SCP-1146-JP
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アイテム番号: SCP-1146-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 日本の録画放送タイプのバラエティー番組の映像には、記憶修復エージェントが映像全体に断続的に挿入されます。本放送終了後、財団編集版の映像は放送局より回収され、未編集版の映像に差し替えられます。

なお、SCP-1146-JPにより改変される部分に挿入されていた記憶修復エージェントは除去されます。そのため、SCP-1146-JPの存在を認知している人物の捜索・特定は並行して行われます。特定完了後、人物を追跡してBクラス記憶処理を行います。

SCP-1146-JP発生の記録は財団内部でのみ行われます。サイト-8181にエージェント除去装置を施した電波受信機を設置し、放送されるすべてのバラエティー番組を記録することにより、SCP-1146-JPの発生を確認します。SCP-1146-JPから入手した情報は財団中枢情報室へ伝達され、財団の被害回避のための参考資料として活用されます。

説明: SCP-1146-JPは、日本国内の録画放送にて発生する現象です。出演者の芸の披露を主体とする、またはその限定的なコーナーを持つバラエティー番組1において、SCP-1146-JPは発生します。SCP-1146-JPはテレビ番組の他、インターネット配信番組でも確認されていますが、芸の披露後に出演者がトークをする形式の番組での発生は確認できていません。

SCP-1146-JPでは、出演する1組のグループの映像が、放送予定とは全く異なる内容に改変されて放送されます。SCP-1146-JPの映像では2体の人型実体(SCP-1146-JP-A、SCP-1146-JP-B)が登場し、差し替えられた映像の長さに応じた時間の漫才を行う様子が確認されています。このとき、画面上の編集効果や他の出演者の行動はSCP-1146-JPに適応したものに変化しています。これらの改変は放送段階で発生しますが、SCP-1146-JPの違和感の除去などの認識改変は作動していないため、改変は映像そのものだけに発生していると考えられます。

登場する人型実体の特徴
番号 外観 言動
SCP-1146-JP-A スーツを着用した、パーマがかった髪型をしている髭の濃いアジア系男性。人間の耳が存在せず、頭部にウシ科(Bovidae)の角と耳がある。推定年齢30代。 自身を『くだん2と称する。使用言語は日本語。漫才のボケを担当。立ち位置は左。
SCP-1146-JP-B ローブを被った黒い長髪のヨーロッパ系白人女性。目が重度に充血している。推定年齢20代後半~30代前半。 自身を『bansheeバンシー3と称する。使用言語は日本語(2007/6/██追記: ケルト語の使用を確認)。漫才のツッコミを担当。立ち位置は右。

SCP-1146-JP-AとSCP-1146-JP-Bの漫才では、大規模な事故・災害や戦争の発生、政治的・経済的・文化的に重要度の高い人物の直近の死が言及されます。漫才の内容の多くはそれらを揶揄し風刺するものとなっています。漫才で言及された事象は、SCP-1146-JP発生後の数日中に高確率で的中します。
しかし、財団が言及された事象の妨害を試みた際、事象の未発生または被害の著しい減少が確認されており、SCP-1146-JPに未来確定能力はないものと考えられます。

補遺: 2007/6/██、発生したSCP-1146-JPがこれまでの事例とは異なる進行を見せました。具体的な相違点は以下の通りです。

  • 会話内容が漫才ではない
  • SCP-1146-JP-Bがケルト語を使用する
  • 他の出演者の様子が、総じて表情が笑顔のまま固定された状態である

なお、この事例以降、SCP-1146-JPの発生は確認できていません。

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