SCP-116-KO
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アイテム番号: SCP-116-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-116-KOは財団が買い取り所有します。SCP-116-KOの周りに設置された監視カメラで人員の接近を監視しなければなりません。警備員達はSCP-116-KOのすぐ右側の住宅で常時待機します。SCP-116-KO-Aをインターネットに繋がる行為は保安のため禁じられており、オブジェクトと繋げるすべての電子機器は実験前に保安検査を受けなければなりません。実験以外の目的でSCP-116-KOを使用しようとする場合当変則オブジェクト担当官に相談してください。実験中Dクラス職員を除く人員はSCP-116-KOの外側にいなければなりません。SCP-116-KO-Aは遠隔で操作します。

説明: SCP-116-KOはアメリカ合衆国ケンタッキー州所在の二階建ての木造住宅です。オブジェクトの変則性はリビングとベッドルームを含む13個の部屋1に適用されます。SCP-116-KOの多目的室-1には████社販売のデスクトップコンピューター(SCP-116-KO-A)が設置されており、これはWindows10のOSが設置された通常のパソコンと外見上一致しています。当コンピューターには「Hドライブ」と呼ばれるHDD ストレージが存在し、このドライブにはデスクトップを含むすべてのフォルダーとファイルが存在します。

SCP-116-KO-AのデスクトップにはSCP-116-KOのすべての部屋とその他の場所の名前を持つ13個のフォルダーが存在しており、各フォルダーには実際にそのフォルダーの名前を持つ場所内に位置するすべての物体と人員の名前をしたファイルが存在します。即ち、SCP-116-KOの部屋に何らかの物体や人員が出入りするとSCP-116-KO-Aのフォルダーの中のファイルもそれに合わせて再配置されます。SCP-116-KO-Aのデスクトップのすべてのファイルのサイズは実際その物体がSCP-116-KOの内で持つ体積に比例し、同じく各フォルダーの最大容量はその部屋の広さに比例します。

SCP-116-KO-Aは外付けストレージとの連結が可能で、これによって様々なプログラムの設置やファイルの移動ができます。SCP-116-KO-Aに設置されたプログラムによる各ファイルの編集や実行、またはコンピューターそのものの設定の変更はSCP-116-KOの内に実在する物体と人員に影響を及ぼすことができます。例えばSCP-116-KO-Aの「リビング」フォルダーの「器」ファイルを永久削除するとSCP-116-KOの「リビング」に実在する器が消滅します。ただしデスクトップに存在する既存のフォルダーの削除または新たなフォルダーの生成はSCP-116-KO-Aの強制終了を招きます。

SCP-116-KOは本来1998年建ての民間人所有の建物でしたが、持ち主の倒産によって放置されました。その以後GOI-004C2所属の人員が当建物をオンラインで買い取り、民間人の設置業者を通じてSCP-116-KO-Aを設置し変則的改造を行いました。それからGOI-004Cの人員はSCP-116-KOを遠隔操作し変則的現象を発生させました。建物内で発生する様々な奇異現象を周りの住民が警察に通報し、直ちに財団が関連情報を入手してから当建物を占拠しました。当時SCP-116-KOの内には人員は一切なく、GOI-004CがSCP-116-KO-Aをオンラインで操作したことを把握してからインターネットの接続を切りました。内部で見つけた文書によるとSCP-116-KOはGOI-004Cの大規模プロジェクトのプロトタイプであり、これはSCP-116-KOの内で適用される変則性を他の地域に与え広げるためだと見られます。

補遺: SCP-116-KO実験記録

実験申請者: ██博士

実験対象: 「リビング」フォルダーの「ソファー.dat」ファイル

実験内容: 「ソファー.dat」ファイルを「リビング」フォルダーから「多目的室‐2」に移動した。

実験結果: SCP-116-KOのリビングに存在したソファーが多目的室‐2に移動した。

実験申請者: ██博士

実験対象: 「D-1240.dat」ファイル、D-1240

実験内容: 「D-1240.dat」ファイルをコピーし同じフォルダーにペーストした。

実験結果: 「D-1240-1.dat」ファイルが生成され、SCP-116-KOのリビングにD-1240と同じ人員が生成された。ただし新たに生成された人員は自分の番号を「1240」ではなく「1240-1」だと認識していた。

実験申請者: ██博士

実験対象: 「D-1240.dat」ファイル、D-1240

実験内容: 「D-1240.dat」を削除してから、ゴミ箱から復元した。

実験結果: D-1240がしばらくの間リビングから消失。ゴミ箱から復元すると元に戻って、「天が見えないでかいドラム缶に封じ込められていた」と証言した。

実験申請者: ██博士

実験対象: 「D-1240.dat」ファイル、D-1240

実験内容: 「D-1240.dat」ファイルを7-zipプログラムで圧縮し解凍した。

実験結果: 「D-1240.dat」ファイルが「D-1240.7z」ファイルに変わり容量が減少。D-1240は[データ削除済み]。当人員は[データ削除済み]にも関わらず解凍するまで生きており、その後深刻なPTSDに施された。

実験申請者: ██博士

実験対象: 「D-1240.dat」ファイル、D-1240

実験内容: 「D-1240.dat」ファイルの形式を「7z」に変更し、解凍してから圧縮した。

実験結果: ファイル形式の変更はファイルとD-1240に影響を及ぼさなかった。その後[データ削除済み]、 [編集済み]、[編集済み]、[編集済み]等が生成され、[データ削除済み]にも関わらず機能を続いた。ファイルを圧縮すると元のD-1240に戻り、その後前より深刻なPTSDに施された。

実験申請者: ██博士

実験対象: 「D-1240.7z」ファイル、D-1240

実験内容: 「D-1240.7z」の形式を「jpg」に変更し、イメージ編集ツールでの編集を試みた。

実験結果: 「D-1240.jpg」を開けるとD-1240の全身写真が出力された。当イメージをカットすると実際の身体も切断され、追加の色を塗ると肌に単色の染料が残った。D-1240は出血過多で死亡した。

メモ: ██博士、D-1240に何らかの恨みでもありますか?不必要な非倫理的行為は懲戒の対象になることに気をつけてください。 -倫理委員会所属████

実験申請者: ███博士

実験対象: 「D-2201.dat」ファイル、D-2201

実験内容: 「D-2201.dat」ファイルの形式を「mp3」に変更してから再生した。

実験結果: 長さおよそ23年█ヶ月分の音楽ファイルが再生された。これはD-2201の現在年齢と一致し、今まで対象が言ったか聞いたすべての音が録音されたと把握された。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「D-2201.dat」、「D-2202.dat」、D-2201、D-2202

実験内容: SCP-116-KO-Aの日付設定を2017/09/20から2017/10/20に変更した。D-2201には現在の日付を正確に周知させ、D-2202には記憶処理によって現在の日付を忘れさせた。

実験結果: D-2201に現在の日付を聞くと2017年10月20日と答えた。D-2202は日付がわからないと答えた。

メモ: 当実験中コンピューターの操作のため多目的室-1に勤めていたエージェント███も変則的影響を受けました。これからの実験は保安検査を受けた遠隔操作機器によって行うことにします。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「D-2201.dat」、「D-2202.dat」、D-2201、D-2202

実験内容: SCP-116-KO-Aの日付設定を2017/09/20から2200/09/20に変更した。D-2201には現在の日付を正確に周知させ、D-2202には記憶処理によって現在の日付を忘れさせた。

実験結果: D-2201に現在の日付を聞くと慌ててどうやって自分が未来へ来たか反問された。D-2202は変化なし。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「懐中電灯.dat」、懐中電灯1個

実験内容: 「懐中電灯.dat」の形式を「exe」に変更し実行した。

実験結果: ボタンが一つあるインスタンスが出力された。インスタンスのボタンを押すと懐中電灯のON/OFFが調整された。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「D-2201.dat」、D-2201

実験内容: 「D-2201.dat」の形式を「exe」に変更し実行した。

実験結果: D-2201の現在の視野を現すインスタンスが出力され、D-2201をW、A、S、D、スペースキーで操作できた。「/」キーを押すとコンソール入力欄が出力されたが、どんなコマンド効果を持つかは判明できなかった。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「D-2201.dat」、「D-2202.dat」、D-2201、D-2202

実験内容: SCP-116-KO-Aの国家設定をアメリカから日本に変更した。D-2201にはSCP-116-KOの所在をアメリカで知らせており、D-2202には逆にSCP-116-KOの所在を日本で知らされた。

実験結果: D-2201は自分が日本にいるようだと証言した。D-2202は自分がアメリカにいるようだと証言した。

実験申請者: ██████ ████博士

実験対象: SCP-500、「SCP-500.dat」ファイル

実験内容: 「SCP-500.dat」ファイルをコピーした。

実験結果: ファイルのコピーの最中SCP-116-KO-Aが強制終了された。SCP-500の不完全複製品が生成されたが、病気の治療効果はあまり強くなかった。

実験申請者: ██████ ████博士

実験対象: 「D-9877.dat」、D-9877。D-9877は喫煙による末期癌患者である。

実験内容: D-9877を全身麻酔し、「D-9877.dat」の形式を「7z」に変更してから解凍した。それからSAV3を利用し解凍で生成されたファイルを検知してから圧縮した。

実験結果: SAVの検知結果「脳.dat」、「肺.dat」、「気道.dat」からウイルスコードが検知された。コードを除去してからファイルを圧縮し、D-9877の肺癌が完全に治療されたことを把握した。喫煙の中毒現象も除去されたと見える。

実験申請者: ███博士

実験対象: 「多目的室-1」フォルダー

実験内容: 「多目的室-1」フォルダーを隠しフォルダーに変更した。

実験結果: 多目的室-1への扉が見えなくなった。ただし見えないドアノブを握り開けると同じく部屋への出入りができた。

実験申請者: ████博士

実験対象: 「D-1202.dat」、D-1202、1980年代のポップソングを保存したmp3ファイル

実験内容: 「D-1202.dat」の形式を「exe」に変更し、ポップソングを保存したmp3ファイルの「プログラムから開く」メニューで「D-1202.exe」を指定し実行した。

実験結果: 以前の実験と同じくD-1202の視野を現すインスタンスが出力され、同時にD-1202がmp3ファイルに保存されていた曲を歌い始めた。曲の歌詞と拍子は元の曲に一致していたが音程までは一致されなかった。D-1202は自分が歌いだしたことに何らかの疑問も持たず、頑張って歌ったと証言した。

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