物に委託されています。現在、委託者は財団に対して協力的ですが、非協力的な態度をとった場合は拘束し、以後、セキュリティクリアランスレベル4/1122-JP以上を有する財団職員が管理を行います。

なお、これらのプロトコルは暫定のものである点に留意してください。

説明: SCP-1122-JPは満15歳以上の日本国籍のモンゴロイド男性99人です(SCP-1122-JP-1〜99と指定)。SCP-1122-JPの心臓があるべき部分は空洞となっています。外科手術によって空洞内部を探る試みは、不明な反発力が働くために失敗します。動脈血は空洞から出現して全身へ運ばれ、静脈血が空洞内へ入ると消失します。SCP-1122-JPに自覚症状は無く、全ての生命活動に異常はありません。

SCP-1122-JP-A-1〜99は15x10x10cmの木箱です。SCP-1122-JP-Aは、SCP-1122-JPが生存している限りは常に活性化状態にあると考えられます。活性化状態のSCP-1122-JP-Aの内容物を確認する試みは、収容上の理由から現在まで行われていません。SCP-1122-JP-Bは、SCP-1122-JPおよびSCP-1122-JP-Aの発生に関連して出現するとみられる、10代前半のモンゴロイド女性の見た目を有する存在です。現在まで、財団はその出現の観測に成功していません。

財団が発見した最初のSCP-1122-JPは198█年、神奈川県に住んでいた当時30代の男性です。男性が人間ドックを受診した際、胸部CT写真に心臓が写っていなかったことから異常性が発覚しました。以後、財団は5人のSCP-1122-JP(SCP-1122-JP-1~5)を収容しましたが、その発生原因は長らく不明のままでした。研究に大きな進展があったのは201█年、財団フロント企業が██μm大の超小型GPS発信機を開発したことによります。4人のSCP-1122-JP(SCP-1122-JP-3は既に死亡)に発信機を注射し血流を追跡したところ、全ての実験において██県██市内の同一座標に反応が転移しました。この座標は████神社の境内にあたる場所で、財団エージェントが境内の捜索を試みたところ、SCP-1122-JP-Aの存在が判明しました。以下はその際、████神社の宮司に対して行ったインタビューの記録です。

全SCP-1122-JPの収容後、その発生の背景、特に█████が行っていたとされる「呪術」との関連を探るため、SCP-1122-JP-3にインタビューを行いました。以下はその記録です。

補遺: 財団が保管している旧蒐集院の資料に、████神社の宮司が「災厄」と呼ぶ存在についての記述が発見されました。それによれば、「災厄」の正体は[編集済]であり、194█年に発生しかけたごく部分的な「災厄」による被害は[編集済]とのことです。また、宮司が言及した█████という名称は旧蒐集院が使用した偽名の一つであることも判明しています。SCP-1122-JPの発生の抑止、すなわちイベント1122-JPの阻害がSCP-1122-JP-Aの不足を招き、それによって「災厄」が引き起こされる可能性が非常に高い点、および予想される被害の甚大さという点に鑑み、当面の間、現行の収容プロトコルを維持することが妥当と判断されました。「災厄」へのより有効かつ永続的な封じ込めが確立され次第、収容プロトコルは改訂されます。

なお、今日、全国に広まっている「卒業式の日に好きな人の第2ボタンを貰う風習」とイベント1122-JPの関連については継続調査中です。

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